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宮島の概要

 2016/05/25 宮島・厳島神社
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宮島の正式な名称は厳島と言いますが、昔から「安芸の宮島」と呼ばれて親しまれています。

宮島は広島県の西部、広島市の西南の廿日市市の位置になり、広島湾に浮かぶ周囲が約30kmほどの島となります。

島の北部には標高535mの弥山(みせん)と呼ばれる山があり、島全体が手つかずの原始林となっています。

本州とは、一番狭い大野瀬戸で500m程の距離になりますが、橋は掛かっておらず島に渡るには連絡船を利用します。

その弥山の麓の海上に厳島神社があり、1400年余りの歴史を持っています。

また宮島は、その景観の美しさから、松島、天橋立と共に日本三景のひとつとなっています。

また厳島、厳島神社、大鳥居は、1996年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。

 

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神が宿る厳島

宮島は、太古からから弥山や島全体に霊気が感じられたことから神が宿る島とされ、島全体が崇拝の対象となっていました。

また島自体が神であるとも考えられ、厳島は古代には人が住むことを許されない神聖な神の島とされていました。

その為、島全体の美しい自然がそのまま残されています。

青い綺麗な瀬戸内海、緑の美しい山、そしてその中に佇む美しい朱塗りの厳島神社。

自然の美しさの中に、平安の朱塗りの寝殿造りの神社が一体化したみごとな景観を作り上げています。

 

厳島は、元は「伊都岐島」と書かれており、神をまつる聖なる島を表しており、神が宿るとされている島をご神体として崇めていました。

厳島神社は、今からさかのぼること約1400年余り前の593年に、佐伯鞍職(さえきくらもと)により現在の場所に創建されたと伝えられています。

 

厳島神社の所在地は、広島県廿日市市宮島町になりますが、広島湾に浮かぶ厳島(宮島)の海の中にある神社としてその名が知られています。

宮島に渡るには、対岸の廿日市市の宮島口からフェリーに乗り約10分程の距離となりますが、フェリー乗り場からも見えますが、島に近づくにつれまずは大きな朱塗りの大鳥居が目に入ってきます。

そしてその奥には緑の山に抱かれた厳島神社の姿を見ることができます。

厳島神社を深く信仰した平清盛

厳島神社に祭られている神様は、宗像三女神の「市杵島姫命」、「湍津姫命」、「田心姫命」となります。

厳島神社は、平安時代の後期に平清盛の登場によりその姿を大きく変貌させました。

1146年に安芸守の任に着いた平清盛は、厳島神社を深く信仰し、1168年に現在の美しい寝殿造りによる社殿の厳島神社に近い姿に造営しました。

厳島神社の特徴は、なんと言っても大鳥居も含めた全ての神社の建物が海の上に建てられているということでしょう。

 

厳島神社が海の中に建てられた理由として、厳島が神の島、つまりご神体であるという考えから柱などは建てられないとされ、海の中に建てられたとされています。

しかも大鳥居も含めて全ての神殿の柱は、地中には埋まっておらず土台の石の上に置かれているだけとなっており、自重のみで建っています。

干潮の時は柱の根元の土台の石まで見えますので是非ご覧になってください。

 

また厳島神社は、島の海岸に面した海の中に建っていますので、潮の干満によってその景観は大きく変わります。

満潮のときは、社殿全体も沖に建っている大鳥居も海の水に囲まれてしまいますので、陸地に上がる以外は社殿の建物から外には出られなくなります。

逆に干潮の時は、大きく潮が引き、社殿の柱の根元の土台の石や沖の大鳥居の根元まで潮が引きますので、大鳥居まで歩いて行くことが出来ます。

このような構造の神社は他になく、平清盛の比類なき超越した考えによるもと思われ、日本を代表する重要な文化遺産になっています。

 

また仏教とは異なる日本古来の神の道を知る上でも大変重要な建物でもあります。

また平清盛は、刀剣、甲冑、その他の多くの美術品や工芸品等を厳島神社に奉納していますが、中でも有名なのが33巻の写経からなる「平家納経」となっています。

奉納された美術品や工芸品、及び「平家納経」の複製品は宝物館で見ることが出来ますし、「平家納経」については春と秋の2回本物も見ることが出来ます。

時代の権力者に愛された厳島神社

その後平家一門は、1185年の壇ノ浦の戦いに敗れ滅びますが、源氏はけっして厳島神社をないがしろにはせず厚く保護し、崇拝したと言われています。

また室町時代には、毛利氏等によって篤く信仰され、保護されてきました。

江戸時代には、豊臣秀吉は厳島神社の近くの島の高台に豊国神社(千畳閣)を建て、篤く信仰しました。

見どころいっぱいの宮島

宮島には厳島神社の他にも見どころがいっぱいあります。

厳島神社と並んで有名なのが、厳島神社のシンボルともなっている大鳥居があります。

この大鳥居の2本の主柱は自然のクスノキで、高さは約16m、根元の周囲は約10mとなり、今までに何度か建て替えられていますが、現在のものは明治8年に建てられたもので、8代目となります。

厳島神社の火焼前より88間(約160m:1間=1.82m)の沖合いに建てられていますが、この大鳥居も地中には埋め込まれてはおらず、自重のみで地面に置かれています。

 

その他の島内の見どころとしては、空海が開いたとされる大聖院、平清盛を祭神とする清盛神社、平安時代の美術工芸品や平家納経が展示されている宝物館、豊臣秀吉が建てた千畳閣、幕末に勝海舟と長州の使者が会談した大願寺、等々その他にも沢山あります。

また厳島神社の背後には標高530mの弥山(みせん)と呼ばれる山があり、ロープウェイで山頂の近くまで行くことが出来ます。

 

山頂には、最近新しく建て替えられた展望台があり、360°見わたすことが出来、瀬戸内海の美しい島々を眺めることができます。

また頂上付近には、弘法大師の縁の建物が幾つかあり、その中の一つの霊火堂には弘法大師が修行の末に弥山の開基に使用されたとされる火が1200年以上の現在もなお「消えずの火」として燃え続けています。

広島市の広島平和記念公園の「平和の灯」はここの火が基になっています。

宮島のグルメ、お土産も楽しめます

宮島の美味しい食べ物といえば、なんと言っても牡蠣、そしてアナゴ料理です。

そしてB&Bが有名にしてくれたもみじ饅頭でしょうか。

 

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