新緑の信州安曇野・わさび農場と碌山美術館を巡る旅。

５月２７日から２９日までの２泊３日で信州・安曇野と美ヶ原へ行ってきました。

２８日に信州安曇野の周辺を見学し、２８日の夕方から２９日の午前中に美ヶ原を見学

する予定でしたが、２８日の夜から天気が悪くなり、残念ながら美ヶ原の奇麗な景色は

見ることが出来ませんでした。

 

２８日の安曇野では、まずまずの天気に恵まれましたので、安曇野での見学の様子を

ご紹介したいと思います。

安曇野では、大王わさび農場と以前から行ってみたいと思っていた碌山美術館に行きました。

 

今回の旅行の概略の行程は以下のようになっています。

２０１１年５月２７日（金）

午後　６時１５分　：　自宅出発。
午後　７時０６分　：　広島駅発　のぞみ６２号乗車。
午後　９時２９分　：　名古屋駅到着。名古屋宿泊。

２０１１年５月２８日（土）

午前　７時００分　：　名古屋発　特急ワイドビュー しなの１号（中央本線）
午前　９時０８分　：　松本駅到着
午前　９時１２分　：　松本駅発（大糸線）
午前　９時３８分　：　穂高駅到着
大王わさび農場、碌山美術館見学
午後　２時４３分　：　穂高発
午後　３時１２分　：　松本駅到着
松本駅前にてレンタカーを借りる。
夕方頃 美ヶ原到着
信州・美ヶ原高原　山本小屋　ふる里館　宿泊

２０１１年５月２９日（日）

午前　７時頃　　　：　信州・美ヶ原高原　山本小屋　ふる里館　出発（レンタカー）
午前　９時頃　　　：　松本駅到着→→名古屋駅→→広島駅→→自宅

 

 

大王わさび農場

大王わさび農場は、JR大糸線の穂高駅からほぼ真東の方向にあり、

穂高駅から約２．５ｋｍの所にあります。

天気も良かったので私たちは歩いて行くことにしました。

 

 

５月２８日の午前７時名古屋発の特急に乗り、中央本線の松本駅まで２時間８分、

松本駅でJR大糸線に乗り換え穂高駅まで２６分、穂高駅に着いたのは、

午前９時３８分となりました。

 

穂高駅から大王わさび農場までは2.5ｋｍとのことなので、歩いて３０分～４０分くらい

ではないかと思います。

朝７時に名古屋を出発して大王わさび農場に到着したのは、１０時３０分頃と思います。

 

穂高駅からの道すがらの風景は、田植えも終わりのどかな田園風景が広がっていました。

 

 

歩いていると普通の民家のすぐ近くまで北アルプスの湧水が引かれており、

至る所で家庭菜園のようにわさびが栽培されていました。

安曇野は北アルプスの水の恵み豊かなところであることを実感しました。

 

大王わさび農場へのアクセス

１、自家用車：長野自動車道 安曇野IC出口より約１０分。

２、電車：JR大糸線 穂高駅下車　タクシーで約１０分。
徒歩で３０～４０分。

 

穂高駅前にはレンタサイクル店がありますので、レンタサイクルでの周辺観光もオススメです。

穂高駅前には観光案内所がありますので、観光マップをゲットしてください。

 

大王わさび農場施設概要

所在地　：　〒399-8303 長野県安曇野市穂高3640
農場面積：　１５ヘクタール（日本最大）
湧水流量：　１２万トン／日
入場料　：　無料
駐車場　：　大型２５台、普通車約３５０台
見どころ：　水車小屋、第一売店、アルプス展望台、百年記念館　他多数あります。
食べる　：　わさびソフトクリーム、わさびコロッケ、信州そば　他わさびを使った料理。

 

上記は、水車小屋がある水辺の風景です。

清らかな水の流れの中では、水草がゆらぎ、ほとりに咲く黄色い花がとても奇麗でした。

この場所は、1989年黒澤監督映画「夢」のロケ地となった所としても有名です。

 

 

わさび田での収穫は年間を通じて行われるとのことですが、わさびは直射日光に弱いため

４月から９月頃までは上記のような黒い寒冷紗と呼ばれる布で覆われています。

大変広大な面積ですが、このような場所が他にも数か所ありました。

 

寒冷紗の下は、一面にわさびが栽培されています。

 

大王わさび農場を後にして次の見学地の穂高駅近くの碌山美術館へ行くこととしました。

帰り道は少し寄り道をして、穂高川の土手のほとりにある早春賦歌碑見学しました。

このあたりはアルプスからの湧水が至る所に流れており、歩いていると多くのわさび畑を

見ることができます。

 

お腹も空いてきたので美術館に行く前に食事をすることにしました。

美味しいと聞いていた信州サーモンの看板を見つけたので入ることにしましたが、

噂に違わず大変美味しくいただくことができました。

 

信州そばもいただきました。

安曇野に行かれたら、ぜひ信州サーモンを味わってみてください。

オススメです。

 

 

碌山美術館

碌山美術館は、JR大糸線穂高駅下車、北に向かって線路沿いに７～８分ほど

歩いた所にあります。

 

 

碌山美術館に到着すると、まず目に入ってくるのが教会を思わせるレンガ造りの建物に

覆われた緑ではないでしょうか。

５月の下旬でしたので、ちょうど新緑が大変美しい時期でした。

上記は「碌山館」と呼ばれている建物で、荻原守衛（碌山）の彫刻、絵画が展示されていました。

 

建物の横はこんな感じになっています。

 

上記の「碌山館」の他に「杜江館」、「第一展示館」、「第二展示館」があり、

碌山の油絵、デッサン、スケッチ画などが展示されていました。

その他には、碌山と関係のある高村光太郎、戸張孤雁、中原悌二郎の作品も展示されていました。

 

上記は「グズベリーハウス」と呼ばれているレストハウスで、中にはミュージアムや

ショップもありました。

 

穂高駅周辺の見どころ

穂高駅周辺には多くの見どころがありますが、その中の主なところを上げてみました。

ｋｍ数は、穂高駅からのおよその直線距離を書いています。

 

 

信州サーモンが食べられるお店

店　名	月の魚（つきのさかな）
TEL	050-5869-7987　0263-84-0787
住　所	長野県安曇野市穂高 4747-1
交　通	大糸線穂高駅から徒歩１０分

 

店　名	えびよし　とよ田
TEL	050-5872-9277　0263-72-3437
住　所	長野県安曇野市豊科 4321-3
交　通	大糸線豊科駅から徒歩１０分

 

店　名	ふくらい家 笑福（ふくらいや しょうふく）
TEL	0263-82-2168
住　所	長野県安曇野市穂高 4579-1
交　通	大糸線穂高駅から徒歩１０分

 

店　名	わたべ亭
TEL	050-5869-7260　0263-82-8410
住　所	長野県安曇野市穂高 4361
交　通	大糸線穂高駅から徒歩１０分

 

店　名	お食事処 美里
TEL	0263-72-6952
住　所	長野県安曇野市堀金鳥川 5059-15
交　通	大糸線豊科駅から車で１０分

 

この後私たちは穂高駅に戻り、午後２時４３分発の電車で松本駅へ行き、

駅前でレンタカーを借り、美ヶ原高原を目指しました。

天気が良ければ、標高２０００ｍから見る素晴らしい風景と星降る夜空に出会えるのですが・・・