フライフィッシングのキャスティング。

通常一般に行われているルアーフィッシングや投げ釣りの場合は、重さの有るルアーや「おもり」の重さを利用して遠心力の力によって遠くに投げます。

フライフィッシングのキャスティングにおいては、先に付いているのはほとんど重さのないフライですので、重さを利用して遠心力で遠くに飛ばすことは出来ません。

投げ釣りの場合は、「おもり」に加わる遠心力とロッドのたわみの力を使って、その両方の力を利用して、ワンキャストで遠方に投げます。


フライフィッシングのキャスティングの場合は、フライに重さが有りませんので、ロッドの曲がりの力を利用しても投げることは出来ません。

ちなみに、フライだけを手に持って投げても同じ事で、空気抵抗を受けてすぐに落下してしまいます。

 そこで、フライフィッシングのキャスティングにおいては、重さのある「おもり」やルアー代わりとして、フライラインの重さを利用して遠方にフライを運んでいきます。


「おもり」やルアーは固形の小さなものですので、野球のボールと一緒で、投げるのは簡単です.

フライフィッシングのキャスティングにおけるフライラインは長くて「ひも状」なので、遠くに一直線に投げるのに「コツ」が必要になってきます。

フライラインに形状が似ていて、力の伝達方法がにているものとして、「ムチ」があります。

ただし、ムチとフライフィッシングのキャスティングとでは振り方に根本的な違いが有ります。


ムチの場合は、前後に振る腕の切り返しのタイミングによって、ムチの先を急激に反転することによって最大の速度を得ます。

そのため、反転の急激な速さで空気を切るため、「ピシッ」と音がでます。

フライフィッシングのキャスティングにおいては、「ムチ」のような振り方をしてはぜったいにいけません。

これをやると、フライがすぐ壊れて使い物にならなくなります。


フライフィッシングのキャスティングは最初はなかなか上手くフライを飛ばすことが出来ませんが、ある程度練習してコツさえつかんでしまえば、自分の思うところにフライを落とすことが出来るようになります。

まず最初は、キャスティングの上手な方の解説や実際にフライフィッシングのキャスティングをしているところを見ることから始めるのが良いです。

実際に見ることが出来ない場合は、動画でも良いです。

 インターネットのYouTubeでも多くのフライフィッシングのキャスティングの動画を見ることが出来ます。


動画を見るときのポイントは、

① 手首の使い方。

② 腕の振りのスピード。

③ 前後の腕の振りの切り替えのタイミング。

④ キャスティングしている人の目線

以上となります。


① 手首の使い方 ですが、気をつけてほしいのは、後ろに振ったとき手首を曲げすぎないようにすることです。

フライフィッシング初心者の方に多いのですが、後ろに振ったときに手首も大きく

曲げてしまい、先端のフライが地面に付いてしまっています。

最後のキャスティングで、フライラインを持っている左手を放して投げるまでは、先端のフライが地面に付いてはいけません。

そのためには、フライフィッシングの場合は、なるべく手首を曲げないようにして、自分の後ろの自分の頭の位置より上へ持ち上げるようなイメージでキャスティングすると良いです。


② 腕の振りのスピード については、一言で言いますと、フライフィッシングでは「フライラインの重さを手に感じながらゆっくり振る」ということになります。

しかしこれは実際にキャスティングしてみないと、ピンとこないと思います。

フライフィッシングのフライラインは非常に軽いですが、重さはあります。

野球のボールは硬いので、強く握って腕の振りを早くして投げますが、たとえば、やわらかい豆腐を手のひらに乗せて遠くに投げようとイメージしてください。

豆腐はやわらかいので、腕を早く振ると、手の中でつぶれてしまうので、ゆっくりつぶれないように投げますよね。

フライフィッシングのキャスティングは、このイメージです。

そうすると、フライラインの重さを手に感じることが出来ます。

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この記事を書いた人

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(趣味)
DIY、釣り、写真、スケッチ、旅行、山登り、キャンプ

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