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カメラ用三脚の選び方のポイントと使い方、おすすめの三脚。

 2021/09/04 デジタルカメラ
  275 Views

カメラ用三脚は、自分を撮りたい時などにセルフタイマーで撮影する際に使用しますが、

一番の目的はカメラブレを起こさないようにするためです。

最近のデジタルカメラは性能の良い手振れ防止機能が付いており、また高感度撮影でも

画質の低下が抑えられるので手持ち撮影でもきれいに撮影できます。

 

それでも手持ち撮影の場合は、100%完全には手振れを防止することは出来ませんので、

これだけはキレイに写したい1枚のときは、三脚は使いたいものです。

三脚は、軽くて小さいものから重くて大きなものまでいろいろありますが、

撮影スタイルに合わせて適切な三脚を選ぶ必要があります。

 

カメラ用三脚の選び方のポイントと使い方について、また各撮影スタイルに合わせた

おすすめの三脚をご紹介します。

この記事を書いた人
山根良治 フォトマスター2級

 

カメラ三脚の選び方

カメラ用の三脚を選ぶ際のポイントは、

① 三脚のサイズ(全高・最低高・縮長)

② 重さ(重量・積載重量)

③ 脚の伸縮の固定方法

④ 雲台(うんだい)

⑤ 三脚の素材

以上の5つが、三脚を選ぶ際のポイントとなります。

それぞれについて詳しくご紹介します。

 

三脚のサイズ(全高・最低高・縮長)

三脚のサイズについて、全高、最低高、縮長 の3つのサイズがポイントとなります。

全高

全高とは、3本の脚をいっぱいに伸ばした時の地面からカメラを乗せる雲台までの

高さとなります。

一般的にはエレベーターを使わないときの高さと、エレベーターを含んだ総高さの

両方が、カタログには書かれています。

 

  

 

全高が高ければ高いほど高い位置からの撮影が可能になりますが、通常の撮影では

立って撮影したときにカメラのファインダーの位置が目の高さより下にならなければ

問題ないでしょう。

 

したがって全高は、カメラの下端からファインダーまでの高さを引いた高さ、

つまりご自身が立った状態で、目の高さより少し下の口元あたりにくるような高さが

あれば十分でしょう。

細かい高さの調整は、エレベーターを使って行います。

最低高

最低高は全高とは逆に、最も低くなる状態にしたときの地面からの高さとなります。

全ての三脚に付いている機能ではありませんが、3本の脚を数段階に分けて

脚の広げ方を調整することが出来ます。

 

低くするためには、脚の長さは一番短くした状態にし、脚の広げ方を一番広げた

状態にする必要があります。

ローアングルでの撮影をされる方の場合は、重要な数値となります。

 

ローアングル撮影の場合は、エレベーターのセンターポールが地面に当たりますので

分割して短くして使います。

 

 

私も時々ローアングルでの撮影をしますが、地面近くに咲いた小さな花などの

マクロ撮影をされる方にとっては、外せないポイントとなります。

縮長

縮長とは、折りたたんで使用しないときの全体の長さとなります。

したがって、持ち運びのときやバッグなどに収納するときに重要な寸法となります。

旅行や登山などで三脚を持っていきたい場合などに気になる数値です。

 

 

私は旅行も登山も趣味ですので、出かけるときは必ずカメラと三脚は持っていきます。

登山を伴わない旅行の場合は、縮長を重視してバッグに納まるか否かで選んでいますが

登山をする場合は、三脚自体の重さを重視して選んでいます。

 

登山の場合は他にもいろいろ荷物が有りますので、なるべく負担を軽くするために

軽量なものにし、縮長についてはバックパックの外側の側面に収納できるので

多少長くても問題ありません。

 

重さ(重量・積載重量)

三脚には、三脚自体の重量と三脚に積載することが出来る積載重量があります。

重量

三脚自体の重量については、持ち運びや移動の際のフットワークに関係してきます。

あまり重すぎると身体への負担が大きくなりますが、中級機以上の一眼レフや

大口径の望遠ズームレンズを使われる場合は、それなりの重さの三脚が必要となります。

 

重要なのは次にご紹介する積載重量のほうになり、積載重量によって三脚自体の重さは

必然的に決まってきます。

積載重量

三脚に乗せることが出来るカメラ機材の重量になります。

製品のカタログなどに記載されている積載重量や耐荷重の数値は、乗せても壊れないことが

保証されている重量のことです。

 

カメラブレが起きないことや操作性、機能性を保証した重量のことではありません。

したがって、積載重量を確認する際は、ご自身がお持ちのカメラや交換レンズなどの

重さの合計に、さらに余裕を持たせた重さとする必要があります。

 

脚の伸縮の固定方法

脚の長さは伸ばしたり縮めたりして高さを調節し、決まればロックして固定しますが

脚の伸縮の固定方法には、ナット式とレバー式があります。

 

20152189  20152180

ナット式                レバー式

 

どちらの場合も脚を動かないようにする固定能力については優れていますので、

ご自身が使いやすい方を選べば良いと思います。

初心者の方には、使いやすいレバー式がおすすめです。

 

私は当初はナット式が良いと言われ使っていましたが、固定したり緩めたりを

頻繁に行う場合は、ナット式は面倒なので、現在はレバー式も使っています。

しっかりした丈夫な三脚でしたらどちらの場合も問題は無いように思います。

 

両方使ってみての感想ですが、ナット式は締め具合といいますか、適切な締め具合

がどの程度なのかがつかみにくいと感じました。

安全を考えて強く締め過ぎると、緩める時にけっこうな力が必要でした。

 

その点からすれば、レバー式のほうが分かりやすいと思います。

ただ気をつけていただきたいのですが、私はおちょこちょいで、レバーを締める際に

指を挟んでしまうときがありました。

めちゃ痛いので気を付けてください。

 

両方の長所短所を私なりにまとめてみましたのでご参考にしてください。

  ナット式 レバー式
長所 固定能力に優れている。
形状がスッキリしている。
固定、解除が簡単。
どちらの状態かが分かりやすい。
短所 締まっているのかどうか分かりにくい。
締め付け具合がよく分からない。
頻繁に行う場合は少し面倒。
強く締め過ぎると緩めるとき大変。
少しかさばる。
指を挟みやすい。(私だけかも)

 

雲台(うんだい)

カメラを乗せる雲台には、前後、左右、傾きを別々に調節する3ウェイ雲台

自由に回転できる自由雲台の二通りの方法があります。

じっくりと時間を掛けて構図をきっちり決めたい場合は3ウェイ雲台素早い操作で

固定したい場合は自由雲台が良いでしょう。

3ウェイ雲台

3ウェイ雲台は前後、左右、傾きを調節する回転軸がそれぞれ独立して調節するように

なっています。

 

20152185

① カメラを雲台に固定するネジです。

② 三脚ネジを回すつまみです。

③ 雲台を前後に傾けるパンハンドル、右に回して締め付け、左に回して緩めます。

④ 雲台を左右に傾けるティルトハンドル、右に回して締め付け、左に回して緩めます。

⑤ 雲台の左右に水平回転を止めたり緩めたりするパンロックです。

⑥ エレベータの上下のスライドを止めたり緩めたりします。

 

カメラをしっかり固定するという意味においては自由雲台よりも3ウェイ雲台の方が

安定していると思います。

特に重量のある一眼レフカメラなどに望遠レンズを付けるとかなりの重量になりますので

こちらの方がしっかり固定してくれます。

 

また、3ウェイ雲台の方が微調整ができるように思います。

時間的に余裕があり、きっちりと構図を決めたい場合は、3ウェイ雲台のほうが

向いているでしょう。

自由雲台

自由雲台は雲台の下に自由に回転できるボールが付いており、このボールを

1つのネジで固定したり緩めたりします。

 

20152186

① ボール

② 締め付け調節つまみ

 

一つの調節つまみのネジを緩めることによって素早く自由な方向にカメラを向けることが

出来るので、動物などのようなどちらに動くか分からないような被写体を写す場合などは

こちらが良いと思います。

 

ただし一度緩めると、全ての方向が変わりますので、最初から全ての方向、角度、向きを

調整し直す必要があります。

緩めておいて流し撮りをしたり不規則に動くものを撮るときなどは良いと思います。

ただし、重量のあるカメラやレンズを使用の場合の固定には少し難があるように思います。

 

自由雲台にカメラを乗せて使用する際に気を付けて頂きたいことが一つあります。

自由雲台は、一つのレバーで全てのロックを解除しますので、緩める際にカメラかレンズを

支えていないと、緩めた瞬間にカネラ機材が倒れますので注意が必要です。

 

両方の長所短所をまとめてみましたのでご参考にしてください。

   3ウェイ雲台 自由雲台 
長所 3方向をきっちり調整できる。
重い機材に強い。
素早く構図が決められる。
収納がしやすい。
短所  収納の際にハンドルが少し邪魔。
収納する際は、1本のハンドルを
もう片方のハンドルの端に収納
できるものもあります。
一度緩めると全ての方向が変わる。
重い機材の場合締めても少しお辞儀する。

 

三脚の素材

三脚の素材には、アルミ合金製のものとカーボン製の2種類が主流となります。

高級な三脚にはチタン製のものもあります。

 

 

三脚としての素材としてはカーボン製の方が軽くて強さもあるとされており、

また衝撃吸収性にも優れていると言われています。

ただカーボン製の三脚は、大型のものに主に使われているようで、小型のものには

あまり見かけられません。

 

アルミ合金製の三脚もカメラ機材を支える強さは十分ありますし、種類も豊富にそろって

いますので、あまり素材にはこだわらなくても良いかと思います。

 

カメラ三脚の使い方

三脚の基本的な立て方

① およその構図を決める

撮影現場に到着したら、いきなり三脚を立てるのではなく、まず手持ちの状態で高さ、

方向などの大まかな構図を決めます。

また地面の状態など、三脚を立てるのに問題ないかも確認します。

② 高さを決める

まず最初に1本だけを伸ばし、高さを決めます。

最初の1本はまっすぐ真下に伸ばし、①で決めた目の高さに雲台の高さを合わせます。

合わせたらロックします。

 

真下に伸ばした状態で目の高さに雲台の高さを合わせておけば、脚を通常の状態に

広げると、雲台の高さはやや低くなり、カメラをセットした時にファインダーの高さが

ほぼ目の高さと一致します。

③ 残りの2本を伸ばす

残りの2本を最初に伸ばした1本に長さを合わせて伸ばします。

この場合は、地面がほぼ水平であることを前提にしていますが、傾斜地や複雑に凸凹

しているような場所では、およその検討で伸ばして下さい。

伸ばし終えたら2本ともロックします。

 

三脚の伸縮は2段~4段くらいまでありますが、三脚の脚を伸ばす場合は雲台に近い方の

太い方から順に伸ばしていって高さを調節するようにしてください。

高さが足りない場合に順次細い方を伸ばしていきますが、当然ながら脚は太い方が

丈夫で安定します。

④ 脚を広げる

脚を通常の撮影時の状態までしっかり固定されるまで広げます。

脚の広げ方には、固定式のものと3段くらいに変えられるものがあります。

広げ方を変更できるタイプの場合は、通常の撮影では一番狭い状態にします。

ローアングルで撮影したい場合などに、脚をさらに広げて使用します。

 

3本の脚を全部伸ばしても高さが足りない場合は、エレベータを伸ばして高さを

調節します。

エレベータは通常は一番低い位置で固定して使用し、高さが足りない場合や微調整

したいときなどに使用します。

 

20152187  20152188
通常の使用時            高さ調整時にエレベーターを伸ばす

 

⑤ 撮影方向に三脚を向ける

3本の脚を広げたら撮影方向に向けて設置しますが、このときは、3本の脚の内1本を

撮影方向に向け、残りの2本を体の左右に広がるように設置します。

特に足元に障害物がない場合は、このような開き方をするとご自身の脚が三脚の脚に

当たることがなく、三脚の脚が邪魔になりません。

 

 

私が持っている三脚は全部で6本ありますが、SLIK製が3本、ベルボン製が2本

Fotopro製が1本となっています。

 

私がメインで使っているのはSLIK製なのですが、SLIK製の場合は、メーカー名が

書かれてある1本を前に向けて設置すると、エレベーターをロックするつまみが

右側にくるので、右利きの私にはちょうど良いです。

 

私が持っているベルボン製については、メーカー名は脚には書かれていないので

関係ありませんが、Fotopro製の場合は手前に来るようになっています。

これを意識して設置すると後の作業がしやすくなりますので、あなたのお持ちの三脚に

ついても確認されてみてはいかがでしょうか。

 

雲台の使い方

雲台には、先にご紹介した3ウェイ雲台と自由雲台がありますが、もう一つビデオ撮影用の

ビデオ雲台があります。

雲台の役割は、カメラをしっかり固定することとカメラの方向性をしっかりと維持すること

の2つです。

 

それぞれの雲台には操作性などの特徴があります。

三脚の脚部と雲台は通常セットで販売されていますが、雲台のみを別のものに交換する

ことが出来ます。

 

脚部は問題ないんだけど、雲台がちょっと使いにくいと思われる場合は、雲台のみを

交換することを検討されるのも良いでしょう。

また撮影状況に合わせて、雲台を使い分けるというのも一つの方法です。

3ウェイ雲台の使い方

3ウェイ雲台は上下方向、左右方向、傾きをそれぞれ独自に操作して変更します。

カメラを上に向けたり下に向けたりは、パンハンドルを上下に動かして行います。

 

カメラを右に向けたり左に向けたりは、パンロックで操作します。

カメラの傾きを変える場合は、ティルトハンドルを上下して操作します。

いずれの場合も、緩める時はハンドルやツマミを左に回し、締める時は右に回します。

 

それぞれの動作を独自の操作で行いますので、じっくりと構図を決めたい場合には

おすすめの雲台です。

また、耐荷重性の面からも自由雲台より優れているように思います。

自由雲台の使い方

雲台の下部に付いているボールを1つのツマミで締めたり緩めたりして、あらゆる方向に

自由に変えられるのが自由雲台です。

1つのツマミの操作で全ての方向が変えられるので、素早い構図決めに向いています。

 

動物や野鳥などの撮影などで、じっくり構図を決めている時間がない場合には有利です。

また自由雲台の場合は、緩めると全ての方向に滑らかにカメラを動かすことが

出来ますので、動いている被写体の一瞬のシャッターチャンスを狙うときも使用出来ます。

 

ただし水平方向の流し撮りなどには向いていません。

また気を付けて頂きたいのは、緩める時は必ず片方の手でカメラかレンズを持って

緩めてください。

 

持たずに行うと、緩めた瞬間にカメラが倒れてしまいます。

大事なカメラやレンズを傷めてしまうこともありますので、緩める時は注意してください。

ビデオ雲台の使い方

ビデオ雲台は動画撮影用に使用される雲台です。

ビデオによる動画撮影では、ぶれることなく滑らかに一定の速さで動かす場合がありますが

そうした場合などに対応できるように、特殊なグリスなどが使用されています。

 

カメラでも動画撮影が出来ますので、動画撮影を多くされる方にとってもおすすめです。

また動画撮影のときは、機材の前後のバランスをとる必要がありますが、バランス調整が

できるものもあります。

 

しっかり固定も出来ますので、通常の写真撮影も大丈夫です。

望遠レンズの使用時に、前後のバランスを変えたい場合にも、バランス調整が付いている

ものを使えば撮影しやすくなります。

クイックシューの使い方

手持ち撮影と三脚に取り付けての撮影が交互に頻繁に生じる場合や、複数台のカメラを

一台の三脚で使う場合などに便利なのがクイックシューです。

通常このような場合は、その都度三脚のネジを緩めたり締めたりしなければならなくなり

大変面倒です。

 

クイックシューは、シュープレートとシューベースをセットで使います。

 

 

シュープレートはカメラの三脚取り付け穴に付けたままにしておきますが、複数台のカメラを

使用する場合はそれぞれのカメラに取り付けておきます。

 

 

シューベースは、雲台の方に取り付けておきます。

 

 

手持ち撮影の場合は、シュープレートはカメラの三脚取り付け穴に付けたままにして

撮影を行います。

 

三脚に取り付けたい場合は、シュープレートをシューベースの溝に差し込んで、

レバーを締めれば固定出来ます。

カメラの着脱を非常に簡単に行うことが出来ます。

 

おすすめの三脚

ここでは撮影スタイルや撮影機材に合わせたおすすめの三脚をご紹介します。

フルサイズ一眼レフ用

上級機のフルサイズの一眼レフ用をお使いで、望遠レンズで200mm~400mmくらいを

セットで使われる方向けの三脚です。

積載重量は5kg程度があれば十分かなと思います。

 

●スリック カーボンマスター 823 PRO N

全高 1,499mm
1,819mm(EV含む)
重量 2,330g
最低高 368mm 積載重量 5kg
縮長 710mm ロック方法 ナット式 3段
雲台 3ウェイ雲台 素材 カーボン

 

●ベルボン ジオ・カルマーニュ N740セット

全高 1,620mm
1,890mm(EV含む)
重量 3,410g
最低高 298mm 積載重量 7kg
縮長 698mm ロック方法 ナット式 4段
雲台 3ウェイ雲台 素材 カーボン
マグネシウム

 

●ベルボン ジオ・カルマーニュ N645M Ⅱ

全高 1,366mm
1,690mm(EV含む)
重量 2,210g
最低高 234mm 積載重量 4kg
縮長 571mm ロック方法 ナット式 4段
雲台 3ウェイ雲台
クイックシュー
素材 カーボン
マグネシウム

 

 

初級~中級機一眼レフ用

初級~中級機一眼レフからミラーレス一眼カメラをお使いの方のおすすめの三脚です。

積載重量は3kg程度を考えています。

 

●スリック カーボンスプリント 634 FA

全高 1,396mm
1,696mm(EV含む)
重量 1,190g
最低高 187mm 積載重量 3kg
縮長 565mm ロック方法 ナット式 4段
雲台 自由雲台 素材 カーボン

 

●ベルボン ジオ・カルマーニュ E535M Ⅱ

全高 1,389mm
1,800mm(EV含む)
重量 1,820g
最低高 275mm 積載重量 3kg
縮長 656mm ロック方法 レバー式 3段
雲台 3ウェイ雲台
クイックシュー
素材 カーボン
マグネシウム

 

 

旅行用

旅行や登山などに持っていく三脚は、縮長と重量が重要となってきます。

旅行用としては、バッグへの収納性が大切となり、登山などでは出来るだけ軽量なものが

必要となります。

 

三脚自体の強度や積載重量とのバランスが難しいところですが、おすすめの2つを

ご紹介します。

 

●ベルボン ウルトレック UT-43

全高 1,378mm
1,540mm(EV含む)
重量 1,080g
最低高 330mm 積載重量 2kg
縮長 268mm ロック方法 ウルトラロック式
6段
雲台 自由雲台
クイックシュー
素材 マグネシウム

 

旅行用のトラベル三脚として最も短い縮長を実現しているのが、上記のベルボンの

ウルトレック UT-43 になります。

私も上記のものより少し古いタイプの UT-43Q というのを使っています。

 

UT-43Q の縮長は、273mmですが、これでもほとんどのバッグにスッポリと

納まってくれます。

ロック方式は、ベルボン独自のウルトラロック式6段で、素材はマグネシウムとなり

大変しっかりしています。

 

私は旅行や登山では、コンパクトカメラを持っていきますが、積載重量は2kgありますので

ミラーレス一眼カメラにも充分使える三脚です。

 

●Manfrotto Befree MKBFRA4-BH

全高 1,230mm
1,440mm(EV含む)
重量 1,400g
最低高 340mm 積載重量 4kg
縮長 400mm ロック方法 レバー式 4段
雲台 自由雲台
クイックシュー
素材 アルミニウム

 

積載重量が2kgだとちょっと足りない方にお勧めのトラベル三脚です。

全高がもう少しほしいところですが、4kgの積載重量があります。

 

ミニ三脚

テーブルフォトやローアングルでの花の撮影などに便利なのがミニ三脚です。

重量も軽く、縮長も短いので携帯性にも優れています。

 

●ベルボン ULTRA 353 mini

全高 401mm
477mm(EV含む)
重量 597g
最低高 130mm 積載重量 1.5kg
縮長 188mm ロック方法 ウルトラロック式
5段
雲台 自由雲台 素材 アルミニウム

 

私も少し古いタイプですが、ULTRA MAXi mini をテーブルフォト用に使っています。

小さい割には非常にしっかりしています。

またボールを固定するレバーが大きいので、しっかり固定できます。

 

スマホ用三脚

写真はスマホで撮られる方も多いのでは、そんな方におすすめのスマホ用の三脚です。

脚のカラーは4色から選ぶことができます。

 

●ベルボン Q1

全高 935mm 重量 335g
最低高 227mm 積載重量 0.2kg
縮長 245mm ロック方法 新ダボ式
雲台 一体型 素材 アルミニウム

 

 

一脚

三脚を使うことはカメラブレを防ぐのには大変良いのですが、その反面機動性に

欠けてしまいます。

そんな時にカメラブレもある程度防げて機動性も確保できるのが一脚です。

一脚はカメラを固定した状態で使用し、向きを変える場合は一脚と一緒に動かします。

 

三脚はどうも重たくてと思われている方には良いのではないでしょうか。

使わないときは腰にぶらさげておくことも出来ます。

私は登山などで、どうしても重量を減らしたい場合などに一脚だけは持っていくように

しています。

 

また別の使い方ですが、旅行先などの催しものなどの現場で、先着の方がおられ

どうしても前に出られない場合などに、一脚にカメラを固定し、前におられる方の

頭越しに撮影する場合に使っています。

 

このときは、液晶モニターを下向きにすれば構図なども確認できますが、今のカメラは

Wi-Fi でスマホとつながりますので、スマホの画面を見ながら写しています。

 

まとめ

三脚は重たくて敬遠される方もおられますが、これぞと思う1枚にはぜひ使ってみてください。

また、三脚がなければ撮れない写真もあります。

私は登山などでの宿泊地では、天気が恵まれれば星空の撮影をしています。

 

山では星や天の川がきれいに見えますので、インターバル撮影をすれば、星の動く

軌跡も写すことが出来ます。

これは三脚がなければ写すことができませんので、まだの方はぜひ挑戦してみてください。

 

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