何を作るのか決まったら、工作物を形にするための作図(設計)することから始めます。
設計というと何だかかたぐるしく難しそうですが、誰でも使える、家具設計が楽しいフリーソフトを2つご紹介します。
設計図は一度で書き上げられることはまずなく、いろいろなことを考え、変更しながら描いていきます。
したがって当然ながら途中で書き換えることが何度もあります。
その度に描いたものを消したり、改めて新しい紙に描いていると、汚くなったり、非常に手間がかかります。
そこで、オススメなのがパソコンを使って設計図を描くのです。
パソコンであれば、何度も修正可能で、きれいに描けます。
パソコンをお持ちの方も多いと思います。
パソコンを使って設計図を描くことが出来る大変便利なソフトがありますのでご紹介します。
私がオススメするのは、2つありますが、どちらもフリーソフトで誰でも無料で使うことができます。
無料といっても、プロも使っている優れものの大変すばらしいソフトです。
それでいて、使い方はそんなに難しいものではありません。
最初はチョットとっつきにくいところも有りますが、慣れれば、手で書くより断然早いです。
りょう(DIYアドバイザー)
JW-CAD(JWW)
ご存知の方も多いと思いますが、元々は建築図面を設計するために開発されたソフトです。
家具や木工品の設計には十分過ぎる機能をもっています。
下記よりダウンロードできます。
パソコンを使って描くことが出来るメリットとしては、
① 書き直しが自由にできる。
② きれいに描ける。
③ 慣れれば手で描くより断然早い。
④ データとして保存できる。
⑤ 遠方の人にメールで送ることができる。
⑤ PDFファイル、jpgファイルに変換が可能。
以上のようなことがあげられます。
JW-CADが初めての方には、やはり解説本を読まれるのが良いと思います。
解説本もいろいろたくさんありますが、おすすめの解説本をご紹介します。
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SketchUp
Trimbleが提供している3Dソフトです。
有料版と無料版がありますが、無料版で十分です。
簡単に3Dが描け、自由に回転をして全ての方向から見た3Dが描けます。
また描いた3D画像をアニメーションにして、動きを付けて見せることもできます。
下記はテーブルの組み立て方を紹介した簡単な動画ですが、中で描かれている画像とアニメーションを SketchUpで描いたものです。
SketchUp は、下記よりダウンロードできます。

上記のページに中の「モデリングを開始」をクリックし、手続きを行います。
なお、以前に「Google」が提供していた時は商業利用も出来ましたが、現在の「Trimble」の場合は、無料版では商業利用は出来ませんのでご注意ください。
これから始められる方の解説本はこちらがオススメです。
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その他こちらもオススメです。
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アッというまに3Dが描けますので、ビックリされると思います。
遊び感覚でいろいろ描いてみてください。
まとめ
作図(設計)する上でポイントとなるのが、デザインですが、デザインは強度を考えた構造、機能性、使い勝手等を考えてデザインします。
たとえばテーブル、イス、本棚、収納家具などを設計する場合は、まず身の回りにあるものを参考にして設計してみましょう。
それらのものは古くから有るものなので、十分考えられて作られています。
それらを参考にして、あとは自分に合うようにアレンジしていくと良いでしょう。
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