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ツーバイフォー(2×4)木材の寸法は規格サイズ。

 2016/08/14 材料
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ツーバイフォー(2×4)木材の寸法は規格サイズとなっており、

どこでも同じサイズの木材を入手することができますので、DIYには大変便利な木材です。

ツーバイフォー(2×4)木材は、全てアメリカ、又はカナダから輸入された輸入木材のため、

全ての寸法がインチ規格でのサイズとなっています。

 

ツーバイフォー(2×4)木材は、木工用のDIY用の材料として多くの方が利用しています。

また多くのホームセンターで販売されており、入手も簡単です。

 

DIY用の材料として大変便利なツーバイフォー(2×4)木材の寸法、規格、サイズ、

樹種などについてご紹介します。

 
この記事を書いた人
山根良治 DIYアドバイザー


 

ツーバイフォー(2×4)木材の寸法

ツーバイフォー(2×4)とは、2インチ×4インチという意味で、木材の厚みと幅の

寸法のサイズを表しています。

したがってツーバイフォー(2×4)木材とは、厚みの寸法が2インチで幅の寸法が4インチ

のサイズの木材のことです。

 

ツーバイフォー(2×4)木材は、元々は北米における木造住宅の構造材として

使用されている木材で、日本においても三井ホームさんをトップとして

多くのハウスメーカーさんがツーバイフォー(2×4)木材を使って家を建てています。

 

ツーバイフォー(2×4)木材の寸法は、規格サイズとなっており、

ツーバイフォー(2×4)木材を使って家を建てる工法を枠組壁工法と言います。

 

ツーバイフォー(2×4)木材以外にも幾つかの規格の寸法の木材を使用しますが、

ツーバイフォー(2×4)のサイズを最も多く使用するため、枠組壁工法のことを2×4工法

(ツバイフォー工法)とも言います。

 

1インチは25.4mm ですので、2インチ×4インチは、50.8mm×101.6mmですが、

実際のツーバイフォー(2×4)木材は、38mm×89mm のサイズとなっています。

2インチ×4インチは、最初の丸太からの製材寸法のサイズを表しています。

 

丸太からの製材段階では、2インチ×4インチのサイズで製材されていますが、

その後乾燥させて4面をプレーナー(カンナ)加工がされています。

乾燥とプレーナー加工によって、最終的なサイズが38mm×89mm に仕上がっています。

 

ツーバイフォー(2×4)木材の寸法は規格サイズ。

厚みと幅の寸法の規格サイズ

ツーバイフォー(2×4)木材は北米からの輸入品ですので、幅や長さの寸法の単位は

インチ、フィートによるサイズによって規格化されています。

 

ツーバイフォー(2×4)木材の厚みと幅の規格サイズは、2×4のほかに2×6、2×8、

2×10等があり、表記としては、2×4は204、2×6は206、2×8は208、2×10は210と

表記しています。

その他に1×4、1×6などのような厚みが半分になった規格のサイズの材料もあります。

 

それぞれの呼び名、表記、実サイズは以下のようになっています。

呼び名 表記 実サイズ
2×3(ツーバイスリー) 203 38mm×64mm
2×4(ツーバイフォー) 204 38mm×89mm
2×6(ツーバイシックス) 206 38mm×140mm
2×8(ツーバイエイト) 208 38mm×184mm
2×10(ツーバイテン) 210 38mm×235mm
2×12(ツーバイツエルブ) 212 38mm×286mm
4×4(フォーバイフォー) 404 89mm×89mm
1×4(ワンバイフォー) 104 19mm×89mm
1×6(ワンバイシックス) 106 19mm×140mm
1×8(ワンバイエイト) 108 19mm×184mm
1×10(ワンバイテン) 110 19mm×235mm

 

ツーバイフォー(2×4)木材の厚みと幅の規格サイズは、上記の表の種類となりますが、

全ての種類のものがホームセンターで販売されているとは限りません。

 

2×4住宅の構造材としては、4×4(404)材は、構造材の中で、一番下になる土台として

使用されるものになります。

土台として使用する場合は、防腐剤を加圧注入して使用しますので、少し緑がかったような

色をしたものや褐色をしたものがあります。

 

203は間柱等に、204、206は柱材、208、210、212は梁、桁、根太等の横架材に

使われています。

 

204から210の断面の形状とサイズは以下のような形となっています。

(2201~4.jww)

104から110については、それぞれ厚みのサイズが半分の19mmとなります。

長さの規格サイズ

長さのサイズについては、基本的にはフィートとなり、およそ以下の種類があります。

6フィート : 1830mm
8フィート : 2440mm
10フィート : 3050mm
12フィート : 3660mm
14フィート : 4270mm
16フィート : 4880mm
18フィート : 5490mm
20フィート : 6100mm

以上となりますが、材料によってはもっと長いサイズのものもあります。

ただし私たちがDIYのために使用するにはあまり長いサイズは扱えませんので、

ホームセンターで販売しているのは、12フィートくらいまでのサイズではないでしょうか。


 

ツーバイフォー(2×4)木材のサイズの特徴

ツーバイフォー(2×4)木材は、最近は北欧産の木材も輸入されていますが、

多くが北米産となっています。

ツーバイフォー(2×4)木材は、北米における木造住宅の規格サイズの木材として

使われている木材です。

北米においては一般木造住宅だけではなく、ショッピングセンターや体育館、劇場など

大型の商業施設もツーバイフォー(2×4)木材が使われています。

 

そのためツーバイフォー(2×4)木材は、北米においては大量に生産されており、

特に北米の西海岸が主な産地となっています。

しかも規格化されたサイズとなっていますので、生産コストが低く抑えられており、

日本に輸入されたツーバイフォー(2×4)木材も安価に入手することが出来ます。

 

上記のようにツーバイフォー(2×4)木材のサイズは規格化されたサイズなので、

2×4材を使ってDIYで木製品を作成する場合において設計しやすいという

メリットもあります。

ツーバイフォー(2×4)木材の入手においては、多くのDIYショップやホームセンターで

販売されていますので、他のDIY用品と合わせて購入することが出来ます。

 

2×4材の樹種にはいくつか有りますが、全て針葉樹となっており、カット、研磨、釘打ち

などの加工が容易に出来、また軽いので扱いも楽で、DIYに最適の木材です。

またツーバイフォー(2×4)木材は、人工乾燥済みとなっていますので、ボンドによる

接着作業もすぐに取り掛かることが可能です。

 

2×4工法においては、組み立ては釘と接合金物によって行われています。

したがって、釘や接合金物のサイズも規格化されており、それらも同時に使うことが

出来るのもDIYの大きなメリットです。

 

ツーバイフォー(2×4)木材の一番の特徴は、4面がきれいに研磨されて、

4つの角が丸く面取りされた乾燥された規格サイズの木材であるということでしょう。

これによって、DIY初心者でも気軽に扱うことができます。


 

2×4材の樹種

北米で生産されているツーバイフォー(2×4)木材の樹種の種類は幾つかありますが、

現在日本に輸入されている主な樹種は、

・SPF
・ホワイトウッド
・ウエスタンレッドシダー(米杉)

の3種類となります。

SPF

現在日本に輸入されている2×4材の中で最も多いのがSPFと呼ばれている木材です。

日本の2×4住宅の構造材に使われているのも、多くがSPFになります。

SPF材は一つの樹種ではなく、多くの樹種が混ざり合っているもので、その中の

主な3種類の樹種の頭文字を取って、SPFと表しています。

 

S :SPRUCE スプルース(トウヒ)、
P :PINE パイン(松)、
F :FIR ファー(モミ)

の頭文字となります。

 

SPF材は、白い木肌を持ち比較的柔らかい材質となりますので、カットしたり削ったり

などの加工がしやすく、DIYに最適の木です。

したがってDIY初心者や女性にも扱いやすい木材です。

 

しかしSPF材は、腐朽しやすく雨風の当たる屋外に置いておくと、比較的早く

腐ってしまいます。

したがってSPF材は屋内使用の木製品の材料として使用するのが良いでしょう。

 

SPF材は、サイズが規格化され大量に生産され輸入されていますので、価格が安価で、

多くのDIYショップやホームセンター等で簡単に入手することが出来ます。

ホワイトウッド

ホワイトウッドは、北欧のスウェーデン産の2×4材となります。

SPF材に似て白っぽい木で、軽くて柔らかい木材ですのでSPF同様加工しやすい

木材となります。

サイズも同様に規格化されています。

 

ホワイトウッドは、比較的若い樹齢の木材から生産されていますので、

節も比較的小さいので小さなもののDIYに向いています。

ただSPF同様耐水性に劣りますので、屋内使用の木製品に限ります。

ウエスタンレッドシダー(米杉)

日本では米杉と呼ばれていますが、杉の仲間ではなく、ネズコと同類となり

ヒノキ科になります。

色が日本の杉に似ていることから米杉と名づけられました。

色は、SPFやホワイトウッドと違い茶褐色~黄褐色をしています。

 

ウエスタンレッドシダーは、腐朽に大変強い木で屋外などで使用されるウッドデッキの

DIYに最適の木材となります。

北米においては、ウエスタンレッドシダーは腐朽に強いので、一般木造住宅の屋根材や

外壁材の材料としても古くから使われています。

 

またウエスタンレッドシダーの無節材は、日本においては木目が大変綺麗なので

高級内装材としても使われています。

軽くて加工もしやすい木材で、屋外で使用する木製品のDIYの材料に最適です。


 

DIYに便利な2×4工法専用金具

2×4工法は、釘と専用金具を使って木材同士の接合を行います。

したがってそのための専用の接続金具がたくさん用意されています。

それらの全ての金具も2×4材に合わせて、サイズが規格化されています。

2×4材を使って木製品やウッドデッキなどをDIYする場合に即使えて

大変便利な金具です。

 

種類も豊富に揃っていますので、2×4材以外の木材での木製品のDIYにおいても

使えるものが沢山あります。

2×4工法専用金具は種類がたくさん有りますが、その一部をご紹介します。

根太受け・梁受け金物

根太受け、梁受け金物は、2×4工法では根太や梁を受けるための金具で、

図のように板同士をTの字形に接合し床や天井を組むときに使用します。

ウッドデッキの床組みに使用できますし、その他にもいろいろなDIYに使えます。

1枚用から複数枚用まであり、また高さも2×4材に合わせて各種用意されています。

帯金物

帯金物は、本来は土台とたて枠や根太と上枠、頭つなぎ、棟木の上のタルキなどを

接合する金具です。

各種の長さが用意されていますので、いろいろな接合に利用できます。

上記の場合は、土台、根太、下枠、たて枠を1本の帯金物で接合しています。

屋根の一番頂上の部分になりますが、タルキ同士を帯金物で接合しています。

あおり止め金物

あおり止め金物は、タルキと頭つなぎを接合する金具です。

その他の2×4金具はこちらからご覧ください。


 

2×4工法は優れた木造住宅工法

枠組壁工法(2×4工法)による木造住宅は、構造上非常に優れている特長があります。

北米においては、一般の木造住宅にとどまらず、多くの大型のショッピングセンター等の

商業施設、アパート、体育館、劇場などの大型の建物も2×4工法によって建てられています。

 

また、構造物の元となるパネルは工場で生産されることが多く、現場では組み立て作業のみ

のため、建築工期の短縮になっています。

これは2×4材が規格化されたサイズで作られていることに起因しています。

 

日本でも昭和50年代頃よりこの工法で木造住宅が建設されるようになっています。

国内においては、三井ホームさんが2×4住宅のトップシェアを占めています。

 

この2×4材は、人工乾燥された木材の4面が、かんな掛けがされています。

さらに4つの角は面取り加工が施された規格化されたサイズとなっていますので、

そのままDIYの材料として使用することが出来ます。

 

2×4材に使用されている北米産のSPFやウエスタンレッドシダーは、

針葉樹となり比較的柔らかく加工性も良く取り扱いも簡単な木材となっていますので、

私たちのDIYの材料として最適といえます。

 

この2×4材は、いくつかの決まった統一された規格サイズとなっており、

すぐにDIYの材料として使用することが出来るので、多くのホームセンター等で

販売されています。

 

2×4材の格付け

私たちが家具や木工品の材料として使用する場合は、気にする必要はありませんが、

元々2×4材は、北米における木造建築物の構造材ですので、その材質には厳しい基準が

決められています。

 

構造材としての欠点である節、割れ、腐れ、曲がり、反り等について基準が決められており、

北米にはグレイダーと呼ばれる格付けをする人が1本1本見ながら格付けをしています。

そしてその検査に合格した2×4材だけが輸出されて日本に入ってきています。

 

日本で使用される2×4材の製材品は、JAS規格によって決められれていますが、

この規格は北米の規格とほぼ同等となっていますので、現在日本で使用されている2×4材は、

全量が北米(アメリカ、カナダ)からの輸入材となっています。

 

2×4材(枠組壁工法構造用製材)に使用される樹種は、前述のSPF、ウエスタンレッドシダーの

他にもダグラスファー、イエローシダー、ヘムロックなどが有ります。

現在は、上記の樹種の内、SPFがほぼ9割以上をしめており、その全量が人工乾燥材

(含水率19%以下と規定)となっています。

 

2×4住宅の構造材として使用されている2×4材の規格は、特に強い曲げ性能が必要となる

「甲種枠組材」とそれ以外の「乙種枠組材」に分けられています。

曲げ強度が必要となるのは、根太(ねだ)、桁(けた)、梁(はり)等の横架材となり、

そこに使われるのが「甲種枠組材」となります。

 

さらに甲種枠組材は、性能によって特級、1級、2級、3級 の4つの等級に分けられ、

乙種枠組材は、コンストラクション、スタンダード、ユーティリティの3つの等級に

分けられています。

 

上記の等級は、誰が見ても分かるように、1本、1本全ての材料の表面にスタンプが

押されています。

ただし、1本の材料に1箇所だけですので、カットされたりすると無くなってしまう

場合があります。

ご興味のある方は一度ホームセンターで見てみてください。

 

家具や木工品の材料として使用する場合は、上記の等級は関係ありませんので、

見た目でキレイな曲がりやそりの少ない使いやすいものを選べば良いでしょう。

2×4材のご購入はこちらから!

ウェスタンレッドシダーのご購入はこちらから!

木材の接合に便利な接合金物はこちらから

木工DIYに必要な道具、工具はこちらから

 

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コメント

  1. 涌嶋 次雄 より:

    38と89の木材を2連3連と合成するのにどんな釘・ビスを使用するのですか?(梁・建枠)

    梁の中間、枠の中間等を接続しなければ強度が出ないと思いますが?

    接続金具の見本があれば知りたいです。

    1. 山根良治 より:

      こんにちは、涌嶋 次雄 様。

      お問い合わせを頂きまして有難うございます。

      「38と89の木材を2連3連と合成」とは、どのような接合の仕方なのでしょうか?

      具体的に図に書いていただけますでしょうか。

      「梁の中間、枠の中間」とは、どの部分のことでしょうか?

      周囲の木材も含めて、どのような接合を希望されているのか、全体像が分かる図を書いてください。

      なお私は建築士ではありませんので、専門的な構造力学については分かりません。

      実際の木造住宅の建築についてでしたら、専門の建築士さんか設計士さんにお聞きになってください。

      よろしくお願いいたします。

      FAX 0829-30-6158

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