木材の接合方法の中の「大入れつぎ」をご紹介します。
大入(おおいれ)つぎは、追入(おいいれ)つぎとも呼ばれ、
一方の板の側面にミゾを掘り、もう片方の板の木口を
側面に差し込んで接合する方法です。
この記事を書いた人:りょう(DIYアドバイザー)


棚などの縦板と棚板との接合などによく使われています。

大入れつぎには、差込む材料の厚みのミゾを、
側面の端から端まで全部に貫通させた、最も簡単な
「大入れつぎ」。

ミゾの両端を貫通させずに途中で止めた「肩付き大入れつぎ」。

箱組み等によく使われる差し込む材料の厚みの、半分を
欠き取る「片胴付き大入れつぎ」。

ホゾが抜けないようにミゾの奥が広がった
「蟻形大入れつぎ」 などの接合方法があります。

差込む材料の、厚みのミゾを、側面の端から端まで
全部に貫通させたものが「大入れつぎ」になります。

ミゾの深さは厚みの1/3程度とし、あまりきつく
ならないようにするのがコツです。

板の平面から木口に向けて、釘や木ネジを打つと、より強固となります。


今回は、木材の接合方法の中の「大入れつぎ」をご紹介しました。


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