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幅はぎ材の作り方の中の「本実はぎ」の方法。

 2021/03/08 木材の接合方法
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はぎ板の作り方の中の、「本実はぎ(本ざねはぎ)」の

方法について解説します。

「本実はぎ」は、板材の巾ハギの方法の中の一つです。

          この記事を書いた人:りょう(DIYアドバイザー)

「本実はぎ」の方法

「本実はぎ」とは、片方の部材に凸型の突起を加工して、

もう片方の部材にはミゾを掘り、これらを組み合わせて

接合する方法です。

この場合の凸型に加工された突起の部分をサネといい、

このような接合の仕方を「本ざねはぎ」といいます。

このようなサネを使った接合方法は、より強固な結合力を

得ることが出来ます。

またサネの部分によって防水。気密も良くなります。

本ざねはぎの場合のサネの厚みは、板厚のおよそ1/3~1/4と

して貼り合わせるのが基本となります。

このように本ざねはぎは接合力が強いので、多くの巾ハギの

方法として使われています。

和家具などの指物の接合方法としてもよく使われています。

またテーブルの天板などに使用される無垢板の幅はぎにも

よく使われています。

「巾はぎ」とは

「巾はぎ」とは、狭い巾の板を数枚貼りあわせて、

巾の広い板にする加工方法のことです。

板の側面(木端)と側面を削り、この板を数枚貼り合せ、

巾の広い大きな1枚の板にする接合方法です。

きわ継ぎ、きわはぎ とも呼ばれています。

特に巾の広い板が必要なテーブルやカウンター等の天板を

製作するのに使われる接合方法です。

その他の「巾はぎ」の方法

「本実はぎ」以外には、以下のような巾ハギの方法があります。

すり合わせはぎ、相欠きはぎ、雇いざねはぎ、本ざねはぎ、

蟻ざねはぎ、相互はぎ、傾斜はぎ、だぼはぎ、

ビスケットジョイントなどがあります。

これらは、貼り合わせ方法の一部で、この他にもいろいろな方法があります。

 

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