レンガを使った花壇の作り方。

ガーデニングでレンガを使えば素敵な花壇が作れます。

レンガを使った花壇の作り方は、特に難しいテクニックは不要で簡単です。

しかもガーデニングで素朴な味わいのあるレンガを使えば、お庭が素敵に変身できます。

ガーデニングで、レンガでの花壇の作り方には、いくつかのポイントがあります。

そこでガーデニングで、レンガを使っての素敵な花壇の作り方をご紹介します。

                             りょう(DIYアドバイザー)

目次

ガーデニングでレンガを使った花壇の作り方

本格的なレンガを使った花壇の作り方

レンガを使った花壇の作り方に必要な材料

レンガ

レンガにはいろいろな種類がありますので、あなたのイメージに合わせてお気に入りのレンガを使ってください。

レンガの種類については後述しています。

今回は定番の赤レンガを使っての製作方法をご紹介します。

セメント

レンガ同士を接着させたり、しっかりとした基礎を作るのに使用します。

モルタルを作るのに使用します。

砕石

しっかりとした基礎部分を作るのに使用します。

レンガを使った花壇の作り方に必要な道具

必要な道具類は以下のようなものですが、必ずしもこれがないと出来ないということではありません。

代用できるものがあれば必要ありませんし、自作できるものもあります。

トロフネ

モルタルを作るのに、セメント、砂、水を混ぜるのに使用する樹脂製の箱です。

レンガを水に浸しておくのにも利用できます。

大きめの樹脂製のバケツがあれば、小さな花壇なら代用可能です。

左官バケツ

モルタル作りに水を運んだり、出来上がたったモルタルを運んだり、水を入れて使用中のコテなどを漬けておくのに使用します。

丈夫で汚れても良いバケツがあれば代用できます。

メジャー

あらゆるものの寸法計測に使用します。

ストッパー機能が付いているもので、5m~10mくらいまで測れるもの。

水糸

 

レンガ積みの水平の基準線や直線の基準線を出すために使用します。

水平器

レンガを水平に積むための必需品、長めのものが使いやすいのでぜひ揃えておきたい道具です。

サシガネ

直角を確認するのに使用します。

木製の杭と板

水糸の両端に結んで水平や直線を作るために使用します。

木製の杭は、5cm角で40~45cmくらいのものが4本。

板は厚み1cm、幅6~7cm、長さ20cmくらいのものが8枚。

練りグワ

トロフネでモルタルなどを練るのに使います。

モルタルを沢山作る場合は、体に負担のかからない長めの柄が付いたものが良いでしょう。

少量であれば、ショベルやスコップでも代用できます。

タンパー

レンガをしっかりと積み上げるために地面を掘り、基礎になる部分をしっかりと付き固めるのに使用します。

重さのある丸太や枕木などの角材があれば自作出来ます。

コテ

コテは、レンガにモルタルを盛ったり盛ったモルタルを均したりするのに使用します。

レンガ積みでは、以下のようなコテを使用しますが、ぜひ揃えておきたいのは、ブロックゴテと目地ゴテの2つです。

・木ゴテ

基礎部分のモルタルを均すのに使いますが、自作も可能です。

・レンガゴテ

モルタルをレンガの上に盛ったり、均したりするコテですが、今回は次のブロックゴテを使った方法をご紹介します。

・ブロックゴテ

本来はブロック用のコテですが、最近はレンガ積みによく使われています。

同じ量のモルタルをレンガに盛るのに便利なコテで、ぜひ揃えてください。

・目地ゴテ

レンガとレンガの間の目地をきれいに揃えるのに必需品のコテです。

コテ板

トロフネからある程度のモルタルを取り、レンガに盛っていくのに使用します。

合板などで自作することができます。

スポンジ

レンガ積みを行うと、レンガの表面にモルタルが付着します。

そのまま放っておくと固まって取れなくなってしましますので除去用に使用します。

きれいなレンガの花壇づくりに必需品で、通常使っているキッチン用で十分です。

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レンガを使った花壇の作り方の手順

ステップ1 形を決める

まずは花壇の形と大きさを決め、レンガの種類と用意するレンガの数量を決めましょう。

今回の例では、定番でよく使われる赤レンガ(210×100×60)を使って下記のような長方形の花壇の作り方をご紹介します。

縦がおよそ1m、横幅がおよそ2mの長方形の花壇です。

高さは3段としました。

赤レンガの幅は100mm、長さが210mmとなりますので、正確に寸法を出すと、1段目を下記の図のように並べることとしました。

1段目

2段目、3段目は下記の図のようになります。

2段目

3段目

上記の積み方はシングル積み(1列に積む)の場合の一般的な積み方で、縦の目地を互い違いになるように積む「長手積み」という方法です。

赤レンガには、長さが半分のものもありますが、今回は半分サイズは使わない積み方にしました。


次に深さを決めるために、断面の形を決めます。 

 ガーデニングでレンガを使った花壇作りやバーベキュー炉作りでは、一般的には地面を10cmほど掘り、その中に砕石、モルタルで固め、その上にレンガを積んでいきます。


掘る溝の幅は、レンガの幅の2倍程度(20cm)にします。

今回の花壇作りもこのような作り方としています。

レンガは、赤レンガを1段に25個×3段=75個使用します。 

ステップ2 地面に置いてみる

形が決まったら、実際にレンガを購入してきて、まずは並べてみましょう。

この時にレンガを積む位置、向きなどを決めます。

レンガを積む位置が決まったら、棒などを刺して4隅の印を付けておきます。


そしてレンガ積みの一つのポイントですが、積み上げ作業の前に、レンガを水に浸しておきます。

レンガの中は、小さな穴がたくさん有りそのままモルタルを付けて

積むと、モルタルの水分を吸って接着力が弱くなります。

これを防ぐために、事前にレンガを水に浸しておき、中の空気を抜いておきます。

トロフネ等に水を入れ、レンガを浸しておいて次の作業にはいります。 

ステップ3 地面を掘る

ステップ2で決めた位置にもとづいて、溝を掘ります。

レンガの幅の左右に5cmほどの幅を持たせて、20cmの幅で、深さ10cmの溝を掘ります。

寸法は、上記の図のようになります。

溝を掘るときのポイントは、水平を確認しながら掘ることです。

溝を掘るときに水平が保たれていないと、後で修正するのが大変になります。 

溝を掘るときは、上図のように真っすぐな長めの丈夫な角材の上に水平器を置いて水平を確認しながら掘っていきます。

長い角材の上に水平器を置けば、長い間隔の水平が分かります。


掘り終えたら、掘った底をタンパーで突き固めます。

タンパーをお持ちでない場合は、少し大きめの丸太や角材などがあれば自作することが出来ます。

付き固め終えたら、再度全体の水平を確認しておきます。

水平でない部分があれば、土を削ったり、盛ったりして調整します。


20cm幅、深さ10cmの溝堀りの完成です。

ステップ4 砕石を敷く

次に上記の出来上がった溝に砕石(さいせき)を敷き詰めて硬い地盤を作ります。

幅は掘った溝いっぱいに20cmの幅で、高さは3cm程積み上げます。

砕石は、大きな石を人工的に砕いて作られた石で、大きさの異なる石が混ざって出来ています。

砕石は、「路盤材」という名称でも販売されていますが、砕石の大きさによって種類分けされています。


3cm程度の高さに敷き詰めますので、あまり大きな粒のない25mm~0程度のもので良いでしょう。

敷き終えたら水平を確認しながらしっかりと突き固めます。

最後にもう一度全体の水平の確認をし、必要に応じて調整します。

ここでの水平確認が一番大切になります。

ステップ5 水糸を張る

レンガを積むための基準となる直線を出すために水糸を張ります。

再度突き固めた砕石の上にレンガを並べ、積み上げる位置を確認します。

このときに4隅の直角もサシガネ等を使って確認しておきます。

最初の「ステップ1 形を決める」で書いた1段目の図を基にレンガを配置します。

掘った溝の外側の4隅にオリカネに板を取り付けた木製の杭を立て、この板に水糸を結び、図のように張ります。

張る位置は、水平方向にはレンガの外面から5mmの位置に、高さは地面からおよそ3cmくらいになるように張ります。

1段目のレンガの高さが地面から3cmとなりますので水糸との距離が分かりやすくなります。

立体的に書くと上図のようになります。

水糸を張るときにも4隅の直角を確認します。

この四方に張った水糸を基準に直線を確認しながら、水平については水平器を使って確認しながらレンガを積んでいきます。

もっと規模の大きなレンガ積みの場合などは、水糸を水平に張って行う場合もあります。 

ステップ6 モルタルを練る

いよいよこれからが本番ですが、レンガ積みの基礎部分となるモルタルを作ります。

モルタルは、セメントと砂と水を混ぜて作ります。

容積比で、セメント1に対して砂を3の割合でまぜます。

水の量は、セメントの量の3~4割程度が目安となりますが、夏場の乾きやすい時期は少し多めに、乾きにくい時期は少な目にと適宜対応してください。

最初から一度にたくさんは作らないで、とりあえず長手方向の1列分のモルタルを作ります。

モルタルを練るコツは、水を加える前にセメントと砂をよく混ぜ合わせ、水は様子を見ながら少しづつ加えることです。


水を加える前に、セメントと砂をよく混ぜ合わせる。

またすでにセメントと砂が配合済みとなったモルタルも販売されており、水を加えるだけですぐに使えるものもあります。

「ドライモルタル」という商品名でホームセンター等で販売されています。

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なおモルタルを練るのに使用したクワやショベル等は、使わないときは水を入れたバケツなどに浸したおきましょう。

こうしておけばモルタルが付着して固まるのを防ぐことが出来ます。


ステップ7 モルタルを敷く

練り上げたモルタルを突き固めた砕石の上に敷いていきます。

まず最初の長手方向の1列分を敷きます。

敷く幅はレンガの幅の2倍程度ですので溝幅となり、高さは4cm程度です。

これで最初の1段目のレンガが地面より3cmほど出る計算となります。


モルタルを敷き詰める場合も、水平器を使って水平を確認しながら木ゴテを使って表面を均しながら敷いていきます。

木ゴテも使い終わったら水に浸しておきましょう。 

ステップ8 1段目のレンガを置く

基礎部分となるモルタルを敷き終えたらレンガを置いていきます。

ステップ5で張った水糸から内側に5mmの位置になるように直線を見ながら、また水平器で水平を確認しながら置いていきます。

水平になっていない場合は、ゴムハンマーや木槌などで軽くたたきながら調整します。

モルタルが足りない箇所には追加して盛ります。


また長さ方向の位置もステップ1で書いた図を基に、正確に置いていきます。

適当に置いてしまうと、最後の1個の位置がズレてしまいます。

メジャーで測りながら置いていって下さい。 

最初の長手方向の1列が置きおえたら、レンガとレンガの間の目地をモルタルで埋めていきます。

目地を埋めるにはコテを使っても良いですが、目地バッグという便利なものがあります。

丈夫なビニールや布製の袋で、細くなった先に穴があいており、そこから絞りだすようにして、目地にモルタルを入れていきます。

ケーキ職人の方がケーキの上にクリームを絞るようなものです。


ホームセンターで販売されていますが、丈夫なビニール袋や布袋があればその角をカットして穴をあければ代用できます。

目地バッグに入れるモルタルは、水を加えて少し柔らかめにすると絞りやすいでしょう。 

目地にモルタルを入れ終えたら、乾かない内に目地ゴテで外側の上半分くらいの目地のモルタルをきれいに均しておきましょう。

レンガの上側と内側、外側の下半分くらいは、最終的に土で隠れると思いますのでそのままで良いでしょう。

 レンガを置くときに、レンガの目地部分に予めモルタルを盛っておいてレンガを並べていく方法もあります。

 長手方向の1列が完了しましたら、同様の方法でモルタルを敷き、残りの3列にもレンガを並べ1段目を完成させます。

それぞれの列ごとの水平を確認すると同時に、隣り合う直角になった列同士の水平も水平器を斜めに渡して水平を確認してください。 

ステップ9 2段目のレンガを積む

1段目のレンガ積みが完了しましたら、2段目を積んでいきます。

2段目のレンガの長さ方向は、1段目の縦目地の位置が2段目のレンガのちょうど真ん中にくるようにずらして積んでいきます。


モルタルの盛りかたは、レンガの上表面全体にベッタと盛っても良いのですがよくやる方法としては、レンガの上に同じ量のモルタルを2列に盛る方法です。

このようにすると横目地の幅(厚み)を一定にしやすくなります。

同じ量のモルタルを2列に置いていくには、トロフネや小分けしたコテ板から同じ量のモルタルを筋状にすくい取る必要があります。

上手くできるようになるには練習が必要のようですが、道具としては、側面が真っすぐになっているブロックゴテが使いやすいでしょう。

1段目と同様に水平器を使って水平を確認しながら、直線は1段目のレンガに合わせれば直線に積めますが、細かな凹凸は側面に真っ直ぐな角材をあてて確認します。

長さ方向のレンガを置く位置については、1段目のレンガの上側の中心にマジックなどで印を付けておくと目安となり、置く位置が分かりやすくなります。

2段目の1列を積み終えたら、同様の方法で縦目地を埋めていき、目地ゴテを使って横目地、縦目地を均一に均していきます。


なおレンガの花壇をきれいに仕上げるコツとして大切なのは、適宜様子を見ながら、レンガに付いたモルタルを水を含ませたスポンジで、モルタルが乾かない内にふき取っておくことです。

レンガに付いたモルタルをそのままにしておくと、モルタルが乾いてしまい取れなくなり、見栄えが悪くなります。

この作業は適宜行い、また同時にモルタルが付いたスポンジもきれいに水洗いしておきます。

汚れたままのスポンジを使っても意味がありません。 

2段目の1列が積み終えたら、同様の方法で2段目の他の3列を積んでいきます。 

ステップ10 3段目を積む

2段目を積み終えたら3段目を積みます。

方法は2段目を積んだときと同じで、2段目の縦目地をずらして水平、直線を確認しながら積んでいきます。

またきれいなスポンジでレンガの表面に付いたモルタルをふき取ることも忘れないで行ってください。 

最後に掘った土を元に戻したら作業は終了です。

これでレンガを使った本格的な花壇の完成です。

簡単なレンガを使った花壇の作り方

一般的なレンガを使った花壇を作る場合は、上記でご紹介したモルタルを使って積み上げていきます。

しかしこの方法では、トロフネや練りグワ、コテなどの道具が必要になりますし、またモルタルの後始末も大変です。

そこで、もっと手軽にレンガを使った花壇の作り方をご紹介します。


その方法は、強力な両面テープや、レンガ用接着剤を使ってレンガを積み上げていきます。

両面テープや接着剤を使用する場合は、モルタルの場合のようなレンガとレンガの間に目地は設けません。

レンガ同士を密着させて積み上げていきます。 

また一番下のレンガと地面との間には、テープや接着剤は使用しません。

使用するのは2段目からとなります。

1段目は、地面に少し埋める程度にし、コンクリートやタイルなどの上に設置する場合は、置くだけで接着はさせません。


2段目以降のレンガを置く際は、レンガに接着剤をよくなじませるように押さえながら積んでいきます。

このとき接着剤がはみ出ると見栄えが良くないので、はみ出ない程度にレンガの中央あたりに塗布してください。 

接着剤を付けるのは、上下のレンガ同士とし、横の隣同士のレンガには接着剤は付けなくても良いです。

横のレンガの間から土の漏れがないように、レンガ同士はしっかり密着させてください。

漏れそうな場合は、内側にビニールのゴミ袋やレジ袋などを適当な大きさに切って、貼り付けておくと良いでしょう。

この方法では、特に道具は必要ありませんし、面倒な後始末もありません。

気軽にレンガ積みの花壇を作ることができます。

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置くだけのレンガを使った花壇の作り方

接着剤を使うのも面倒だと言われる方に、置くだけで出来る花壇をご紹介します。

ガーデンブロック(広告)

連結するだけで簡単に花壇の枠をくみ上げることが出来ます。

多くのものはコンクリート製のもので、レンガ色にカラーリングされており形もいろいろあります。

気軽に楽しめるガーデニング素材の一つです。

花壇キット(広告)

レゴブロックの感覚で組み合わせるだけで出来る花壇。

室内でも室外でも利用できます。

らくらくれんが(広告)

こちらのセットは本物のレンガを使用していますが、モルタルの代わりに

プラスチック製の目地板を使って組んでいきます。

道具は不要で、形を変えたりお庭の模様替えにはピッタリです。

まとめ

レンガはお庭づくりには欠かせないアイテムの一つです。

耐火レンガを使えば家族で休日などに楽しめるバーベキュー炉も作れます。

その他にもレンガにはいろいろな使い道があります。

レンガはお庭の雰囲気を素敵にもりあげてくれます。

難しい技術やテクニックはありませんので、ぜひチャレンジしてみてください。

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この記事を書いた人

DIYアドバイザー、フォトマスター2級、コーヒーコーディネーター
(趣味)
DIY、釣り、写真、スケッチ、旅行、山登り、キャンプ

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