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ドアノブ交換に必要なドアノブの種類ごとの違いと見分け方。

 2021/06/22 DIYの方法
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この記事では、ドアノブの種類と見分け方についてご紹介します。

ドアノブは幾つかの種類があり、種類によって取り外し方や

取り付け方が異なります。


したがってドアノブを交換する場合は、事前に現在の

ドアノブの種類を知っておく必要があります。

現在使われているドアノブの種類を確かめて、それに合う

ドアノブを購入する必要があります。


今回ご紹介するドアノブは、比較的簡単に交換することが

出来て、主に室内用に使用されるものです。

また防犯性はあまり高くありませんので、玄関、勝手口など

には使用しない方が良いです。


今回ご紹介するドアノブは、チューブラ錠、レバー錠

円筒錠、インテグラル錠 の4種類です。

          この記事を書いた人:りょう(DIYアドバイザー)

チューブラ錠

チューブラ錠は、全ての機能が1本のチューブ状のケースの

中に収められています。

室内用のドアノブとしてよく使われています。


ドアの面とドアの厚みからの直角に交わる2つの円形の穴を

あけるだけで取り付けることができ、交換作業も簡単に行えます。

今回ご紹介しているチューブラ錠は、トイレ用のカギ付き

のものですが、カギが付いていない空錠と呼ばれるものもあります。

見分け方

チューブラ錠には施錠できない空錠と呼ばれるものも

ありますが、見分ける際の大きな特徴としては、

施錠や解錠は、サムターンを回して行なうところです。

通常は、サムターンがタテの場合が開錠の状態となり

ヨコの場合が施錠の状態となります。


またチューブラ錠には、レバーハンドルのタイプもあります。

したがって、チューブラ錠の各サイズの寸法が同じであれば

ノブタイプとレバーハンドルタイプを相互に交換することが出来ます。

レバー錠

レバー錠は、チューブラ錠のノブをレバーハンドルにしたものです。

ドアノブの回転をレバーを押し下げることによって行なう

ようにした錠前で、指1本でも回せるので、非力な女性や

お子さん、高齢者などにも扱いやすいものとなっています。


最近の住宅は、最初からレバーハンドルタイプのものが

付いている場合がが多いと思います。

またチューブラ錠でもご紹介しましたが、サイズが合えば

簡単に握り玉タイプのものと相互に交換することが出来ます。

見分け方

レバー錠は、基本的にチューブラ錠と同じ機構ですので

施錠や解錠は、サムターンを回して行ないます。

また次でご紹介する円筒錠からレバーハンドルに交換できる

ものもあります。

円筒錠

円筒錠も基本的な機構はチューブラ錠と同じですが、構造が

やや複雑になっています。

円筒錠も比較的簡単に取り付けや取り外しが出来ます。

見分け方

円筒錠がチューブラ錠と異なる点は3つあります。

① ケース本体が円筒形をしている。

上記の写真はチューブラ錠と円筒錠のケース本体を並べた

ものです。

円筒錠のケース本体は円筒形をしています。

② 施錠や解錠は、プッシュボタンで行う。

円筒錠の施錠開錠は、プッシュボタンを押して行います。

上記の円筒錠は、プッシュボタンを押して右に回すと施錠します。

開錠の時は、左に回して手前に引きます。

③ ケース本体とラッチが分離している。

円筒錠の場合は、ケース本体とラッチが分離できるようになっています。


取り付けるときは、ケース本体とラッチをうまくかみ合わせる必要があります。

この部分が、チューブラ錠よりやや複雑なところとなります。

インテグラル錠

インテグラル錠は、丈夫であるということ、

ドアのサイズ違いにも対応の幅が広いこと、の理由で多くの

ドアに使われています。

見分け方

インテグラル錠の大きな違いは、ラッチボルトとは別に

施錠用のデッドボルトと呼ばれるものが付いていることです。

デッドボルトを出し入れすることによって施錠開錠を行います。

デッドボルトの出し入れは、サムターンを回して行います。


以上の4つのドアノブの特徴をまとめると次の表のようになります。

  施錠、開錠 施錠開錠の方法 その他の特徴
チューブラ錠 ラッチボルト サムターン レバーハンドルに交換可
レバー錠 ラッチボルト サムターン ハンドルで回転
円筒錠 ラッチボルト プッシュボタン ケース本体が円筒形
ケース本体とラッチが分離
インテグラル錠 デッドボルト サムターン 丈夫である
対応の幅が広い

まとめ

ドアノブには種類があり、種類によって交換の可否や、

交換方法が異なります。

交換する場合は、同じ種類のドアノブ同士で行うのが基本です。

ドアノブを交換される場合は、現在のドアノブの種類を

確かめてから行うようにしましょう。

 

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