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【ドアノブ交換】円筒錠の仕組みと構造、外し方。

 2021/07/09 DIYの方法
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この記事では、円筒錠の仕組みと構造、そして交換の際の外し方についてご紹介します。

          この記事を書いた人:りょう(DIYアドバイザー)

円筒錠の仕組み

一つ目の円筒錠の特徴は、室内側からの施錠、開錠を

プッシュボタンを押して行います。

チューブラ錠がサムターンを回して行うところが、異なるところです。

ノブを回してラッチボルトの出し入れをすることは、

チューブラ錠と同じです。


二つ目の特徴として、ケース本体が円筒形をしています。

チューブラ錠と比べると違いがよく分かります。


ケース本体とラッチが分離している。

上記の写真のようにケース本体とラッチが分離できるようになっています。

この部分が、取り付ける際にやや面倒なところです。

円筒錠の構造

円筒錠の構造は、チューブラ錠よりやや複雑になります。

円筒錠を分解すると下記の写真の部品に分解できます。

室外側ノブはケース本体と一体となっています。

特徴の一つですが、ケース本体とラッチボルトが分離できる

ようになっています。

室内側は、内側から丸座裏金、丸座、ノブで構成されています。

円筒錠の外し方

円筒錠の外し方の手順をご紹介しますが、交換のために

新たに円筒錠を購入される場合は、現在の円筒錠の下記の

寸法を確認しておいてください。


円筒錠の交換に必要な確認しておくべき寸法は、ドアの厚み、

フロント幅、フロントの高さ、フロントのビスピッチ、

バックセットの各寸法となります。

円筒錠の外し方の手順は以下のようになります。


① 室内側のノブを外す。

室内側のノブの付け根に小さな円形、又は楕円形の小さな穴があります。

この穴にピンを差し込むと、バネのように沈む部分がある

ので、そこを押しながらノブを引き抜きます。

ピンは購入した円筒錠に付属していますが、ない場合は

千枚通しなどの先が尖ったもので代用できます。

上記が室内側のノブを外したところです。

次に丸座を外します。


② 丸座を外す。

丸座の側面に1か所欠き取った部分があるので、

そこにドライバーなどを差し込んでこじ起して丸座を外す。

上記の写真が、丸座の側面が欠き取られた部分です。

ここにマイナスドライバーの先などを差し込んで、

こじ起こすと簡単に外れます。


③ 丸座裏金を外す。

丸座を外すと丸座裏金が見えます。

丸座裏金は、上下2本の小ネジでケース本体と固定されています。

 

丸座裏金を止めているネジを外して丸座裏金を取り外す。


④室外側のノブを引き抜く。

丸座裏金を止めているネジを外すと、外側のノブの固定も

解除されますので、引き抜いて外します。


⑤ フロントを外す。

最後にドアの前側に付いているフロントを外します。

フロントを取り付けている上下2か所のネジを外して、

フロントを取り外します。

以上で円筒錠の取り外しが完了となります。

 

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