電動ドライバーや電動ドリルには、いくつかの異なる名前のものがあり、それぞれ用途が異なっています。
電動ドライバードリルの使い方と選び方、その他の電動ドライバーやドリルの違い、用途などについて紹介しています。
また、おすすめの電動ドライバードリルについてもご紹介しています。
りょう(DIYアドバイザー)
電動ドライバードリルの使い方
電動ドライバードリルの使い方について、私が持っているマキタの電動ドライバードリルを例にご紹介します。

コードレス式で、バッテリー容量が14.4Vとなります。
バッテリーの着脱

本体の下部に付いているのがバッテリーとなります。
バッテリーは、前側に付いているボタンで簡単に着脱が出来ます。

前側に付いているボタンを押しながら前方にスライドさせると簡単に取り外すことが出来ます。
取り付けるときは、逆に奥までロックされるまで押し込みます。
バッテリーは、予備のバッテリーを含めて2個付属していますので、長時間の作業の場合も、交換しながら使用できるので、充電待ちということはありません。
購入される場合は、バッテリーが2個付属しているタイプがおすすめです。
ビットの取り付け、取り外し
ドライバードリルの先のビットを取り付ける部分は以下のようになっています。

先端に付いているツメが、ビットと呼ばれる先端工具をつかみます。
上記の写真はツメが閉じた状態ですので、リングを押さえ、ドリルチャックを左(反時計回り)に回してツメを開きます。

ドリルチャックを左に回すと、ツメが開きながら奥に引っ込みます。

ビットが入るまで開いたら、ビットを差し込みます。

リングをしっかり押さえ、ドリルチャックを右(時計回り)に回してビットをしっかり締め付けて完了です。
スイッチの操作
スイッチは引金を引くと入り、離すとスイッチが切れます。

引金の引きが弱いと回転数が少なくなり、強く引金を引くと回転が速くなります。
正転逆転切り替えレバー
スイッチのすぐ横に付いているのが、正転逆転切り替えレバーです。
正転逆転切り替えレバーは、左右両方に付いています。


本体を右手で握った場合、人差し指側のレバーを押し込むと正転となり、親指側のレバーを押し込むと逆転となります。
中間の位置にすると、ロックがかかりスイッチが入らなくなるようになっています。
作業に入るときは、どちらの回転になっているか確認する必要があります。
また正転、逆転の切り替えは、モーターの回転が止まった状態で行います。
回転中に切り替えを行うと故障の原因となります。
低速高速切り替えレバー
本体上部に低速回転と高速回転の切り替えレバーが付いています。

切り替えレバーを前方の「1」側にスライドさせると低速回転となり、後方の「2」側にスライドさせると高速回転となります。
作業の開始時は、レバーがどちらになっているかを確認して、適切な回転数で使用します。
回転数の切り替えは、モーターの回転が停止した状態で行います。
ネジを締め付ける強さの単位に「トルク」というのがありますが、高トルクが必要な場合は、低速回転にして使用します。
モード切り替えリング
モード切り替えリングを希望のモードに合わせることによって、ドライバモード(回転+クラッチ)、ドリルモード(回転のみ)の切り替えを行ないますが、この機種にはもう一つ振動ドリルモード(回転+打撃)があります。

ドリルモードで使用する場合はドリルマークに、ドライバモードで使用する場合はネジマークに、振動ドリルモードで使用する場合はハンママークに、中央の矢印をそれぞれ合わせて使用します。
締め付け力切り替えリング
ドライバモードでのネジを締め付ける場合は、締め付け力を切り替えることが出来ます。

マキタのこの機種の場合は、1~16まで切り替えることが出来ます。
1が一番弱く、番号が大きくなるにつれて締め付け力が強くなり、16が一番強い締め付け力となります。
メーカーや機種によって、切り替えできる段階は違います。
多い機種ですと20段階くらいまで切り替えることが出来るものもあります。
初めてお使いになる場合や、木工作品によっても変わってきますので、1から順番に試してみて適切な締め付け力を選択するようにしましょう。
ドライバモード(ネジ締め)での使い方
電動ドライバードリルのドライバモードでの使い方についてご紹介します。
まず最初にモード切り替えリングをネジマークに合わせます。

締め付け力切り替えリングの数値は、予めに試しておき、適切な締め付け力の数字に合わせておきます。
試しておらず分からない場合は、一番弱い1から始めましょう。
途中で止まってネジが入らなくなったら2、3、と徐々に強くしていきます。
木ネジを締め付ける場合は、まず木ネジをドライバビットの先にはめます。
そして取り付け位置に木ネジの先をあてます。

スイッチの引金を徐々に引いて、最初はゆっくりと回転させて、木ネジを木の中に押し込みます。
木ネジが安定して食い込みだしたらさらに引いて速度を上げていきます。
このときネジの頭部からビットがはずれないように、しっかりと押さえつけてください。

押さえつける力が弱いと、ビットの先が溝をなめてしまい、締め付けられなくなります。
また締め付けるネジに対して、ドライバードリルをまっすぐに当てて押しつけます。
なお木ネジを締め付けるときは、木ネジの径よりも少し細いキリで、予め下穴をあけておくと良いでしょう。

下穴があれば木ネジがスムーズに下穴に沿って入っていきます。
また材料が割れたりすることもなく、楽に締め付け作業ができます。
クラッチが作動し、回転が止まったらスイッチの引金を離します。
木ネジを引き抜く場合は、スイッチを切り替えて、回転を逆転させて行ないます。
ドリルモード(穴あけ)での使い方
ドリルモード(穴あけ)で使用する場合は、モード切り替えリングをドリルマークに合わせます。
締め付け力切り替えリングの位置は、どこでも結構です。
なお、ドリルビットを使用する場合は、ドリルを持つ手と反対の手には、軍手などの巻き込まれやすい手袋は付けないようにしてください。
軍手は、らせん状のビットに触れますと巻き込まれる危険性があります。

キリは、ドリルチャックを使ってツメでしっかりと固定します。
材料も作業中に動くことがないように、クランプなどでしっかりと固定します。
穴をあける際は、穴あけ位置にキリの先端を当ててから引金を引いてスイッチを入れます。
木材の板に貫通の穴をあける場合は、材料の板1枚のままで穴をあけると下側の穴の出口の端が裂けたり、はがれたりしますので、下の図のように下側に不用の板を当ててあけるときれいに開けることができます。

不用の板がない場合は、開け始めてキリの先端が反対側に少し出たところで止め、次に反対側から空いた穴にキリの先端をあてて開けるときれいになります。
金属に穴を開ける場合は、予め穴を開ける位置にセンタポンチでくぼみを付け、そのくぼみにキリの先をあてればキリの先がすべらず、正確な位置に穴をあける事ができます。
また材料が金属の場合は、摩擦によって熱がでますので、油を注ぎながら作業をすると良いでしょう。
なお気を付けないといけないのは、木材の切り屑のように、金属の切り屑を手で払ってはいけません。
金属の切り屑の端は、刃物の刃のように鋭くなっていますのでケガをします。
ハケなどを使って払うようにしてください。
ドライバドリルの回転数は、高速と低速の切り替えが可能ですが、どちらの速度で行うかは、ドリルの力や穴をあける材料、ドリルビットの径によって変わってきますが、目安としては次のようになります。
金属などの硬い材料 : 低速
木材などの柔らかい材料 : 高速
ドリルビットの径が大 : 低速
ドリルビットの径が小 : 高速
高トルクが必要の場合 : 低速
電動ドライバードリルの選び方
電動ドライバードリルを選ぶときのポイントは、コード式とコードレス式、締め付け力になります。
コードレス式の場合はバッテリー電圧、バッテリー容量、充電時間となります。
コード式とバッテリー式
コード式は100Vの家庭に使われている電源から電気を得られるようになったもので、グリップの端からコードがでておりブラケットに差し込んで使用します。
100Vの電源を使用しますのでパワーも強力で、バッテリー式のようにバッテリー切れを心配する必要はありません。
ただ、グリップの端からコードが出ていますので、使い方によってはコードが邪魔になる場合があります。
また屋外などのような電源が近くに無い場合は使用することは出来ません。
したがってコード式のドライバードリルの場合は、屋内で、あまり複雑な作業の無い決まった作業の繰り返しなどの場合には使いやすいのではないでしょうか。
私の場合は、工場内での作業のみですのでコード式を使用しており、コードが邪魔にならないように天井から吊るして使用していました。
バッテリー式は電源が付属のバッテリーから得られるようになったもので、グリップの端にバッテリーを装着して使用します。
バッテリー式は何と言ってもコードが無いので邪魔になりませんし、電源の無い屋外でも使用できますすし、また出先の現場等での使用が多い場合はバッテリー式に限ります。
バッテリーのボルト数にはいくつかの種類があり、気軽に使えるものからハイパワーのものまで、用途に応じていろいろ選択できます。
バッテリー式を使用する場合は、予備のバッテリーを一つ用意しておいて、バッテリーの電気が無くなったら充電しながら予備のバッテリーを使うようにすればバッテリー切れを心配しなくてすみます。
以前はコード式が多かったのですが、現在はバッテリー式が取り扱いもしやすいということで主流となっておりオススメです。
ホームセンターには各メーカーから多くの種類のドライバードリルが販売されていますが、ほとんどがコードレスのバッテリー式となっています。
締め付け能力
ドライバードリルの締め付け能力は、製品の機能の中に記載されている最大ネジ締め能力と穴あけ能力を参考にして選んでください。
私の所有しているドライバードリルのネジ締め能力と穴あけ能力には、以下のように記載されています。
ネジ締め能力
木ネジ : 5.1mm×63mm
小ネジ : 6mm
穴あけ能力
鉄工 : Ø10mm
木工 : Ø25mm
石工 : Ø10mm
以上となっています。
上記の数値は、木ネジの径が5.1mmで、長さが63mmまでの木ネジを締め付けることが出来ることを表しています。
小ネジというのは、ナットなどに通して材料を締め付けるものですが、ボルトの小さなものです。
したがって締め付けるまでは、手でも回せますので、長さには関係なく最後の締め付けることが出来る小ネジの径で能力を示しています。
穴あけについては、開けることが出来る最大径が、木材の場合は25mm鉄と石の場合が10mmであることを示しています。
ご自身の場合と見比べて選択してください。
通常の家具製作や木工では、上記の能力があれば十分ではないでしょうか。
ただウッドデッキの製作などの場合は、もっと長い75~90mmくらいのコーススレッド(木ネジ)も使用しますので、上記の機能ですと少し能力不足になるでしょう。
バッテリー電圧
コードレス式のドライバードリルのバッテリー電圧の主なものには、およそ以下の5種類があります。
18V 、 14.4V 、 12V 、 10.8V 、 7.2V
バッテリー電圧の大小の違いは、パワーが大きか、小さいか、ということと重作業か軽作業か、ということになります。
したがってバッテリー電圧の選び方のポイントは、あなたの使用用途が、重作業でパワーが必要なのか、軽作業でパワーは必要ないのか、で決めてください。
基本的なバッテリー電圧と作業内容は以下のようになります。
18V : 重作業が多い本格的DIY及びプロ用。
14.4V : 本格的DIY用。
12V : 軽作業がメインのDIY用。
10.8V : たまの軽作業のDIY用。
7.2V : 細かい精密作業用。
バッテリー容量
バッテリー容量とは、コードレス式のバッテリーに蓄えることが出来る電池の量の大きさを表しています。
バッテリー容量の単位は、Ahという数字で示されています。
Ahの数字が大きいほど容量が大きくなり、一度の充電での作業量も大きくなります。
ただし容量が大きい分、充電するための時間も長くなります。
また容量の大小は、価格に大きく影響し、高容量のバッテリーは、低容量のものに比べてかなり高価になりますので、作業量とのバランスをみて決めてください。
私が持っているドライバードリルは、バッテリー電圧が14.4V、容量が1.3Ahですが1回の満充電で可能な作業量は、Ø3.5mm×22mmの木ネジで約770本、木工用の穴あけで、Ø9mm、板厚25mmが約390個となっています。
一般的なDIYの作業量としては十分ではないでしょうか。
充電時間
コードレス式の場合は、充電時間も選ぶ際のポイントとなります。
バッテリーが一つしかないタイプの場合は、出来るだけ早く充電できるタイプが良いでしょう。
充電時間は、バッテリーの容量とも関係しており、上記の容量のところでご紹介しましたが、容量が大きければ充電時間も長くかかります。
したがって通常のあなたの作業内容が、どのようなものであるかを見極めるのが重要となります。
プロの方の場合は、DIYとは圧倒的に作業量が多くなりますのでバッテリー容量の小さいドライバードリルでは仕事になりません。
しかし私たちのDIYでは、それほど大きな容量は必要ないのではないでしょうか。
一番良い方法は、バッテリー容量が多少小さくても、充電時間の早いタイプのバッテリーを2個用意することです。
そうすれば、作業を行っている間にもう一つを充電することが出来ます。
電動ドライバードリルとは
電動ドライバードリルは、ドライバー(ネジ締め)機能とドリル(穴あけ)機能が1台で出来る電動工具です。
DIYでの木工作業の基本作業であり、ひんぱんに繰り返すことが多い穴あけ作業とネジ締め作業が1台で出来るので、大変便利な電動工具です。
電動工具にはコード式とコードレス式がありますが、電動ドライバードリルでは、コードレスの充電式が主流となっています。
コードレスなので、電源のない屋外での作業も出来ます。
ドライバー(ネジ締め)機能のいちばんの特長は、トルククラッチ機能です。
これによってネジを締め付ける力を調節することができます。
ネジを締め過ぎるということがありません。
また手元に正転逆転の切り替えスイッチがあり、即座にネジをゆるめることも出来ます。
モード切り替えリングをドリルマークに合わせれば、穴あけ作業を行なうことが出来ます。
回転速度は無段変速となっており、低速と高速の切り替えが出来ます。
強いトルクが必要な場合は、低速を選ぶようになっています。
電動ドライバー、電動ドリルの種類と特徴
電動ドライバーや電動ドリルには、ドライバードリルの他にもいろいろあります。
ドライバードリル以外の電動ドライバーや電動ドリルの種類とその特徴についてご紹介します。
インパクトドライバー

インパクトドライバーは、内臓されているハンマーで、回転するドライバーの軸に衝撃を与えて、より大きな力でネジを締めることが出来る電動ドライバーです。
ドライバー専用機ではありますが、ドリルとしても使え、より強力な力で穴あけが出来ます。
この衝撃は軸の回転方向と同じ方向に与えられるようになっており、これによって強力な回転力が得られ、通常のドライバードリルの4~5倍の回転力が得られます。
したがってインパクトドライバーは、長いコーススレッドの打ち込み作業が多い2×4建築やウッドデッキなどの組み立て作業に適しています。
ただトルクが強いので打ち込みの際は、インパクトドライバーを両手でしっかりと保持し、ネジの溝にビットをしっかり押し付けて作業をする必要があります。
押し付ける力が弱いとビットがネジ溝をなめてしまい、ネジが使えなくなってしまいます。
また、小さめの六角ボルトも、専用の六角ソケットを使用すれば、ボルト締めにも使うことができます。
インパクトドライバーはビットの交換方式が通常のドライバードリルとは違っており、したがってチャックの形状も違っています。

インパクトドライバーのチャック

ドライバードリルのチャック
インパクトドライバーのチャックは内部が六角形になっており、チャックを引っぱってビットを差し込むと、ビットのくぼみ部分にロックがかかり抜けないようになっています。
電気ドリル

電気ドリルは穴あけ専用のドリルになります。
電気ドリルは100Vの電源を使用するコード式のものが良く、トルクも強いので長時間の穴あけ作業に向いています。
電気ドリルには高速、低速の2段に切り替えられるものや無断変速式のものもあります。
トルクが強いのでビットの交換方式はキーレスではなくキーチャック方式で、しっかりと固定できるタイプのものが良いでしょう。
上記の写真のものは、キーチャック方式の電気ドリルで、専用のキーを使ってドリルの取り付け、取り外しを行います。
電気ドリルは、スイッチロックボタンで回転を固定することが出来ますので、ドリルスタンドに取り付ければ、ボール盤のような使い方が出来ます。
振動ドリル

振動ドリルはコンクリートやブロックなどに穴を開ける場合などに使われるドリルです。
振動ドリルはインパクトドライバーと同じく回転方向に打撃を与えることが出来、さらに軸方向へも打撃を与えることが出来るようになっています。
どちらに打撃を与えるかを選択できるようになっています。
振動ドリルは持つ手にも振動が強いので、両手で持つことが出来るようにハンドルが付いています。
ビットの固定方法
電動ドライバーや電動ドリルの先端には、各種のビット(先端工具)を取り付けて作業しますが、ビットの取り付け方法には、キーチャック式とキーレスチャック式があります。
キーチャック式の場合は、下図の下側の写真のキーを使ってビットの締め付け、緩めを行います。


キーチャック式は、強い締め付け力が得られますので、電気ドリルや振動ドリルなどに使われています。
キーレスチャック式は、キーは無く、先端に付いているチャックを回転させて行うものと、内部が六角形になっており、ビットを差し込むだけで固定されるものがあります。
チャックを回転させて行うものには、ドライバードリルがあります。

ドライバードリルのビット固定方法
六角形になっており、ビットを差し込むだけで固定されるものには、インパクトドライバーがあります。

インパクトドライバーのビット固定方法
ビット(先端工具)の種類
ビットは、ドライバードリルやインパクトドライバーの先端に取り付ける穴あけ用やネジ締め用の先端工具です。
穴あけ用のドリルビット、ネジ締め用のドライバービット、研磨用のアタッチメントなどがあります。
ドリルビット
ドリルビットには以下のような種類があります。
● 木工用

木工専用のドリルビットで各種の径と長さのものがあります。
ビットの先端に誘導ネジが付いています。
● 下穴用
釘や木ネジの下穴用で先端が細くなっており、円錐状の下穴を開けることができます。
● ダボ用
通常の木工用のような誘導ネジがないので、深さ調節がしやすいドリルビットです。
● 皿ギリ
皿ネジの下穴用で、皿ネジの頭をかくすことが出来ます。
● 金属用

金属用のビットですが木材にも使用できます。
● コンクリート用
コンクリートや石の穴あけ用で、振動ドリルに適しています。
● ガラス・タイル用
ガラスやタイルの穴あけ用です。
● ホールソー
大径の穴あけ用に使用します。
木工用、金属用、コンクリート用などがあります。
● プラスチック用
プラスチック、アクリル、塩ビ、デコラなどの穴あけに使用します。
● 自由ギリ
径の調節が自由に出来、小さな穴から大きな穴まで、各種の素材用があります。
ドライバービット
●ドライバービット
木ネジの締め付けや緩めに使用しますが、+用と-用があります。
●ソケットビット
ボルト・ナットの締め付け、緩めに使用します。
研磨・研削用アタッチメント
● 面取りカッター
コーナーの面取り用で、本来はトリマーやルーターに取り付けますが、ドリルでも使用できます。
● ポリッシャー
羊毛やスポンジ素材で、ワックスがけの艶出しに使用します。
● ワイヤブラシ
金属のさび落としやペンキはがしに使用します。
● 軸つき砥石
金属の研磨や細かい加工に使用します。
● サンディングドラム
細かな曲面のサンディングに使用します。
● サンディングディスク
広い面のサンディングに使用します。
補助用アクセサリー
ドリルスタンド
ドリルをしっかり固定することができるもので、垂直の穴あけ、深さの決まった穴あけなど精度の良い穴あけ加工を行うことができます。
また専用の工具を使用することによって角のみ加工も行うことができます。
フレキシブルシャフト
ドリルの先端のチャックに取り付けられるようになったコード状のもので、反対側の先端には各種の先端工具が取り付けられるようになっています。
先端工具を自由に動かしながら使うことができるものです。
スピードコントローラー
単速タイプのドリルや有段変速タイプのドリルの回転数を無段階に変速する装置です。
AC100Vを使用しますのでコード式のドリルに使用できます。
おすすめ電動ドライバードリルの機種
18V ハードユーザー向け
14.4V 一般DIY向け
まとめ
ドライバードリルは木工作業において、最もよく使われる電動工具になりますので、ぜひ最初に揃えておきたいものになります。
もしドライバードリル選びに迷ったら、電動工具の種類と選び方を参考にしてください。
ドライバードリルの他には、丸ノコ、ジグソーがよく使われる電動工具になります。
木工作業では電動工具の他に、大工道具、作業工具、測定工具、切削工具なども必要になってきます。
下記のページに必要になってくる道具、工具をまとめてみましたので、道具選びの参考にして下さい。

丸ノコの特徴と使い方はこちらから

電気カンナの使い方はこちらから
















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