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ニトリの低価格で高品質な製品作りの取り組みを探ってみました!

 2015/02/23 ブランド
この記事は約 11 分で読めます。 93 Views

ニトリは、1967年に北海道札幌で開店した「似鳥家具店」から歴史が始まりました。

そのため現在も札幌市内に本社があります。

ニトリは日本全国にチェーン展開されており、現在の店舗数は海外の店舗も含めて北海道から沖縄まで、

240ほどにもなる巨大チェーンに成長しています。

 

同社の特徴は、「お、ねだん以上。ニトリ」のCMでもお馴染みですが、

高品質の商品を低価格で提供されておられることです。

ニトリでは商品の開発設計から材料、製造、物流、販売までのすべてのプロセスを

自社で行う体制を確立することによりコストカットを行い、

「低価格で高品質」を実現しているといえます。

 

ニトリの製品は、リーズナブルでなお且つシンプルで機能的なものが多くあり、

どのような部屋に対しても自由な発想で選ぶことができるのが魅力となっています。

また、日本の住環境にも対応させた商品が多く揃えられており、

多くのユーザーに支持されているようです。

 

店内にはモデルルームもありますので、コーディネートに悩んだら参考にするのも良いかも。

そんなニトリの低価格で高品質な製品作りへの取り組みを探ってみました。

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品質への取り組み

ニトリは、2006年に品質改革の目的のために中核となる

「品質業務改革室」というのを発足させておられます。

従来の品質管理方法から大きく方向転換を図るべく、

ニトリの製品にたいする品質管理体制の基本的な考え方を大きく変える

ターニングポイントになっていると考えられます。

 

これを期に、今までやってきた製品検査に加え、

商品開発からアフターサービスまでの全てのプロセスを一貫して進められる品質管理体制が

出来上がったと言えるではないでしょうか。

 

これまでは、ニトリは工場での製造のことに関しては工場に任せていたとのことでしたが、

新しい品質管理体制の下においては、どんどん「口出し」をすることによって

製造工程での品質向上を図ることにしました。

 

問題点が改善されるまでは取引は行わず、取引後に問題が発生した場合は全ての項目で

改善指導を行っておられます。

 

自社製品にたいする耐久テストというのは、最近ではどのメーカーでも行われています。

ニトリでは、FMEA(故障モード影響解析)という考え方に基づいて

自社製品の耐久試験をおこなっているとのことです。

 

「FMEA」については、初めて聞く言葉でしたので調べてみたら、

ウィキペディアにこんな事が書いてありました。

 

『FMEA(意味:故障モードとその影響の解析)は、「設計の不完全や潜在的な欠点を見出すために
構成要素の故障モードとその上位アイテムへの影響を解析する技法」である。』

『FMEAは1940年代にアメリカ陸軍が正式に導入した。その後、航空宇宙開発の分野では、
製造量も少なく費用のかかるロケット技術において、間違いをなくすために使用した。』

 

私には難しすぎて内容は理解できませんが、ニトリでは製品作りにたいして

大変厳しい姿勢で臨んでおられることは理解できました。

 

大きな企業においては、部署間での意見や考え方の相違はよくあることです。

品質業務改革室も例に漏れず、たびたびあったとのことで、

そのようなときは「お客様にとっての最善」を念頭に議論を尽くすことで、

着地点を見つけられてきたとのことです。

 

議論の先にある目指すものの目標が、はっきりとした共通認識として、

全てのニトリの社員の方々にあるからこそ出来ることではないでしょうか。

 

ニトリの品質管理は、良い製品ができればそれで終わりということではないとのこと、

購入者に届くまでの物流、配送にまで及んでいるとのことです。

物流の工程では、製品の損傷を防ぐための保管方法の改善や器具の整備など、

また商品を運ぶ配送センターでは、品質の判定や製品修理などの社内資格を有する人材が

全センターに常駐され品質管理を行っているとのことです。

ニトリの品質管理体制の徹底ぶりには驚くしかありません。

 

更に、実店舗やコールセンターでのお客様からの問い合わせや問題点を情報として蓄積し、

品質向上に取り組まれているとのことです。

 

このようなニトリ全体による品質管理への取り組みが高く評価され、

ニトリは、2度の製品安全対策優良企業表彰を受賞されているとのことです。

日常私達は何気なく使っているニトリの家具やインテリアですが、

そこには多くの方の品質向上の努力の結果が詰まっていることを再認識させられました。

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商品開発

ニトリの低価格に不安を感じられる方もおられるとのこと、安くて高品質ということは

まだまだ理解されていないとのこと。

しかしニトリは「低価格で高品質」な製品作りを目指しておられます。

 

なぜ『良いものを安く』が出来るのか「ランドセル」を例にその理由が紹介されています。

 

背面の生地には帝人と共同で開発した日本製で通気性の良い特別な素材が使われているそうで、

質感や強さと軽さを両立させ、背負い心地や使いやすさなどにも気を配っているとのこと。

そして子供が6年間使用して耐えられるよう頑丈であることと耐久性を重視しているとのことです。

 

ニトリでは高品質をそのままに他メーカーよりも価格を抑えられておられます。

それは独自の生産体制を築くことで低価格で高品質を実現できたそうです。

 

ニトリの商品は、自己完結型の生産体制で作られていますが、これは企画から資材調達、

生産に至るまでのすべてのプロセスを社内で行う生産体制とのことです。

ランドセルにもその考え方を適用し、複雑な流れを一元化することでコストをカットされました。

 

これにより、自社で徹底した品質管理を行うことが可能になり、コストの合理化・最適配分、

顧客満足度と商品のクオリティを高める取り組みもダイレクトに反映されるようになったとのことです。

 

また「社内モニター制度」によって、顧客満足度と商品のクオリティを高める取り組みを

おこなっているそうです。

ニトリの社内でモニター公募が行われ、モニターには、実際に4月の入学期からランドセルを

使用してもらい、夏休みにいったん回収してその状態をチェックされるそうです。

 

そして、全ての箇所の変化を確認し、実際に使っている社員の親子にアンケートを取るなど、

多角的に商品の反応をみられるとのことです。

 

そしてそこから課題を見つけ、次年度に生かされるとのことです。

社内モニター制度はランドセルだけでなく、その他多くのニトリの商品においても行われているそうです。

 

現在では、ニトリのランドセル開発は追い風が吹いているとのことですが、

販売当初はほとんど売れず苦労をされたそうです。

苦しい中、挑戦を重ねられ品質にこだわり、生産と販促を続けた結果、販売数は飛躍的に伸び、

毎年激戦が繰り広げられているランドセル市場で好戦している、現在の姿を作り上げてこられたとのこと。

 

しかし現状に満足することなく、ニトリは全社をあげて長期的な変革に今後も取り組んでいかれるそうです。

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物流改革

お客さまの求める商品が、売り場にないことは絶対に避けなければいけないことですが、

常に最適なタイミングで日本中の売り場に商品を供給し続けることの難しさを、

ニトリは誰よりも実感してこられたそうです。

 

従来の物流に頼らず、自社で行うとすると巨大なインフラ構築が必要となるため、

実現は困難とのことですが、物流に係るコストを変えることが「高品質・低価格」への近道

であるかを知り、自社物流への改革を着実に進めてこられたそうです。

 

ニトリにおける改革の基本となるテーマは、”日本で行っていた作業を海外に移す”ことだそうです。

物流全体のコストに占める「人」と「土地」を伴う作業コストの割合は大きいため、

日本と海外の役割を再編したそうです。

 

ニトリでは従来国内で行っていた仕分け作業をあらかじめ海外で行って輸入することによって、

国内での大幅な時間短縮と港から直接店舗への商品供給が可能になりました。

 

また国内での物流コストの低減、不要在庫を持たず必要なところに、

必要とされるだけの商品を供給することが可能になりました。

このようにニトリの国内での作業負担をできる限り減らすことで、

海外生産工場と店舗を一直線で結ぶ、最適な需給管理を実現されました。

 

またニトリでは膨大な商品を扱っておられるため、生産国も多数になり、

従来は複雑な貿易業務は専門会社に委託されていました。

しかし、自社通関ですべての作業を実施することにより大幅なコスト削減を叶えるとともに、

生産商品をよりスムーズに国内供給できるようになったとのことです。

 

ニトリにおいては、これからも構築した自社物流を時とともにさらに進化させ、

より精度を高めてコントロールしていくのがこれからの課題とのこと。

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店舗運営

ニトリでは、アルバイト・パート・社員の垣根を超えて、

現場で働くスタッフ全員で売場作りを行っておられるとのことです。

またニトリでは、膨大な量の荷受けをこなし、営業時間中に売場で開梱して陳列する作業には、

速さと効率、そして二度手間にならない“完全作業”が求められるとのこと。

そこでの小さなミスもはがては大きな損失になるそうです。

 

そのような状態を防ぐために、ニトリの店舗では「5大サービス」というモットーが

徹底されているそうです。

(1)商品が欠けている”空きスペース”がないこと。

(2)展示見本などのサンプルが、本来の正しいパフォーマンスを発揮する状態で並べられていること。

(3)すべての商品の価格が分かりやすく、美しく、手に取りやすい状態に保たれていること。

これらが完璧に実行されたうえで、

(4)ディスプレイのトータルコーディネイトや接客で「買いたい」というイメージを誘導すること。

(5)対応する人件費などのコストを極限まで抑える。

 

以上の5つが、お客さまに「また来よう」と思ってもらう店づくりに欠かせない要素として、

現場では必ず意識されておられるそうです。

素晴らしいですね!

 

ニトリは全国に沢山の店舗があり、売り場面積も広大ですが、

レイアウトやディスプレイのルールは、ほとんどの店舗で統一されているそうです。

また、商品の認知のしやすさやユーザーの動線を考えて商品の配置が決められているそうです。

 

さらにスタッフの配置も行動を分析し、最適なしくみを作っていくことで、

低価格を維持するという結果に繋げておられるそうです。

 

またニトリでは、店舗のスタッフの教育・トレーニングの一貫として、

『接客』、『レジ』、『売場変更作業』の3部門で作業の正確性や速さ、完成度を競い合う

『社内コンテスト』を実施されておられるそうです。

現場に立つ者のプロ意識を育て、高いレベルの接客技術と現場の連帯感を高めるのに

役立っているそうです。

 

ニトリではユーザーとの接点である店舗を最も大切な場所として考えておられ、

売り場作りとは、「“もの”自身が自ら輝きを放ち、魅力的に感じられること」であるという共通意識を

持っておられるとのことで、今後もこの考えは変わらず努力されていかれるとのことです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ニトリの製品は企業努力と高水準の品質管理から生まれています。

学ぶべきところが大いにありますね。

 

ところで、高品質のブランド家具は永く使い続けられ、古くなっても愛着がわいてきます。

そんな素晴らしい中古のブランド家具が購入できるネットショップをまとめてみました。

ぜひこちらもチェックしてみてください。

 

素敵なイケア、アイリスオーヤマ、コクヨの製品はこちらから

 

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