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宮島の霊山・弥山(みせん)。

 2016/06/07 宮島・厳島神社
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宮島の厳島神社の背後には弥山(みせん)と呼ばれる霊山があり、ロープウェーで頂上に行くことが出来ます。

弥山(みせん)の標高は約535mですが、ゴンドラからは手付かずの弥山の原始林を見ることが出来、また頂上からは美しい瀬戸内海の島々を望むことが出来ます。

弥山は、806年に弘法大師・空海によって開基された山となっており、その後平清盛や伊藤博文らによって深く信仰されています。

 

また伊藤博文は、宮島には度々訪れており厳島保勝会の総裁も努めており、弥山の登山道の改修にも大きく貢献しています。

弥山の頂上付近には、弘法大師ゆかりの建物やお堂がいくつかあり、これらも見学することが出来ます。

宮島ロープウェーは、1959年(昭和34年)竣工しましたが、出発駅は紅葉谷公園の奥にある紅葉谷駅となり途中駅となる榧谷駅があり、終着は獅子岩駅となっています。

終着の獅子岩駅から歩いて約30分ほどで弥山(みせん)の山頂に行くことが出来ます。

 

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弥山山頂へのルート

弥山の山頂へ行く方法には2通りの方法があり、1つはロープウェーを利用して行く方法、2つ目は登山道を歩いて行く方法があります。

ロープウェーを利用

ロープウェーは紅葉谷公園の奥にある紅葉谷駅が出発の駅となり、途中駅の榧谷駅を経て獅子岩駅が終点となります。

フェリーが到着する宮島桟橋から出発駅の紅葉谷駅までは、徒歩で25~30分くらい、2種類のロープウェーの正味の乗車時間は約15分くらいとなっています。

終着駅の獅子岩駅は、標高が約433mの地点にあり弥山展望台のある頂上には残りの標高差100mほど歩かなくてはいけません。

 

途中にいくつかのお堂があり、見学しながら行くことも出来ますし、真っ直ぐ展望台に行くとしても30分ほどかかります。

獅子岩駅から展望台までの道は完全な山道となりますので、歩きやすい靴を用意された方が良いでしょう。

特に女性の方は、ハイヒールや底の高い靴では歩けませんので、少なくともスニーカー、又はハイキング用のシューズがあれば良いでしょう。

登山道を利用

弥山(みせん)には6つの登山道があり、博打尾コース、紅葉谷コース、紅葉谷西尾根コース、大聖院コース、多宝塔コース、大元コース、があります。

一般的によく知られているのは、紅葉谷コース、大聖院コース、大元コースの3つのコースとなります。

初めての方には、紅葉谷コースか大聖院コースが良いかと思いますが、桟橋に着かれたら建物の中に宮島観光案内所がありますので、そこで登山マップをもらってください。

休憩なしで登った場合の所要時間は、紅葉谷コースと大聖院コースが1.5時間~2時間、大元コースは2時間~2.5時間くらいとなります。

 

弥山の施設

獅子岩駅・獅子岩展望台

獅子岩駅は宮島ロープウェーの終着駅となり、標高は433mとなっています。

獅子岩駅の建物の2階には「誓いの火」のモニュメントがありますので、恋人、ご夫婦、ご家族の方は是非訪れてみてください。

獅子岩展望台は獅子岩駅の近くにある展望台で、ここからも瀬戸内海の美しい島々を見ることが出来ます。

弥山展望台

弥山(みせん)山頂(533m)にある展望台で、1955年(昭和30年)に設置されました。

こちらの展望台からの眺めは素晴らしく、対岸の廿日市市、広島市や瀬戸内海の島々、海に点在するカキの養殖筏など360°見渡すことが出来ます。

天気が良くて空気が澄んだ日は、四国の山も見ることができます。

現在の展望台は2013年(平成25年)に建て替えられたものです。

 

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弥山の神社、お堂

弥山本堂(みせんほんどう)

宮島ロープウェーの終着駅の獅子岩駅を降りて弥山山頂に向かって歩いて行くと20分ほどして最初に見えてくるのが弥山本堂になります。

弥山本堂が建立された年代は不明となっていますが、本尊は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)となっており、そばに不動明王、毘沙門天が祀られています。

弥山本堂の裏には、弘法大師・空海が求聞持修法の修行を行った求聞持堂があります。

霊火堂(れいかどう)

弥山本堂の正面に霊火堂があり、またの名を不消霊火堂(きえずのれいかどう)といわれています。

弘法大師・空海が100日間の修行を行い開基して以来1200年以上現在までずっと燃え続けている「消えずの火」があります。

三鬼堂(さんきどう)

霊火堂の右側にある石階段を登っていった先に三鬼堂があります。

三鬼堂には、魔羅鬼神(まらきしん)、追帳鬼神(ついちょうきしん)、時眉鬼神(じびきしん)の三鬼神が祀られており、鬼の神様を祀っているのは日本ではここだけではないでしょうか。

観音堂・文殊堂(かんのんどう・もんじゅどう)

三鬼堂からさらに弥山展望台に向かって登っていくと左手に観音堂、文殊堂が並んで建てられています。

向かって左が観音堂、右が文殊堂となります。

観音堂は安産の神様、文殊堂は学業の神様となっています。

観音堂、文殊堂の先を登っていくと右手に不動岩がありその先のくぐり岩を抜けるとその先が山頂となります。

大日堂(だいにちどう)

霊火堂から獅子岩駅とは反対方向の西の方向に少し下っていくと右側に石階段があり登っていくと大日堂があります。

1376年の建立とされ、その後1599年に毛利輝元によって再建されています。

本尊は大日如来となっています。

御山神社(みやまじんじゃ)(境外摂社)

弥山本堂から西の仁王門に向かう道の直ぐの途中に左に降りる道があり、その先にあるのが御山神社となります。

厳島神社を造営した平清盛が奥の宮として創建したと伝えられており、厳島神社と同じ三女神、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)が祀られています。

仁王門(におうもん)

霊火堂から西の方向にしばらく下って行くと、登山道の大聖院コースと大元コースの合流点の4つ角があり、そこに仁王門があります。

門の両側に1体づつ力士像が立っています。

水掛地蔵堂(みずかけじぞうどう)

霊火堂から西の方向に少し行ったところに水掛地蔵堂があります。

祠の中には石地蔵が祀られています。

水が湧いていますので柄杓でお水をかけて供養してあげてください。

閼伽井堂(あかいどう)

弥山本堂の裏手になるところに閼伽井堂があります。

本尊は不動明王となっています。

毘沙門堂(びしゃもんどう)

弥山の山頂にある大きな岩のすぐ下にあるのが毘沙門堂になります。

奥院(おくのいん)

仁王門がある4つ角を南の方向に30分ほど下って行くと奥院があります。

奥院には弘法大師・空海と不動明王が祀られています。

またここには厳島合戦で自刃して亡くなった陶晴賢(すえはるかた)一族の石碑があります。

鐘楼跡(しょうろうあと)

鐘楼跡は、平清盛の三男の平宗盛(たいらのむねもり)が寄進されたと伝えられている梵鐘が有った所ですが、現在は弥山本堂に置かれています。

 

弥山の自然

弥山(みせん)には手付かずの原始林が残されており、登山をしながら見ることが出来ます。

またロープウェーからもその姿を楽しむことが出来ます。

また弥山には自然が造り出した奇岩が多く存在していますので是非ご覧になってください。

山頂付近の奇岩

鯨岩(くじらいわ)、疥癬岩(かいせんいわ)、舟岩(ふないわ)、干満岩(かんまんいわ)、くぐり岩、不動岩(ふどういわ)、曼荼羅岩(まんだらいわ)。

登山道から見る岩

鎌石(ハンマーロック)、屏風岩、石上の木、腰掛石、ひび割れ岩、幕石、白糸の滝、遊女の石畳、岩屋大師、風吹き岩、鯉の親子岩、富士岩、ヘビ岩。

 

弥山からの眺望

弥山(みせん)の標高は535mで高い山ではありませんが、周囲に遮るものがありませんので山頂からは360°の大パノラマの景色を見ることが出来ます。

 

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