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方位磁石(方位磁針)の見方と使い方。

 2021/09/11 山登り
  18,150 Views

山登りなどで必需品の方位磁石について、見方と使い方についてご紹介します。

方位磁石は、方向が分かるだけでなく、地形図や登山地図と合わせて使うことによって

現在地や進むべき方向を確認することが出来ます。

 

最近の登山道は大変よく整備されていますので、道に迷ってしまうことはそれほど

ないと思いますが、はっきりとした道が無いところもありますし、分かれ道などで

迷ってしまうことはあります。

そんな時に方位磁石があると迷うことは無くなります。

 

また迷うことがない登山道でも、地形図や登山地図を合わせて使うことによって

現在地や進む方向が確認できますので、新たな山登りの楽しみ方を発見できます。

 

お恥ずかしい話ですが、私は無類の方向音痴です。

方位磁石の使い方を知るまでは、行ったことのない山には不安があり、一人で行くことは

ありませんでしたが、今は一人でも安心して山登りを楽しんでいます。

ぜひ方位磁石の見方、使い方をマスターしてください。

          この記事を書いた人:りょう(DIYアドバイザー)

 

方位磁石の見方

方位磁石というと、昔からなじみのある下記の図のような丸い形をしたものですが、

登山などで使用するのは、原理は一緒ですがもっと正確に方向を確認できる

方位磁石を使用します。

 

 

ご存知とは思いますが、上記の方位磁石の見方を簡単に説明しますと、方位磁石の

中央に磁針と呼ばれるものがあり、赤く(青の場合もある)塗られている方が

常に磁北を指しています。

磁北を上にして、右が東、左が西となります。

 

全ての方位は以下のようになります。

 

方位磁石の使い方

登山などで使用している方位磁石をご紹介します。

下の写真の方位磁石が私が持っているもので、登山用の方位磁石として信頼性の高い

製品で、多くの方も使用しておられます。

 

 

上記の方位磁石は、スウェーデンのシルバ社の製品の中の一つのモデルのものです。

 

回転盤

回転盤と回転盤矢印が一体となっており、回転盤を回すことによって回転盤矢印の

向きを変えることが出来ます。

 

回転盤には0から360度までの目盛りがついており、方角の確認には使用しませんが

2点間の角度を測ったり、任意の角度を地形図などに書く場合に使用します。

 

回転盤矢印

このコンパスの特徴ともいうべき、重要な部分になります。

この回転盤矢印を地形図に引かれた磁北線と平行になるように回転盤を回します。

 

左辺

地形図で、現在地と目標を結んだ線に、この左辺を正確に合わせます。

なお左辺には、2万5千分の1のスケールが刻まれており、右辺には、5万分の1の

スケールが刻まれています。

 

大矢印

コンパスを持って目標物を確認するときは、この大矢印が体の面から垂直になるように

体の前に構えます。

なお大矢印には、夜間使用のための蛍光塗料が塗られています。

 

磁針

通常の丸い方位磁石と同じで、赤く塗られている方が常に磁北を指すようになっています。

進むべき方向を決める際に、回転盤矢印と赤く塗られた磁針が重なるように、体の向きを

回転させます。

 

拡大鏡

地形図に書かれた標高の数字など、けっこう小さくて見ずらい場合がありますので、

拡大鏡ではっきり確認できます。

 

 

シルバコンパスの使い方

方位磁石による目標物の方向を確認する作業は非常に正確に行うことができます。

しかし作業自体はとてもシンプルで、慣れてしまえば10数秒で出来てしまいます。

 

地形図の入手

方位磁石による方向確認には地形図を利用しますので、国土地理院から発行されている

2万5千分の1地形図を入手します。

入手方法につきましては、後ほどご紹介しますが、ネットから購入できます。

 

 

上記は昨年の夏に行った白馬町の実際の2万5千分の1の地形図です。

1枚の地形図の大きさは、横58cm、縦46cmでけっこう大きな地形図になります。

購入した地形図を小さく折りたたんで持って行かれても良いですが、必要な部分だけを

コピーして持って行った方が、コンパクトにポケットに収納できるので良いでしょう。

 

磁北線を引く

山に持って行く地形図に磁北線を引きます。

北の方向には真北と磁北があり、それらには若干のズレがあることはご存知と思います。

方位磁石の磁針は磁北を指しますが、地形図は上が真北で書かれています。

 

したがって、地形図上に磁北の線を引く必要があります。

日本では、磁北は真北より若干西側を指していますが、真北と磁北の差の角度を

偏角(へんかく)といいます。

 

偏角は国内においても地域によって異なっており、本州では平均して約7°となっています。

実際に磁北線を引かれる場合は、購入した地形図にその地域の偏角が記載されています。

ちなみに白馬町の場合は、7°20’ となっています。

 

地形図の一部をA4の紙にコピーした場合を例に、磁北線を引く方法をご紹介します。

方法は二通りあり、分度器を使う場合と方位磁石を使う方法があります。

偏角が7°の場合の磁北線の引き方は以下のようになります。

 

分度器を使うのが原始的ですが最も簡単な方法です。

 

 

上記の写真の図は、A4のコピー用紙の左上に目標の山、右下に現在地があるとした

場合で、紙の上が真北とします。

 

コピー用紙の右下の角に分度器の0°と90°を合わせ、7°のところに印を付けます。

印とコピー用紙の右下の角を結んだ線が磁北線となります。

 

 

方位磁石を使う場合は、最初に回転盤の0°の位置を大矢印の位置に合わせます。

それから回転盤を右に7°回します。

 

回転盤矢印の線とコピー用紙の右の縦線と平行になるように置けば、方位磁石の左辺が

左に7°傾いたことになります。

 

 

方位磁石の左辺に沿って線を引けば、磁北線となります。

 

 

 

どちらの場合も最初の1本が引けたら、その後の平行線は定規の幅を利用して

平行線を引きます。

定規の右側を最初の1本の線に合わせ、定規の左側で線を引けば、定規の幅の平行線が

引けます。

 

上記で使った定規の幅は、3.5cm ですが、これぐらいから5cm くらいの幅で引けたら

良いでしょう。

また紙面いっぱいに引く必要はなく、予定している登山道の周辺に引かれてあれば

十分です。

 

目標物と現在地を線で結ぶ

地形図上の目標物と現在地(P)を線で引きます。

 

 

方位磁石の左辺を目標物と現在地を結んだ線に合わせる

 

 

回転盤矢印と磁北線が平行になるよう回転盤を回す

方位磁石の左辺を目標物と現在地を結んだ線に合わせた状態を動かさないように、

回転盤を回して、回転盤矢印と磁北線が平行になるところで止めます。

 

 

回転盤を回す際は、回転盤矢印が磁北を向くように回してください。

上の写真では上になります、下に向くようには回さないでください。

回転盤矢印の両側にも数本の回転盤矢印と平行な線が書かれてありますので、この線と

磁北線を見ながら、出来るだけ正確に平行になるように合わせてください。

 

なおここまでは、磁針はどちらを向いていても構いません。

気にする必要はありません。

 

方位磁石を地形図から離し体の前に置き、
回転盤矢印と磁針が重なるように体を回転させる

 

 

方位磁石は体の正面に置き、体の面に対して垂直に向くように構えます。

この状態をキープしながら、足を使って体を回転させます。

この時、体をねじったり、方位磁石を動かしてはいけません。

下にある回転盤矢印と磁針の赤い部分がピッタリ重なるところで止まります。

 

顔を上げて目標物を確認する

そして顔を上げると、目標物の山が正面に見えます。

 

以上が、シルバコンパスと地形図を用いて目標物を確認する方法です。

いかがでしたでしょうか。

とっても簡単ですよね。

 

頭の中がスッキリしないという方のためにおさらいです。

地形図上で行った作業を、もう一度実際の現地で同じことをしているんですね。

なので、最後に顔を上げたとき、正面に目標物が見えるのです。

 

 

上記の図は、地形図上で目標の山と現在地(P)を結んだ線に合わせて方位磁石を置き、

回転盤を回して回転盤矢印と磁北線を平行にしたときの図です。

実際の現地でも同じ状態が再現できれば、正面に目標の山が見えます。

 

上記のA4のコピー用紙は、上を真北にして書かれていますが、A4のコピー用紙が

置かれている方向は真北ではありません。

上記の図でもお分かりのように磁針は右下を指しています。

ですので、およそですが南西の方向に向けて置かれていることになります。

 

したがって、上記の図と同じ状況を作り出すためには、現在の磁針が指している方向から

回転盤矢印が指している方向まで回転すれば良いわけです。

そのためには、方位磁石を持っているあなた自身が回転すれば良いのです。

そうすると、下記の図のようになります。

 

 

絵がへたくそですが、現地であなたが方位磁石を持っているとしてください。

方位磁石は分かりやすいように大きく書いています。

 

つまり、地形図上に引いた磁北線と回転盤矢印と磁針を一致させることによって

あなたの正面に目標の山を見ることが出来るのです。

 

方向確認の作業をまとめると、次の5つになります。

① 地形図上で目標物と現在地を線で結ぶ。

② 上記の結んだ線にコンパスの左辺を合わせる。

③ 回転盤矢印と磁北線が平行になるように回転盤を回す。

④ コンパスを体の正面に垂直になるよう構え、回転盤矢印と磁針が重なるように
体を回転させる。

⑤ 顔を上げて目標物を確認する。

 

実際の現地では、必ずしも目標物が見えるとは限りません。

いろいろな障害物で見えないことが多いですが、目標物の方向は確定できます。

① については、慣れれば線は引かなくても出来るようになります。

 

上記の5つの作業の行程で注意すべきは、④ の時で、コンパスを体の面に垂直に

なるよう構えて、体全体を回転させることです。

体をねじったり、コンパスを動かしたりすると正確に正面に目標物を捕えられません。

 

そしてもう一つ重要なポイントがあるのですが、それは現在地を正確に、地形図上で

特定するということです。

実はこの現在地を特定するということが、案外難しいことが多いのです。

地形図上のどこに、現在自分がいるのかを特定するのには、地形図を読む力が必要に

なってきます。

 

 

登山に使用する地図

山登りやハイキングなどに利用されている地図の主なものには、国土地理院が発行している

地形図と、昭文社が発行している山と高原地図の2つがあります。

地形図と山と高原地図の主な内容と違いは以下のようになります。

 

地形図

地形図は、コンパスの使い方のところでもご紹介しましたが、国土地理院が発行している

地図で、全国を4300枚あまりでカバーしています。

登山でコンパスを使って利用するのは、縮尺が2万5千分の1のものを使用します。

 

次にご紹介する山と高原地図の縮尺が5万分の1になりますので、詳細に地形を読むこと

ができます。

地図上の1cm が250m に相当します。

 

1枚の地形図の大きさは、横58cm、縦46cm となり、地域によって多色刷りの地図と

3色刷りのものがありますが、今後は全て多色刷りの新しい地形図となります。

多色刷りの新しい地形図は、山の地形に陰影がついており、より立体的に見えるように

なっており、また道路、建物などの情報がより詳細になっています。

 

 

上記の2枚の地形図は、私が住んでいる広島の近くの山の地形図ですが、

上が従来の3色刷りで、下が新しい多色刷りの地形図です。

新しい多色刷りの地形図は、分かるかなと思いますが、陰影が付いていますので

より立体的に見ることが出来ます。

 

また従来の3色刷りの右側の余白部分に書かれている記号などが、左側と下側に変更

されており、紙面全体の大きさは変わりませんが、地形図自体の書かれている範囲は、

大きくなっています。

 

山の形や傾斜が正確に再現されており、コンパスと一緒に使うことによって道に迷う

ことから登山者を守ってくれます。

また歩いている場所と地形図を照らし合わせることによって、現在地や地形を確認

しながら歩くのは大変楽しいものです。

 

また地形図には、10mごとに等高線、そして50mごとに太い等高線が正確に記載

されていますので、およその距離や傾斜も分かります。

最初の内は細かな線ばかりでよく分からないと思いますが、地形図を見る機会を出来るだけ

多くし慣れていただければ、次第に立体的な地形が頭に浮かんでくるようになります。

 

また地図データのデジタル化が進められており、「電子地図25000」ではネットを利用して

地形図を印刷することが出来ます。

 

山と高原地図

昭文社が発行している「山と高原地図」というのがあります。

登山地図としてロングセラーとなっていますので、ご覧になられた方も多いのでは

ないでしょうか。

 

百名山を含む日本の主な約1500ほどの山が、60のシリーズに分けられて

掲載されています。

山と高原地図は、それぞれの地域に詳しい登山家の方が、実際に歩かれて得られた

情報が満載されています。

 

また毎年実踏調査がおこなわれ、最新の情報が掲載されています。

2017年については、3月に最新版が発行されています。

山と高原地図の特徴は、何といっても情報量が豊富なことではないでしょうか。

目的の山に行くためのほぼ全ての情報が網羅されています。

 

掲載されている情報としては、交通アクセス、最寄りの駅、登山口、山小屋、キャンプ場

トイレ、水場、宿泊施設、温泉、公共施設、植生、登山ルート、迷いやすい箇所等々。

そして山と高原地図の特徴ともいうべき情報として、登山口から目的の頂上までの

歩く時間(コースタイム)が幾つかに区切られて、上り下り別に記載されています。

 

山と高原地図は、メインの山を中心として周囲の山も含めた広い範囲を眺めることが

出来るのと、必要な情報が豊富に掲載されていますので、登山計画を含めた旅行の

プランニングに大変役に立ちます。

 

ただ山と高原地図の縮尺については、一部は2万5千分の1の縮尺で記載されている

ところもありますが、メインは5万分の1の縮尺となっています。

したがって、細かい部分での判断や細かな地形を読んだりするには、少し見にくい

ところがあります。

 

7月に黒部アルペンルートを歩くことにしており、早速地図を購入しましたので

ご紹介します。

 

 

黒部アルペンルートは、37番目のシリーズ、「剱・立山」に掲載されています。

このシリーズには、剱岳、立山、薬師岳、黒部五郎岳、水晶岳、鷲羽岳の登山地図

が書かれています。

 

中には、メインの地図とガイドブックが納められています。

 

 

左が地図、右がガイドブックになります。

地図の紙は特殊なコーティングが施されており、触った感じはビニールのような

ツルツルした感触です。

これならさすがに雨水に強いはずです。

 

地図を広げてみました。

 

 

北の端の魚津市から始まり、黒部市、剱岳、立山、黒部湖、薬師岳、有峰湖、水晶岳

鷲羽岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳で終わっています。

雄大な北アルプスを一望することが出来ます。

 

山と高原地図には、裏面にも各種の地図が掲載されています。

 

 

左上の地図は、表に掲載されていた地域をさらに広げて、北の富山湾、新潟県妙高市から

南の岐阜県高山市、長野県松本市あたりまでの広い範囲の地図で、旅行計画には

もってこいの地図です。

 

右上は、剱岳と立山の全ての登山ルートが2万5千分の1のスケールで

詳しく掲載されています。

 

左下には、今回私が行くことになっている黒部アルペンルートが鳥瞰図で描かれています。

右下には、宿泊施設の連絡先と地図上の位置、警察署の連絡先、キャンプ指定地の位置

公的機関の連絡先などが載っています。

十分で必要な内容が全て網羅されています。

 

下記はガイドブックの中の1ページですが、全45ページとなっており、主な地域概要

コースガイド、入山にあたっての心構えや注意事項、巻末に執筆者の方の紹介と

コピーして提出する登山計画書が記載されています。

 

 

地形図と山と高原地図は、それぞれに特徴がありますのでその特徴に合わせて使い分け

するのが一番良い使用の方法だと思います。

全体の把握、プランニング、コース設定には山と高原地図を使い、コース上の細かな

地形読み、コンパスによる方向確認には地形図を使用するのが良いでしょう。

 

 

地形図の入手方法

国土地理院が発行している地形図の入手方法は以下の4つの方法があります。

1、書店で購入

2、日本地図センターより購入

3、国土地理院のHPより購入

4、国土地理院のHPより印刷する(無料)

 

書店で購入

国土地理院の地形図は、全国の書店で販売されていますが、大型書店でないと

地形図を置いているところはなかなかありません。

また書店によって販売している取り扱い地域の内容に違いがあります。

 

下記ページに販売店の一覧、及び取り扱い内容が掲載されています。

地図販売店一覧

 

日本地図センターより購入

日本地図センターより購入する場合は、まず下記の日本地図センターに

アクセスしてください。

日本地図センター

 

1、下記の日本地図センターの画面になります。

左から2つ目の「地図空中写真を買う」をクリックします。

 

 

2、次に、「地図から購入する」をクリックします。

 

 

3、日本地図が出てきますので、マウスの矢印を購入する地域の近くに持って行き、

中央のスクロールホイールを回転して地図を拡大します。

 

 

4、7月に実際に行くことになっている黒部アルペンルートの地形図を購入します。

「立山」と「黒部湖」の2枚を購入します。

濃い黄色の枠の外側の四角い枠が購入する地形図の範囲となります。

濃い黄色の枠の部分は、隣りの枠との重複部分となります。

 

 

5、購入する枠の中央付近でクリックすると、「カートに入れる」ウィンドウが

立ち上がります。

多色刷りで、1枚の価格が税込み339円となります。

よろしければ、「カートに入れる」をクリックします。

 

 

同様にして、隣りの「黒部湖」もカートに入れるをクリックして購入します。

 

6、必要な地形図の購入が終わりましたら、右上の「カートの中をみる」を

クリックします。

 

 

7、カート登録製品の確認画面が表示されます。

今回は、多色刷りの地形図を2枚購入しましたので、製品代が678円となります。

同じ画面で下の方を見ていただくと、送料についての記載があります。

 

私はいつも全国一律(ネコポス)を利用しています。

今までに問題になったこともありませんし、10枚まで一律290です。

送料の選択については、次の画面で選択するようになっています。

 

8、よろしければ、配送料と書かれている文字の左側辺りにある「レジにすすむ」を

クリックします。

 

 

9、配送方法選択画面が出ますので、通常の宅配便にするか、ネコポスにするかを

選択します。

私はいつもネコポスでお願いして問題はありませんでしたが、ご心配な方は、

通常の宅配便を選択してください。

決まりましたら、どちらかを選択して、一番下の「次へ進む」をクリックしてください。

 

 

10、アカウント確認画面となりますので、既にアカウントをお持ちの方は、左の

メールアドレス、パスワードを記入して、「次へ進む」をクリック。

初めての方は、右側の「次へ進む」をクリックしてください。

 

 

11、お客様情報とアカウント登録画面となりますので、必要事項を記入の上、

次へ進んでください。

 

12、決済方法の選択画面となります。

決済方法は、クレジット、銀行振り込み、代引き、請求書払い の中から選択できますが

ネコポスを選択された場合は、代引きは選択出来ません。

 

13、注文内容の確認画面となります。

カート登録製品、配送料、決済方法、納品先情報 を確認します。

よろしければ、「注文を確定する」ボタンをクリックします。

 

14、決済情報入力画面となりますので、選択された決済方法で決済を完了すれば

注文完了となります。

 

 

国土地理院HPより購入

国土地理院HPより、新しい地形図を地域、大きさ、表現を選んで購入する方法を

ご紹介します。

 

なお国土地理院HPよりの購入は、地図データのダウンロード購入となりますので、

地形図を使用するにあたっては、プリントする必要がありますので、プリンター

が必要になります。

 

まず下の国土地理院HPにアクセスしてください。

国土地理院HP

 

1、下記の画面となりますので、1から5までの数字に対応する画面が動いていますので

数字の「1」をクリックしていただき、一旦停止させてください。

次に、真上の地図の部分か、「電子地形図25000」と書かれている部分をクリックします。

 

 

2、東京都の地図がでますので、ドラッグして購入する地域まで移動します。

マウスの中央のスクロールホイールを回転して画面を拡大縮小できますので

広い範囲が分かるように縮小して移動してください。

 

 

3、7月に行く黒部アルペンルートの室堂平のミクリガ池を中心としたあたりの

地形図を購入してみます。

 

 

中央部分の青い枠で囲まれた範囲が地形図として購入する範囲となります。

青い枠で囲まれた範囲はドラッグして自由に移動することが出来ますので、ご自身で

移動させて購入したい範囲を決めます。

 

左側の「基本設定」と書かれているところを見て下さい。

ここでは次のことが設定できます。

① タイトル ② 画像タイプ ③ サイズ ④ 向き ⑤ 解像度 ⑥ 地図の色

 

ご自身が行かれる地域の範囲、お持ちのプリンターやコピー用紙に合わせて設定

してください。

とりあえず、いろいろ設定を変えてみて、青い枠がどのように変わるかを確認して

みてください。

 

私は以下のように設定して購入してみます。

① タイトル  ミクリガ池

② 画像タイプ  JPEG

③ サイズ  A4

④ 向き  横向き

⑤ 解像度  300dpi

⑥ 地図の色  カラー地図

 

設定が終わりましたら、左側の一番下に書かれてある「上記の内容でサムネイルを表示」

をクリックします。

ちょっと時間がかかりますが、以下のような画面となります。

 

 

上記でよければ、画面の下の中央にある「そのまま購入に進む」をクリックします。

 

4、設定の確認と、注意事項が書かれた画面となります。

 

 

注文からダウンロードまでに要する時間として、30分~数時間程度と書かれています。

よければ、画面下の「上記の内容で購入へ進む」をクリックします。

購入は、日本地図センターからになるようです。

 

5、日本地図センターのオンラインショップページとなります。

「カートに入れる」をクリックし、「レジにすすむ」をクリックします。

 

 

6、使用許諾の確認画面となります。

「同意する」をクリックします。

7、アカウント確認画面

8、お客様情報確認画面

9、決済方法の選択画面

10、注文内容の確認画面

11、クレジット決済画面

12、注文完了

 

メールにてご注文確認のメールが届きました。

今回は、ダウンロード商品ですので、「ダウンロードURL」が届くのを待ちます。

 

今回は1枚だけでしたので、13分ほどでメールによる連絡が届きました。

メールに書かれている「ダウンロードURL」をクリックします。

なおダウンロードできる期間は、メールが届いて14日間となりますので、この間に

ダウンロードしてください。

 

13、「ダウンロードURL」をクリックすると、ダウンロードログイン画面となります。

14、「ログイン」をクリックします。

15、ダウンロード画面となりますので、「ダウンロード」ボタンをクリックして

ダウンロードします。

16、圧縮された状態でダウンロードしますので、解凍ソフトが必要です。

 

ダウンロードした地形図を印刷したものが以下となります。

私の持っているプリンターは、Canon Pro9000 Ⅱ でデジカメ写真専用のプリンターですが

画質はいろいろ設定できますが、標準でコピー用紙にプリントしてみました。

 

 

ミクリガ池あたりを拡大したものが下の写真です。

 

きれいに印刷できました。

解像度の設定やプリンターの画質を上げれば、もっときれいにプリントできるでしょう。

 

国土地理院のHPより印刷する(無料)

国土地理院のHPより無料で自由に印刷する方法をご紹介します。

国土地理院のHPにアクセスします。

国土地理院のHP

 

1、上部の左側の「地理院地図」をクリックします。

 

 

2、以下の日本地図となりますので、見たい地域へ移動してください。

 

 

3、同じくミクリガ池周辺を出してみました。

右上に「機能」、左上に「情報」と書かれているところをクリックすると、以下の

画面となります。

 

 

右上の設定のところでは、磁北線をONにすれば磁北線も一緒にプリントできます。

ツールのところで印刷が出来ます。

3Dと書かれているところをクリックすると、3D画像が見られます。

いろいろ設定を変えてみて試してみてください、いろいろな地図を見ることができます。

 

 

縮尺を変えて2枚印刷してみました。

赤い斜めの線が磁北線となりますが、ミクリガ池の偏角は7°50’となっています。

きれいに印刷できますので、あえて購入する必要もないかもしれませんね。

 

まとめ

方位磁石の見方、使い方はとても簡単です。

地図も最初の内は、分からないことも多いかもしれませんが、使っている内に分かる

ようになってきます。

 

これかからは、山に行かれるときはぜひコンパスと地図を持って行ってください。

山に行くことがもっともっと楽しくなってきます。

 

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