デジタルカメラのストロボ(フラッシュ)の使い方と性能。

ストロボは、単に暗い場所を明るくするだけではなく、被写体の後ろに影を作ったり、高速で動いている被写体をブレないで写しとめたりと、用途はいろいろあります。

また、ストロボをシャッターが開いている間のどこで発光させるかによっても写り方が変わってきます。

ストロボの使い方と使用する上での知っておくべき性能、そして種類についてご紹介します。

目次

呼び名

撮影時に撮影の対象が周りの光の関係で暗い場合などに発光して被写体を明るく照らす装置をストロボ、又はフラッシュといいます。

呼び名は必ずしも決まっておらず、メーカーによっても違っています。

また、外付け用と内臓されているものによっても呼び名が違っています。

ニコン    スピードライト        内臓フラッシュ

キャノン   スピードライト        内臓ストロボ

オリンパス  エレクトロニックフラッシュ  内臓フラッシュ

ソニー    フラッシュ          内臓フラッシュ

ペンタックス ストロボ           内臓ストロボ

またストロボは、放電管を使ってカメラのシャッターに合わせて何度も発光させることが出来ます。

ストロボの発光は、当然カメラのシャッターが開いているときに発光しますが、その発光時間は非常に短く、数千分の1~数万分の1秒とシャッターが開いている時間よりもかなり短い時間となります。

現在の多くのデジカメには内臓ストロボが付いていますので、いろいろなストロボを使った撮り方ができますので、ぜひ試してみてください。

最近のストロボは、昔ほど扱いが難しくなく、カメラが自動的に調整をやってくれますので、非常に簡単です。

また、外付け用のストロボがあると、より高度な撮影をすることが出来ますので、ストロボ撮影に慣れたらひとつは揃えておきたいアイテムですね。

ストロボの使い方

シャッターとストロボのシンクロ

シンクロとは同調ということです。

何と何が同調しているのかといいますと、シャッターが全開している時間とストロボが光っている時間の同調です。

つまりシャッターが全開している間にストロボが光るように同調しています。

これがずれると、被写体にたいしてストロボの光が当たっている部分と当たっていない部分ができてしまします。


そうしますと、ストロボの光が当たっている部分は正常な露出で写りますが、ストロボの光が当たっていない部分は、真っ黒になってしまいます。

これでは写真にはなりませんので、ストロボを使うときは、シャッターが全開している時間とストロボが光っている時間は必ずシンクロするようようになっています。


一眼レフカメラのシャッタースピードは、バルブから、私の持っているカメラですと1/8000秒まであります。

全てのシャッタースピードでシャッターが全開しているわけではありません。

ある一定のシャッタースピードを超えると、通常の一眼レフカメラに搭載されているフォーカルプレンシャッターの場合は、スリット(隙間)の巾と移動速度によって露出をコントロールしています。


カメラによってシャッターが全開する最も早いシャッタースピードというのは違いますが、およそ1/90~1/300秒くらいになります。

シャッターが全開する最も早いシャッタースピードが同調速度(X接点)と呼ばれているものです。

以前使用していたフィルムカメラですと、1/60秒がX接点になっていました。

現在私が持っているデジタル一眼レフカメラのX接点は1/200秒となっています。

これより遅いシャッタースピードでは全開しますが、コレより早くなるとスリット移動となります。


X接点より速いシャッタスピードの場合はスリットによる移動になりますので、シャッターが全開しないまま後幕が閉まり始めますので、被写体にストロボの光が当たらない部分が生じます。

ストロボの発光している時間は、1/1000~1/40000秒の大変短い時間になりますので、このような現象が起きます。


これを改善したのが、「FP発光」と呼ばれる機能で、スリットが移動している間中ストロボが発光し続けるというものです。

そうしますと被写体全体にストロボ光を照射することが出来ますので、X接点よりも速い高速シャッターでもストロボを使うことが出来ます。

ただしその分電池の消耗は多くなります。


先幕シンクロと後幕シンクロ

シャッターとストロボのシンクロには、先幕シンクロと後幕シンクロがあります。

ストロボの光が光っている時間は一瞬の時間になり、シャッターが全開している時間に比べると短い時間になります。

シャッターが全開しているときのどのタイミングでストロボが発光するかによって、先幕シンクロと後幕シンクロがあります。


通常は先幕シンクロですが、シャッターが最初に開ききったときに発光します。

それに対して後幕シンクロは、シャッターが閉じる直前に発光します。


先幕シンクロと後幕シンクロのどちらで発光させるかによって、特にスローシャッターで撮影したときに写り方が変わってきます。

良い例が、夜ライトを付けてに走っている車をスローシャッターで、ライトの軌跡と車を撮影したい場合です。

シャッターが全開している間はライトの軌跡が写りこみますが、車の車体はストロボが発光した瞬間だけ写りこむことになります。


先幕シンクロで撮影しますと、シャッターが開ききると同時にストロボが発光します。

最初に車の車体とライトが写りこみ、その後シャッターが閉じるまでライトの軌跡が写りこむことになります。

後幕シンクロで撮影しますと、シャッターが開ききると同時にライトの軌跡が写りこみ始めます。

その後シャッターが閉じる直前にストロボが発光し、車の車体が写りこみます。


先幕シンクロの場合ですと、車の車体の先にライトの軌跡だけだ写った写真になります。

後幕シンクロの場合は、ライトの軌跡の最後に車の車体が写ります。

どちらが自然な写り方かといいますと、当然ながら後幕シンクロで撮影した場合ですね。

スローシンクロ

通常のストロボ撮影においては、ガイドナンバーのところで書いていますが、

ISO感度が100の場合は、「適正絞り数値=ガイドナンバー÷撮影距離」の計算式が成り立ちます。

上記の計算式に成り立つ主要被写体は、カメラのTTLオートストロボ機構の働きで良好な露出で撮影することが出来ます。

夜景をバックにして人物を撮影する場合でも、上記のTTLオートストロボ機構の働きで、人物はキレイに写しこむことが出来ます。


ただし、ストロボの光が届かない遠くにあるバックの夜景の場合は、露出不足で実際に見ているような明るさにならず暗くなってしまうことがあります。

このような場合に、人物も背景の夜景も見た目に近い明るさで撮影する方法がスローシンクロ撮影と呼ばれている方法です。


では、どのように撮影するのかと言いますと、まず人物は写さず、バックの夜景だけを試しに写します。

このときの撮影モードは、プログラムAE、又は絞り優先AEとします。

で、そのときの絞り数値とシャッタースピードの数値を覚えておきます。

当然写しているのは夜の夜景ですので、シャッタースピードの数値はかなり遅い数値となります。


これからが本番の撮影になりますが、撮影モードをマニュアルにします。

そして、先ほど試しに夜景を写したときの絞り数値とシャッタースピードの数値で設定します。

そして、人物をメインに夜景をバックにTTLオートストロボ撮影をします。


これで、人物も夜景も見た目に近い明るさで撮影することが出来ます。

もし希望の明るさになっていない場合は、ストロボの調光補正、又はISO感度の調整で希望の明るさになるように調整します。

これがスローシンクロ撮影と呼ばれている撮影方法です。

なお、最近のデジタルカメラには、もともとスローシンクロモードが搭載されているカメラもあります。

その場合は面倒なことはしないで、そのままスローシンクロモードで撮影しましょう。

調光補正と露出補正の制御

多くのデジタル一眼レフカメラでは、TTLオートストロボ機能により、特別な設定をしなくても被写体を良好な状態に撮影することができます。

しかし、場合によってはストロボ発光量が強かったり弱かったりします。

このような場合には、調光補正と呼ばれる機能を使ってストロボの発光量を調節することができます。


調光補正はストロボ発光量の調節ですが、同時に露出補正も行いたい場合があります。

ここで留意しておかないといけない事があります。

調光補正と露出補正の関係ですが、メーカーによって、この両方が連動して補正されるタイプと独自で補正するタイプがあります。


ニコンのカメラは連動して補正されるタイプとなり、それ以外のメーカーのカメラは独自で補正するタイプとなります。

ニコンの連動して補正されるタイプの場合は、露出補正を行うと、それに連動して同じ補正巾で調光補正されます。

たとえば露出補正を+2にすれば、調光補正も+2になります。

ただし、調光補正した場合は、連動して露出補正されることはありません。


独自で補正するタイプの場合は、連動性はありませんので、あとさきは関係なく独自で補正を行います。

どちらのタイプが使いやすいかは、議論の分かれるところだと思います。

連動タイプの場合は、補正したい場合は、露出補正をすれば同時に調光補正もされるので、一度で補正処理ができます。

独自タイプの場合は、露出補正と調光補正を二度行う必要があります。


ただ連動タイプの場合は、露出補正だけを行いたい場合に、余分な手間が必要になってきます。

露出補正を行うと連動して調光補正も変わりますので、後から調光補正を元に戻す手間が加わります。

独自タイプの場合は、手間はかかりますが、それぞれを確実に微妙に補正することが出来ます。

日中シンクロ撮影

ストロボを使用するのは暗い場所ばかりとは限りません。

日中の昼間の明るいところでもストロボを有効に使うことが出来ます。

よくあるケースですが、日中に人物などを撮影しようとすると逆光になってしまうことがあります。

そのまま普通に撮ってしまうと、顔が影になってしまい、顔の表情が暗くなってしまいます。


このような場合にTTLオートストロボ撮影を使って撮影すると顔を明るくきれいに写すことができます。

あとは必要に応じて、ストロボの発光量の調光補正を加えましょう。

このような日中の明るい場所でストロボを使って撮影する方法を日中シンクロ撮影といいます。

ただし当然ながら、すべてのストロボ撮影もそうですが、撮影の対象物がストロボ光の届く距離にないと、効果を発揮することは出来ません。


また、ストロボが発光する場合は、シヤッター速度とシンクロする必要がありますので、それぞれのカメラの最高シンクロスピードによりシャッタースピードが遅くなります。

その結果として、背景が露出オーバーとなってしまう場合があります。

この場合は、露出補正を行って調整してみましょう。

赤目現象を防ぐ4つの方法

暗い場所で、ストロボを使って人物を撮影した場合に、人物の目の瞳が赤くなって写ってしまうことがあります。

この現象を赤目現象といいます。

原因は、暗いところでは人の目の虹彩は大きく開いた状態になっており、ストロボを発光させるとストロボの光が人の目の眼底にある網膜で反射してしまいます。


人の網膜は血管が非常に多くあるため、網膜に反射して血管が赤く写ってしまうためです。

カメラのレンズとストロボの発光部が近いとこの現象は起きやすくなります。


この赤目現象を防ぐには次の4つの方法で防ぐことが出来ます。

● ストロボの反射光がレンズに入ることによって赤目現象が起きますので、レンズからストロボを少し離した位置から発光させて、レンズに反射光が入らないようにする。

● ストロボの本発光の前に予備発光をさせ、虹彩を閉じさせてから本発光で撮影する。

● ストロボ光を直接人物に当てないで、バウンス撮影で行う。

● 人物にレンズを直視しないように、レンズと違うところを見てもらう。

以上の方法で概ね赤目現象を防ぐことが出来ます。

状況に応じて上記の方法を試してみてください。


ストロボの性能

各ストロボには性能を表す項目があります。

ストロボを選ぶ場合は、仕様に書かれてある項目についてよく理解して、購入の際などの基準としてください。

私が持っている キヤノン スピードライト 430EXⅡ の仕様には次のことが書かれています。 

siyou1-249x3001[1]
siyou2-281x3001[1]

ガイドナンバー(GN)

GN(ガイドナンバー)とは、ストロボの最大発光量を表す単位で、ISOが100のときの1メートル離れたときの絞り値を表しています。

絞り、撮影距離、ガイドナンバー、ISO感度 の関係は、次の式に表されるような関係にあります。 

gn1[1]

たとえば、ガイドナンバーが40、撮影距離が10メートル、ISO感度が100の場合は、

gn31[1]

つまり適正な絞り値は、F4 になります。


同様に撮影距離が20メートルの場合の適正絞り値は、F2。

撮影距離が5メートルの場合の適正絞り値は、F8。

ということになります。

一般的にはカメラの仕様書には、ISO感度が100のときのガイドナンバーを表示していますが、100でない場合もありますので、比較する場合は確認しておきましょう。


上記の関係の式から、ISO感度を4倍の400にすると、撮影距離は2倍になります。

ISO感度を16倍の1600にすると、撮影距離は4倍になります。


レンズには単焦点レンズとズームレンズがありますが、最近はズームレンズを使用する機会が多いようです。

ズームレンズの場合は、広角側と望遠側で画角が変わってきます。

ストロボの場合は、照射角があり、この照射角はレンズの画角に合わせて変化するようになっています。

つまりレンズの広角側ではストロボの照射角も大きくなりますが、レンズを望遠側にすると、ストロボの照射角もそれに合わせて小さくなります。


元々のストロボの最大発光量は変わりませんので、照射角が大きい場合と小さい場合とでは、小さい場合の方が光は分散されず収束しますので、光は強くなりガイドナンバーも大きい値となり、遠くまで届くことになります。

したがってガイドナンバーを比較する場合は、照射角がいくつの場合のガイドナンバーであるかを調べる必要があります。

このガイドナンバーの表示の仕方はメーカーによって違っていますので、比較する場合は、条件を同じにして比べる必要があります。


私が持っているキヤノンのスピードライト 430EXⅡ の仕様には次のように書かれています。

ガイドナンバー : 43(照射角105mm ISO100.m)

つまりレンズの焦点距離が105mmのときのガイドナンバーが43であることを示しています。

また、照射角の違いによるガイドナンバーの違いについて、次のような表が書かれてあります。

siyou2-281x3001[1]

つまりフル発光の場合、照射角が14~105に変化することによって、ガイドナンバーも11~43まで変化します。

なお、照射角に書かれてある数字は(mm)となっていますように、角度ではなく、対応する焦点距離を示しています。

照射角

照射角はストロボが発光する光の広がりの角度です。

現在のカメラのレンズはズーム機構が付いているものが多いので、現在のストロボはレンズのズーム機構に対応して照射角も変化するようになっているものが多くなっています。

ストロボの仕様書に書かれている照射角は、角度ではなく、その角度に対応するズームレンズの焦点距離が表示されています。


たとえば、ズームレンズを広角側から望遠側にズームしますと、それに対応してストロボの照射角も広い角度から狭い角度に収束されます。

よって、ストロボの光量を無駄なく使うことが出来るようになっています。

ストロボの発光量が一定の場合、照射角が広い場合と、狭い場合を比較したとき、当然ながら狭い方が広い場合に比べて光の量が収束されますので強い光となります。

したがって、狭い方が広い場合に比べて光の届く距離も長くなり、ガイドナンバーも大きい値となります。

したがいまして、前回述べましたガイドナンバーの値を見る場合は、照射角がどの場合のガイドナンバーであるかを確認する必要があります。


仕様書に書かれているガイドナンバーの表示の方法もメーカーによって違っていますので、ガイドナンバーのみを比較するのではなく、対応する照射角を確認する必要があります。

一般的には、ストロボの仕様書には、それぞれの照射角に対応するガイドナンバーが細かく書かれています。

調光(連動)範囲

ストロボの光は当然ながらカメラから遠くになるにしたがって弱くなります。

したがって、ストロボを使用するときは、ストロボの光が届き、適正露出が得られる距離の範囲を理解しておく必要があります。

ストロボの仕様書等に書かれている「調光(連動)範囲」というのが、適正露出が得られる距離の範囲を示しています。

したがいまして、撮影の対象物が「調光(連動)範囲」より近い距離にある場合は、露出オーバーとなり、遠い距離にある場合は、露出アンダーとなります。


また、使用するレンズによっても光の届く距離は変わります。

ズームレンズを使用する場合も、広角側と望遠側とでは光の届く距離が変わってきますので、「調光(連動)範囲」も変わってきますので注意が必要です。

ストロボの仕様書等に書かれている「調光(連動)範囲」も対応するレンズの種類が併記されていますので確認してください。


ストロボの種類

ストロボには用途によっていくつかの種類がありますが、大きく分けますと、内臓ストロボと外付け用ストロボがあります。

外付け用ストロボには、クリップオンタイプとマクロタイプがあります。

内臓ストロボ

内臓ストロボは、元々カメラに内蔵されているストロボです。

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IMG_3753-21[1]

元々カメラに内臓しているストロボですので、形状は小さく、発光のパワーも小さいですが、近距離ではそれなりの効果が期待できますので、大変役に立つストロボです。

使用するときは、スイッチをオンにすると飛びでてくるものが多いようです。

外付け用ストロボ

クリップオンタイプ

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IMG_3760-21[1]

各メーカーには、小型のコンパクトなものから、大きなハイパワーなものまであります。

一般的なクリップオンタイプの外付け用のストロボは、発光部を水平や上下に回転させたりして、発光を天井や壁などに反射させて間接的に被写体に光が当たるバウンス撮影が出来ます。

また、ワイヤレス機能が付いているストロボの場合は、ストロボをカメラから離れたところに置いて発光させるワイヤレス撮影を行うことも出来ます。

マクロタイプ

花や昆虫などをマクロ撮影する場合などに使われる外付け用のストロボで、レンズの先端に取り付けるようになっています。

したがって、レンズにケラレることなく、自然な感じのストロボ撮影をすることができる優れもののストロボです。

TTLオートストロボ

現在の多くのカメラに搭載されている内臓ストロボ、及び外付け用のストロボはTTLオートストロボ機能を搭載しています。

TTLオートストロボ機能とは、ストロボによって発光された光が被写体に当たって反射してきた光を撮影レンズを通してカメラ内部で測光して、適切な光量となるように制御する機能です。

したがって、同じ距離の被写体の場合、絞り値(F値)を変えると自動的に光量は変化し、それぞれの絞り値に対応した適切な光量となるため、出来上がった写真の明るさは同じになります。


このように、ストロボはアクセサリーシューの接点を介して複雑な情報のやりとりを行っています。

よって私たちはストロボを使わないときも、使うときも、難しく考える必要はなく、同じ感覚で撮影することができます。

したがいまして、TTLオートストロボ機能はカメラとストロボが他メーカー同士の場合は機能しません。

必ず同じメーカー同士か互換機能を持ったメーカーである必要があります。

TTLオートストロボに対して、ストロボ本体に測光機能を持たせたストロボを外部調光ストロボといいます。

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この記事を書いた人

DIYアドバイザー、フォトマスター2級、コーヒーコーディネーター
(趣味)
DIY、釣り、写真、スケッチ、旅行、山登り、キャンプ

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