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これだけ知っていれば悩まない!カーテン選び5つのポイント。

ウィンドートリートメント選びには、

お部屋に合ったものを選ぶ必要がありますが、

意外と悩まれておられる方が多いのではないでしょうか。

 

ここでは、ウィンドートリートメントの代表的なカーテンについて、

色彩計画、部屋別カーテン、素材と加工、寸法の取り方について、

選ぶポイントをご紹介しています。

 

 

インテリアの色彩計画

色が持っている心理的な性質などを利用して、

空間の目的に合うように色の配色を決定していくことを

色彩計画(カラースキーム)といいます。

 

私たちが住んでいる住宅では、

それぞれのお部屋の目的や性質に合うように、床、壁、天井、カーテン、

家具などの色を計画する必要があります。

 

色(カラー)には、本来その色がもっているイメージというのがあります。

代表的なものとしては、たとえば赤や黄色、オレンジなどの

暖色と呼ばれている色は、暖かさを感じる色になり、

青や青緑などの寒色と呼ばれている色は、寒さや冷たさを感じる色になります。

 

その中間の緑や紫などの色は、

どちらとも言えないので中性色などと呼ばれています。

パステルカラーのような明るくて薄い色は、

ふんわりとした柔らかいイメージがあります。

 

私たちがお部屋の中の色彩計画を行う場合は、

お部屋の中を3つに分けて考えると計画しやすくなります。

 

一般的には、お部屋の色を、

基調色(ベースカラー)、

配合色(アソートカラー)、

強調色(アクセントカラー)の3つに分けます。

 

基調色(ベースカラー)

基調色は、お部屋の中の大きな面積を占める部分の色で、

床、壁、天井の色になります。

大面積を占めますので、

そのお部屋のイメージを決める基本の色となります。

 

一般的な住宅のお部屋では、ホワイト系、

薄いベージュ系などの明るくて薄い色が使われていますが、

いわゆる高明度で低彩度の色になり、どんな色にも馴染みやすい色です。

 

配合色(アソートカラー)

配合色は、中程度の面積を占める部分の色で、

お部屋の中ではカーテンや家具などになります。

基調色のイメージをより高めたり、基調色をアレンジするための色になります。

 

強調色(アクセントカラー)

お部屋の中では小さな面積を占めるものになりますが、

テーブルクロス、ソファクッション、絵画、花、などが強調色になります。

基調色、配合色にたいして、アクセントを付ける色になります。

 

 

カーテンのカラー選びの基本

カーテンは、配合色の一つですが、

その中でも大きな面積を占めています。

したがって、カーテンの色の決め方で、

あなたのお部屋のイメージが大きく変わってきます。

 

基調色の中で、特に壁の色はお部屋のイメージに大きく関係しますので、

カーテンの色を壁の色と合わせることによって、

お部屋を広く感じさせることが出来ます。

 

また反対に、壁の色とは違った色のカーテンを掛けることによって、

メリハリのあるお部屋作りが出来ます。

 

配合色のものは、カーテンの他には家具やその他のインテリアがありますが、

配合色を同じ配色でまとめることによって、

全体としてまとまった統一感を出すことができます。

違った色同士でまとめると、メリハリのある感じになるでしょう。

 

お部屋の基調色と配合色を同じ系統の色でまとめて統一感を出した場合に、

少し変化がほしいときは、強調色に違った色を使ってアクセントに

すると良いでしょう。

 

メリハリのあるお部屋作りの場合は、

濃い色や色の数が多いと圧迫感を感じたり、

ごちゃごちゃした感じになりやすいので、

薄めの色を使ったり、色の数を抑えると良いでしょう。

 

ではどのような色使いをすればあなたのイメージするお部屋作りが出来るでしょうか。

代表的な暖色や寒色のイメージはご紹介しましたが、

さらに詳しく色の持っているイメージについてご紹介したいと思います。

 

赤は、攻撃的な色と言われていますが、情熱的でもあり興奮させる色です。

また食欲を増進させる色とも言われており、レストランなどにもよく

使われている色なので、ダイニングルームには向いていると言えます。

落ち着いた上品な感じにするのであれば、ワインレッドが良いでしょう。

ピンク

ピンクは、やはり女性の方におすすめの色でしょうか。

可愛らしさ、優しさを表現するにはもってこいの色ではないでしょうか。

黄色

黄色は、明るくて陽気なイメージのある色です。

インパクトの強い色でもあり、

原色に近い色を広い面積に使うのは少し刺激が強すぎると思いますので、

アクセントとして使ったり、広く使う場合は薄い色合いのものが良いでしょう。

オレンジ

オレンジ色は、とても明るく、暖かい、活発、健康といったイメージがあります。

赤色と同様食欲増進や食べ物をおいしく見せる効果があると言われていますので、

ダイニングやリビングに合う色です。

活発、健康のイメージもありますので、子供部屋にもよく使われている色です。

茶色

茶色は、落ち着いた安心感や高級感のイメージのある色です。

家具とも合わせやすい色となります。

茶色は、アースカラーとも呼ばれており、カーテンにはよく使われる色になっています。

ベージュ

ベージュは、全ての色と相性の良い色で、安心感のある親しみやすい色です。

大変落ち着きのある色ですので、リビングやベッドルームに適した色といえます。

ベージュは、壁の色としてもよく使われていますので、

カーテンにも同じベージュ系の色を使うことによって、お部屋全体を広く

見せることが出来ます。

ブルー

ブルーにもいろいろな色がありますので一概に言えない部分はありますが、

一般的には寒色といわれ、寒さ、冷たさをイメージさせる色です。

薄めの明るいブルーは、夏の季節には涼しさを感じさせてくれるでしょう。

 

一方でブルーは、神経を落ち着かせてくれる効果があると言われていますので、

寝室にも合います。

ピンクは女の子のイメージでしたが、ブルーは男の子のイメージがありますので、

男の子の子供部屋にもおすすめです。

グリーン

グリーンは、植物を感じさせる色ですので、安らぎ、いやし、

リラックスといったイメージです。

涼しさを感じさせる色でもありますので、夏のカーテンとしても良いでしょう。

また最近は、観葉植物をインテリアとして楽しまれる方が増えていますので、

カーテンとのアレンジもおもしろいのでないでしょうか。

ホワイト

ホワイトは、清潔感、やさしさ、北欧、西海岸などがイメージされます。

白家具やブラウン系の家具に合わせやすいでしょう。

グレー

グレーは、シック、クールといったイメージでしょうか。

ベーシックなモノトーンの色は、落ち着いた大人の雰囲気を演出できます。

 

 

部屋別カーテン選び

リビングのカーテン

リビングルームは、家の中で中心的なお部屋であり家族が集まる部屋となります。

また、お客様をお迎えする部屋でもありますので、

オーダーカーテンで仕上げるのが良いでしょう。

 

リビングルームは、家族や来客など多くの方が集まり、

落ち着けるお部屋ということを考えれば、

ナチュラルなベージュ系やグリーン系の淡い色合いのものが良いでしょう。

 

ダイニングルームのカーテン

食欲増進の効果があると言われている赤やオレンジの暖色系がおすすめです。

この場合も、原色に近い色は避けて、淡いソフトな色調でまとめると良いでしょう。

 

最近の住宅は、リビングとダイニングが一つの部屋となっている場合が多いのですが、

このような場合は、どちらかの色で統一感を出すと良いでしょう。

ソフトで柔らかいオレンジ系か、さわやかなグリーン系であればどちらにも

合うと思います。

 

和室のカーテン

最近は、畳の和室にもカーテンを掛けることが多くなっています。

和室は、畳や木の柱や造作材などの自然素材を使った部屋が多いですが、

このような場合は、カーテンもナチュラルな自然をイメージできる色や素材を

選ぶと良いでしょう。

 

ベッドルームのカーテン

ベッドルームは、疲れをいやし、安らぎを得る部屋ですので、

寒色系の淡いグリーンやブルーが基本の色になります。

夜にお仕事をされる方は別ですが、寝るのに電気を消してしまえば、

カーテンの色は分かりませんので、

朝のお目覚めのことを考えて色や柄を決めるのも良いのではないでしょうか。

それぞれの方で違うと思いますが、好きな色とか、やる気の出る色とかにしてみるのは

いかがでしょうか。

 

子供部屋のカーテン

オレンジ系の暖色は、活発、健康というイメージから

子供部屋に向いていると言われていますが、年齢的には小学生くらいまででしょうか。

中学生以上になれば、勉強に集中できる落ち着いた色や柄が良いでしょう。

本人が好きな色や柄であれば、勉強にも集中できますので、任せるのも良いでしょう。

 

 

カーテンに使われる繊維と加工

繊維の種類

カーテンに使われている繊維は、カーテンの用途などによって幾つかの種類があります。

現在主に使われている繊維は、ポリエステルですが、

理由としてはシワが付きにくく伸びちじみが少ない、燃えにくいなどの点があげられます。

 

カーテンに使われている繊維の種類とその主な長所、短所は以下の表のようになっています。

 

種 類 長 所 短 所
化学繊維 ポリエステル シワになりにくい
伸びちじみしにくい
静電気を帯びやすい
ナイロン 摩耗に強い 静電気を帯びやすい
毛玉が出来やすい
アクリル 保温性、弾力性がある 毛羽立ちやすい
吸水性が低い
レーヨン 柔らかい手触り
ヒダがきれいにでる
シワになりやすい
天然繊維 ウール 保温性が高い
手触り、風合いが良い
虫が付きやすい

 

カーテンに施される加工

デザイン性や装飾性を高める目的や性能アップのために、

カーテンにはいろいろな加工が施されています。

デザイン性や装飾性を高めるものとしては、表面に波形や木目模様を付けるモアレ加工、

透かし模様を付けるオパール加工、凹凸模様を付けるエンボス加工があります。

 

性能をアップさせる加工としては、樹脂加工、コーティング加工、防縮加工、防汚加工、

消臭加工、防炎加工、制菌加工などがあります。

 

カーテンの寸法の取り方

カーテンの寸法は、カーテンの仕上がりの横幅と丈で表しますが、

その寸法は取り付ける窓の横幅と高さを基準にして決めます。

 

ステップ1 カーテンレールの長さを決める

カーテンレールから取り付ける場合は、カーテンレールの長さを最初に決めますが、

すでにカーテンレールが取り付けられている場合は、ステップ2から始めてください。

 

カーテンレールの長さは、

取り付け窓の横幅の左右にそれぞれ10~20cmくらいを加えた長さとします。

 

例えば、取り付け窓の横幅が2mの場合は、

2m+10cm+10cm~2m+20cm+20cm=2.2m~2.4m。

カーテンレールの長さは、2.2m~2.4mになります。

 

ステップ2 カーテンの横幅を決める

カーテンの横幅は、上記で決めたカーテンレールの長さに、

カーテンレールの長さの3~5%を加えた長さとします。

 

カーテンレールの長さを2.3mとした場合は、

2.3m×3%=約7cm、2.3m×5%=11.5cm、となりますので

カーテンの横幅の長さは、237cm~241.5cmとなります。

カーテンレールの長さに少し余裕をもたせた長さということになります。

 

ステップ3 カーテンの丈を決める

カーテンの丈の決め方は、掃き出し窓の場合と腰窓(出窓)の場合で異なってきます。

掃き出し窓の場合は、床から1~2cmほど短くなるように長さを決めます。

腰窓の場合は、窓の下端から15~20cmほど長くなるように長さを計ります。

 

丈の長さを決めるときの長さの計り方ですが、

カーテンレールに付いているランナーの穴の下から計ります。

 

天井付けのAフックを使用する場合は、

上記の計り方でほぼピッタリの丈の長さになりますが、

正面付けのBフックを使用してカーテンレールを隠す場合は、

その分だけ長めにしてください。

 

ステップ4 シアーカーテンの丈を決める

ドレープカーテンとシアーカーテンの2重掛けをする場合は、

シアーカーテンの丈の長さはドレープカーテンよりさらに1cmほど短くします。

 

 

品質表示と防炎規制

インテリアに使用される繊維製品であるカーテンには、次の2つの法規制が

適用されています。

必要に応じて確認するようにしてください。

 

家庭用品品質表示法

カーテン、カーペット、布団などの繊維製品については、

家庭用品品質表示法という法律によってその組成(要素、成分、素材)の内容の表示が

義務付けられています。

 

また繊維製品品質表示規定によって、

寸法や取り扱い方法について表示されるようになっていますので分からない場合は

確認できます。

 

防炎規制

一般の私たちの住宅では関係ありませんが、

高層建築物、地下街、劇場、病院、ホテルなどの公共の建物に使用される

カーテン等の繊維製品は、消防法で防炎規制が定められています。

 

防炎規制では、防炎性能にたいして基準を設けており、

その基準を満たしている製品を防炎物品とし、

上記で掲げた公共性の高い建物では、防炎物品の使用が義務付けられています。

 

基準を満たしている防炎物品の製品にたいしては、防炎ラベルが付けられています。

見る機会があれば確認してみてください。

 

まとめ

カーテンは、お部屋の中で大きな部分を占めていますので、

カーテンによってお部屋の雰囲気は大きく変わってきます。

5つのポイントをご紹介しましたが、カーテンを選ぶ際の参考にしてください。

 

でも、もちろんこれが全てではありませんし、

色の感じ方などははそれぞれの方でも違ってきますのであなたの感性を

大切にしてください。

 

下記に素敵なカーテンが購入できるネットショップをご紹介していますので、

ぜひこちらもチェックしてみてください。

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