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ファインダーは写す前に確認する為の重要な役割を持っています。

 2016/06/05 デジタルカメラ
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ファインダーは正式な呼び名は、ビューファインダーと言います。

ファインダーは、撮影するときに覗く小さな窓ですが、窓を覗きこんで写す範囲の確認や構図の確認、そして写す際のフォーカス位置、露出、その他のデータの確認などを行います。

ファインダーはほとんどのデジタル一眼レフカメラには装備されていますが、コンパクトデジタルカメラの場合は、装備されていないことが多く、背面の液晶パネルで確認するようになっています。

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デジタル一眼レフカメラのファインダー

下の図はデジタル一眼レフカメラの内部での光の道順を書いたものですが、撮影レンズを通ってきた被写体の光はミラーによって反射され上部のファインダースクリーンに被写体の像が写しだされます。

 

20156142

 

ファインダースクリーンに写しだされた像はペンタプリズムと接眼レンズを通してファインダーで見ることが出来ます。

ファインダーを通して被写体を確認しているときは、ミラーによってシャッターや撮像素子には光は当たりませんが、シャッターを切るのと同時にミラーが跳ね上がり撮像素子に光が当たります。

ミラーが跳ね上がっているときはファインダーには光は届きませんので被写体も確認することは出来ません。

 

しかし、長時間露出以外の昼間の通常の撮影の場合は、ミラーが跳ね上がっている時間は一瞬ですので問題になることはありません。

上記のように、一眼レフカメラのファインダーでは、実際に撮影レンズを通ってきた被写体を確認して写しますので、ファインダーで確認した被写体と同じ像を写すことが出来るのが最大の利点です。

 

ファインダースクリーン

ファインダースクリーンには、撮影レンズを通ってミラーで反射した被写体の像が写しだされますが、その他にも多くの情報がファインダースクリーンには写りだされます。

たとえば、構図決定の参考にする縦横のグリッド線、フォーカスフレーム、ピントが合ったときの赤い表示などがあります。

 

ただし、最初はファインダースクリーンに表示されたグリッド線や記号がぼやけて見える場合があります。

これは、撮影者の視度とカメラが設定した視度が合っていないために起こる現象で、撮影を開始する前に合わせておく必要があります。

ほとんどの一眼レフカメラにはファインダーの近くに視度補正ダイヤルがあります。

 

20156201

上記の写真の赤い矢印が視度補正ダイヤルになります。

近視の人は-側に、遠視の人は+側にダイヤルを回してはっきりと見える位置に設定します。

 

ファインダー内表示

ファインダーを覗いたときに見えるファインダー内の表示は、ファインダースクリーンに表示される情報以外にも多くの情報が表示されます。

何も操作しない状態のときは何も表示されませんが、構図を決めてシャッターボタンを半押ししますと、ファインダースクリーンの下部にその時点の多くの情報が表示されます。

ファインダースクリーンの情報も含めて下部に表示される情報をファインダー内表示といいます。

 

下部に表示される情報のファインダー内表示の主な内容は以下のようになります。

・シャッター速度
・絞り数値
・露出レベル表示
・ISO感度
・合焦マーク

 

また、ストロボなどのアクセサリー等を装着した場合は、それらの情報も表示されます。

ただし、ファインダー内に表示される内容はそのときの撮影モードによって変わってきます。

また、ファインダーが装備されていないコンパクトデジタルカメラの場合は、背面にある液晶モニターで確認出来るようになっています。

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ファインダー視野率

カメラの使用説明書に書かれている主な仕様の中に、ファインダー視野率という項目があり、95%、98%、100% といった%の数字が書かれています。

この視野率というのは、ファインダーで覗いて見える範囲と実際に写真として写り込む範囲の割合を示しています。

 

100% の場合は、ファインダーで覗いて見える範囲と実際に写真として写り込む範囲が同じになります。

EOS 5D Mark Ⅲ の場合は、「上下/左右とも100%」と書かれており、上下、左右ともファインダーで覗いて見える範囲と実際に写真として写り込む範囲が同じであることを示しています。

 

私の持っている少し古いカメラの EOS 50D には、「上下/左右とも95%」と書かれています。

これは上下、左右とも両端が2.5%、ファインダーでは見えていないことを示しています。

言い換えれば、ファインダーで見た範囲より実際には上下、左右とも両端が2.5%広い範囲が写り込むことになります。

 

一般的なスナップ写真やざっくりとした風景写真を撮影する場合は意識する必要はありませんが、素敵な風景写真を撮る場合に電柱等が邪魔になることがよくありますが、100%の場合は、ファインダーで見えなければ写真にも写りませんが、95%のカメラの場合は、ファインダーでは見えなくても、端から2.5%の範囲内であれば写り込みますので注意が必要になります。

 

私も EOS 50D を使う場合は、外したつもりでも確認すると端にちょっと余計なものが写り込んでしまって、撮り直しすることがよくありました。

視野率は、余計なことを考えず撮影に集中出来ますので、100%が良いです。

 

ファインダー倍率

同じく、主な仕様にファインダー倍率というのが書かれてあります。

これは、被写体を直接肉眼で見た場合と基準となるレンズを装着してファインダーを通して見た場合の被写体の像の大きさの割合を示したものです。

基準となるレンズは、肉眼で見た場合に一番近いとされている焦点距離50mmのレンズが使用されるようです。

 

両方が同じ大きさになる場合が1となります。

ファインダー倍率は、1、又は1より大きくなることはなく、つまりファインダーで見た像は肉眼で見た場合より必ず小さく見えます。

一眼レフカメラの場合は、0.7~0.95倍、コンパクトカメラの場合で、0.3~0.5倍が一般的のようです。

私の持っているカメラですと、EOS 50D は 0.95倍、EOS 5D Mark Ⅲ は0.71倍、ソニーαで 0.83倍 となっています。

 

一番新しいカメラの EOS 5D Mark Ⅲ が0.71倍 となっているのは少し意外なのですが、撮影時に意識したことはありませんし、問題もありません。

カメラ選びで迷われておられる場合は、ファインダー倍率よりもファインダー視野率を優先された方が良いと思います。

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アイカップ

アイカップはアイキャップとも言われていますが、ファインダー接眼部に装着されています。

アイカップは、ファインダーから覗く際に周囲から目に光が入らないようにするためのものですが、ピッタリと顔に付けますのでアイカップの周囲は軟らかいゴム製で出来ています。

 

ファインダー接眼部に、逆入射防止キャップやマグニファイヤー、アングルファインダーなどのアクセサリーを取り付ける場合は、アイカップは両サイドをつまんで上に持ち上げると簡単に外すことが出来ます。

 

20156211

EOS 5D Mark Ⅲ のアイカップ

 

アイカップを外すと下記の写真のようになります。

 

20156212  20156213

ファインダー接眼部                   アイカップ

 

 

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