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デザイナーズチェア リプロダクト製品のおすすめ一覧。

 2016/08/13 ブランド
この記事は約 18 分で読めます。 369 Views

リプロダクト製品(ジェネリック製品)によって、デザイナーによってデザイン

された素晴らしいチェアが低価格で購入することが出来るようになりました。

その中で人気のあるデザイナーズチェアのリプロダクト製品をご紹介します。

 

リプロダクト製品(ジェネリック製品)とは、意匠権の期限が切れた製品を

正規のメーカー以外のメーカーで、デザイナーによって設計された製品に基づいて

忠実に復刻されて製作された製品のことをいいます。

 

世界には、今でも愛されている素晴らしいデザイナーズチェアーが多くありますが、

その一部をご紹介したいと思います。

 

バウハウス

バウハウスは、1919年にドイツに設立された美術、工芸、建築等の芸術に関する

総合的な学校です。

このバウハウスの運営に携わった芸術家達は13名程になり、

ミース・ファン・デア・ローエ、マーセル・ブロイアーもそのメンバーの一人です。

 

バルセロナチェア

発表:1929年
デザイナー:ミース・ファン・デル・ローエ
素材:スチール、革

 

バルセロナチェアは、1929年から1930年にかけてスペインで開催された

バルセロナ万国博覧会のドイツ館に展示されたもので、名前の由来となっています。

 

ミース・ファン・デル・ローエは、上記のチェア、オットマン、そしてテーブルも

デザインして展示しており、さらにドイツ館の建物もデザインしており、

建物そのものも展示品でした。

 

バルセロナチェアは、正方形を基準に緻密にデザインされており、

このチェアの最大の特徴は、Xの字の美しい曲線を持つ脚のフォルムとなっています。

 

ワシリーチエア

発表:1926年
デザイナー:マルセル・ブロイヤー
素材:スチールパイプ、革

 

ワシリーチェアは、バウハウスの運営に携わった芸術家の一人であった画家の

ワシリー・カンディスキーのためにデザインされたチェアで、

彼の名前からワシリーチェアと名付けられました。

 

発表当時の時代は、デザインがあまりにも奇抜すぎて高い評価が得られませんでしたが、

ワシリーチェアは自転車の製造方法からアイデァを得たと言われており、

世界で初めてスチールパイプと革の張地で作られたチェアとして

現在高く評価されています。

 

チェスカチェア

発表:1928年
デザイナー:マルセル・ブロイヤー
素材:スチールパイプ、ブナ

 

チェスカは、デザイナーであるマルセル・ブロイヤーの愛する娘の名前から

付けられたチェアで、マルセル・ブロイヤーの代表作となっています。

 

このチェアの特徴は、世界で初めて採用されたスチールパイプによる

カンチレバー構造(片持ち構造)で、前脚の2本でしっかりとした強度と

座ったときの適度な弾力を生み出しています。

 

スカンジナビアン・モダン

スカンジナビアン・モダンは北欧モダンとも呼ばれていますが、

ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマーク等の北欧諸国で生まれた

家具様式で日本でも大変高い人気があります。

 

スカンジナビアン・モダンの第一の特徴は、機能的で且つ非常にシンプルな

デザインが多いことではないでしょうか。

 

また特に木製品については、自然の素材を活かしたものが多く、

またインテリア、雑貨類は、赤、青、オレンジ、黄色といった明るい色彩を使って

アクセントを作り出しています。

 

ピーコックチェア

発表:1947年
デザイナー:ハンス・J・ウェグナー
素材:ホワイトアッシュ、ペーパーコード

 

ピーコックは、背もたれの形が孔雀が羽根を広げた姿に似ていることから

付けられました。

 

また背もたれのスピンドルの形が矢に似ているので、アローチェアとも

呼ばれています。

座面にはペーパーコードで編み込まれています。

 

Yチェア

発表:1950年
デザイナー:ハンス・J・ウェグナー
素材:ホワイトアッシュ、ペーパーコード

 

ハンス・J・ウェグナーのデザインチェアーを代表する一脚のウィッシュボーンチェア、

通称Yチェアと呼ばれています。

1950年の発表以来、全世界で現在もなお売れ続けているベストセラーチェアの一つです。

 

肘掛けと背もたれを兼ねている美しい曲線のアールは曲木加工によって成形されており、

後脚の立体的な美しい曲線のフォルム、多くが機械加工されていおり、

コスト面に貢献しています。

 

アントチェア

発表:1952年
デザイナー:アルネ・ヤコブセン
素材:成型合板、スチールパイプ

 

アルネ・ヤコブセンの名作のアントチェア、アントとは蟻のことですが、

日本ではアリンコチェアと呼ばれて親しまれています。

 

世界で初めて3次元成形合板を採用したことでも知られていますが、

アントの胴体のくびれが座ったときの絶妙なしなりを生み出しています。

4本脚と3本脚のものがありますが、オリジナルは3本脚となります。

 

セブンチェア

発表:1955年
デザイナー:アルネ・ヤコブセン
素材:成型合板、スチールパイプ

 

アント・チェアの後継モデルとして3年後に発表されたセブンチェアは、

耐久性を向上させるとともに美しさ、安定性に優れ、3次元成形合板の

チェアーを完成させたと言えます。

 

セブンチェアは、デンマークの偉大な建築家アルネ・ヤコブセンの代表作の

一つであるとともに、ミッドセンチュリーの名作チェアーの一つでもあります。

 

エッグチェア

発表:1958年
デザイナー:アルネ・ヤコブセン
素材:硬質発泡ウレタン、アルミ

 

エッグチェアは、アルネ・ヤコブセン自身がデザイン、建築に携わった

SASロイヤルホテルのラウンジ用にデザインされたチェアです。

ハイバックと身体全体を包み込むようなフォルムによって、

エッグチェアは座る人のためのプライベート空間を演出してくれます。

 

スワンチェア

発表:1958年
デザイナー:アルネ・ヤコブセン
素材:硬質発泡ウレタン、アルミ

 

スワンチェアは、エッグチェアとともにアルネ・ヤコブセン自身がデザイン、

建築に携わったSASロイヤルホテルのラウンジ用にデザインされたチェアです。

白鳥が翼を広げた姿をイメージしてデザインされたものです。

 

イージーチェア No.45

発表:1945年
デザイナー:フィン・ユール
素材:ローズウッド、ファブリック

 

イージーチェア No.45は、世界で最も美しいアームを持つチェアと評価されています。

背からアームレストに伸びる3次元曲線の美しいフォルムが、

イージーチェア No.45の最大の特徴となっています。

 

PK22

発表:1955年
デザイナー:ポール・ケアホルム
素材:スチールバー、革

 

ミース・ファン・デル・ローエの名作バルセロナチェアに影響を受けたと言われる

PK22、ポール・ケアホルムの代表作となっています。

バルセロナチェアの脚は溶接して固定されていましたが、PK22は、

本体と脚がボルトで留められておりノックダウン式となっています。

 

パントンチェア

発表:1957年
デザイナー:ヴェルナー・パントン
素材:FRP

 

パントンチェアは、世界初のFRPによる一体成型のチェアとして

その斬新なデザインが高く評価されています。

 

全体に流れるようなの美しい曲線のフォルムと未来を想像させるデザインは、

当時の人々を魅了し話題となりました。

スタッキングも可能で、現在は環境に配慮しポリプロピレン製となっています。

 

アメリカン・モダン

1950年代から1960年代にかけてアメリカで生まれたデザイン様式で、

成形合板、アルミ、FRP、スチールワイヤーなどの新しい素材が多く取り入れられ、

ユニークでシンプルなデザインとなっています。

 

また当時のアメリカの工業技術を背景とした大量生産型のチェアが多く作られ、

コスト面においてローコストとなり広く普及しました。

 

LCM

発表:1946年
デザイナー:チャールズ・イームズ
素材:成形合板、スチールパイプ

 

座面と背もたれは立体成形合板を、骨組みはスチールパイプを使用し3点で溶接、

成形合板とスチールパイプはゴムを挟んでボルトで固定した大変シンプルな

造りとなっています。

 

間に挟まれたゴムが衝撃を和らげる働きをしています。

チャールズ・イームズは、LCMの他にも成形合板とスチールパイプを用いたチェアを

デザインしており、量産化による安価なチェアの提供に大きく貢献しています。

 

シェルチェア

発表:1948年
デザイナー:チャールズ・イームズ
素材:FRP、スチールパイプ

 

貝殻をイメージさせる座面と背もたれが一体となり、

美しい3次元の曲面を持つローコストチェアの代表作となっています。

チャールズ・イームズのオリジナルはFRP製でしたが、

その後環境問題を配慮しポリプロピレン製で復刻されました。

 

日本においてもシェルチェアは人気が高く、本体のカラーバリエーションと

脚部の素材、形の豊富さが今でも私たちを飽きさせません。

 

チューリップチェア

発表:1956年
デザイナー:エーロ・サーリネン
素材:FRP、アルミ

 

中央で細くなった1本脚、白い花びらと赤い花弁の美しいフォルムはまさに

チューリップをイメージさせてくれます。

チューリップチェアは、回転機能も併せ持っておりシチュエーションを選びません。

 

ダイヤモンドチェア

発表:1952年
デザイナー:ハリー・ベルトイア
素材:スチールワイヤー、パイプ

 

スチールワイヤーのみで、座面と背もたれ一体成型のチェアの発想は、

まさにアメリカン・モダンを代表する新素材を使ったデザインではないでしょうか。

正面から見ると美しいダイヤモンドのフォルムを持っています。

 

ココナッツチェア

発表:1956年
デザイナー:ジョージ・ネルソン
素材:スチール、革

 

ココナッツチェアは、まさにその名前が付けられたココナッツの割れた殻を

イメージしたもので、大きく優しく座る人を包み込む包容力を

持っているようなチェアです。

しかも窮屈にならず動きやすさもしっかり考えられたラウンジチェアです。

 

イタリアン・モダン

イタリアン・モダンは、無駄を極力省きシンプルで機能面を重視した

フォルムとなっており、新素材が多く取り入れられています。

 

色使いも鮮やかで生き生きとしたカラーが多く採用されていますが、

一方ではモノトーンを使ったシンプルでスタイリッシュで洗練された

デザインとなっています。

 

サッコ

発表:1968年
デザイナー:ガッティ、パオリーニ、テオドーロ
素材:ポリエチレン粒、布

 

サッコは、それまでのチェアの概念を変えた、全く斬新な発想による

デザインから生まれたチェアです。

 

座る人の体形や姿勢に合わせて自由にチェアの形が変化、

今では珍しくはありませんが発表された時代は大きな驚きがあったと思われます。

デザインしたのは、ガッティ、パオリーニ、テオドーロの3人の若手デザイナーです。

 

キャブ

発表:1977年
デザイナー:マリオ・ベリーニ
素材:スチールパイプ、革

 

骨組みはスチールパイプで作られており、全体が革で覆われた斬新な

デザインとなっています。

上質の革が使われており、永く使えば使うほど体にフィットして趣き深い

チェアとなってくれます。

 

ジャパニーズ・モダン

1950年代以降の日本の高度経済成長を背景として発展したデザイン様式で、

日本の伝統的な和の要素と欧米のモダン様式がバランスよく組み合わされた

デザインとなっています。

 

バウハウスの影響を受けたデザインもあり、日本独特の畳の世界にマッチする

デザインも発表されています。

 

低座いす

発表:1960年
デザイナー:長 大作
素材:成形合板、布

 

低座いすは、歌舞伎の名門・松本家の邸宅用にデザインされたものです。

いろいろな座り方が出来、また座ったり立ったりが楽にできるように

デザインされているとのことです。

また床との接地面には、畳での使用も考慮に入れたデザインがなされています。

 

バタフライスツール

発表:1954年
デザイナー:柳 宗理
素材:成形合板、真鍮

 

蝶々が大空を羽ばたく様子をイメージしたデザインからその名が付けられています。

左右が同じ形をした2枚の柔らかく美しい3次元の曲面を持つ成形合板を

1本の真鍮の棒と2本のボルトによって固定されています。

 

C-3160 アームレスチェア

発表:1960年
デザイナー:剣持 勇
素材:籐

 

世界を代表するデザイナー剣持 勇のデザイン、ニューヨーク近代美術館に

永久収蔵された日本の家具の第1号となっています。

C-3160 アームレスチェアは、ホテルのラウンジ用に1960年に

デザインされたラタンです。

 

スポークチェア

発表:1962年
デザイナー:豊口克平
素材:成型合板、布

 

座面の高さが低く、広くデザインされているのが特徴で、日本の畳文化を追及して

考え出されたチェアです。

座る人の脚の姿勢が自由に出来、あぐらをかく事も出来るため「あぐらいす」

とも呼ばれています。

 

ニーチェアX

発表:1970年
デザイナー:新居 猛
素材:スチールパイプ、布、天然木

 

人間工学に基づいてデザインされた、リラックスするための最高峰のチェアです。

置く場所を選ばず何処にでもマッチし、あなたを優しく暖かく

包み込んでくれるでしょう。

 

トリイスツール

発表:1956年
デザイナー:渡辺 力
素材:籐

 

1957年のミラノ・トリエンナーレ展で金賞を受賞した、世界でも高い評価を得ている

トリイスツール。

シンプルなデザインの中に日本の籐加工の高い技術力によって生み出された

座面の美しい曲面が素晴らしい。

 

ニューデザイン

1970年代以降になると、かつてのチェアのデザインのどれにも属さない

全く新しいスタイルのチェアが多くデザインされるようになります。

新素材や新しい機能、斬新で自由な発想によるデザインが多く発表されています。

 

バランス・バリアブル

発表:1979年
デザイナー:ペーター・オプスヴィク
素材:成形合板、布

 

バランス・バリアブルは、人の動きに合わせてチェアも動く世界初の

バランスチェアとして、ペーター・オプスヴィクによって発表されました。

人間工学に基づいて、人間の健康、姿勢のことが考えられており、

世界で高く評価され人気の高いチェアです。

 

アーロンチェア

発表:1994年
デザイナー:ドン・チャドウィック、ビル・スタンフ
素材:アルミ、ポリエステルメッシュ

 

人間工学を徹底的に研究されて生み出されたオフィスでのワークのための

最高のチェアです。

 

背もたれと座面には適度な弾力と通気性を併せ持つ新たなメッシュ素材が採用、

座る人のあらゆる体格、動きに対応可能、今までにない革新的な構造と

機能を持っています。

 

トム・ヴァック

発表:1997年
デザイナー:ロン・アラッド
素材:スチールパイプ、合成樹脂

 

背もたれから座面までが流れるような曲線で一体となっており、

シンプルで強烈な存在感のあるチェア。

巨匠ロン・アラッドの代表作の一つのチェア、スタッキングも可能となっています。

 

まとめ

本物のデザイナーズチェアは時代の古さを全く感じさせない

素晴らしいものばかりですね。

これからもずっと多くの人々に愛し続けられることでしょう。

 

オリジナルのチェアは、やはりちょっと高額になりなかなか手が出せない方も

多いと思いますが、リプロダクト製品(ジェネリック製品とも言います)を

購入する方法もあります。

 

ハンス・J・ウェグナーとアルネ・ヤコブセンのチェアについて、

正規品も含めてリプロダクト製品をご紹介していますので、こちらもご覧になってください。

 

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