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デジタル一眼レフカメラの各部の名称と主な機能。

デジタル一眼レフカメラは、デジタルカメラの中でも多くの機能を搭載しており、

ボタン類や表示される内容も多岐にわたっています。

最初の内は操作になれるのに時間がかかりますが、出来るものから少しづつ

覚えていけばよいでしょう。

 

デジタル一眼レフカメラの主な各部の名称や機能については、メーカーや機種ごとに

異なっていますが、基本的なところは同じですので、Canon EOS 5D MarkⅢを例に解説します。

 

各部の名称と役割

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名  称 役         割
 電源スイッチ  ON、OFF で切り替えます。
 モードダイヤル  ロック解除ボタンを押しながら回します。
 アクセサリーシュー  外付け用のストロボ等を取り付けます。
 視度調節つまみ  ファインダーが鮮明に見えるように調節をします。
 表示パネル  各種の設定や数値が表示されます。
 メイン電子ダイヤル  各種モード、シャッター速度、絞り数値等を設定します。
 サブ電子ダイヤル  各種モード、露出補正等を設定します。
 ライブビュー撮影
動画撮影スイッチ
 ライブビュー撮影、動画撮影の切り替えを行います。
 ファインダー  ファインダー撮影時に使用します。
 液晶モニター  ライブビュー撮影、各種設定、再生に使用します。
 シャッターボタン  半押し、全押しでシャッターが切れます。
 マルチファンクション
ボタン
 測距エリア選択モードを切り替えます。
 マイク  動画撮影時の録音をおこないます。
 レンズロック解除
ボタン
 レンズを外すときに押しながら外します。
 レンズマウント  レンズを装着します。
 接点  本体とレンズの情報のやりとりの為の接点です。
 ミラー  ミラーによって光をペンタプリズムに送ります。
 グリップ  撮影時にカメラを固定するためのグリップ、及び電池室と
なっています。

 

シャッターレリーズボタン

カメラはシャッターレリーズボタンを押すことによってシャッターが切れ、

撮影されるようになっています。

基本的には、右手の人差し指で押すことが可能なようになっています。

 

全てのデジタルカメラにおいて、シャッターレリーズボタンは2段階でシャッターが

完了するような構造になっています。

 

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まず最初の1段目を押すことを「半押し」といいますが、半押しすることによって

カメラの機能が動作を開始し、オートフォーカス機構、自動露出機構による絞りの数値と

シャッタースピードの速度の設定がおこなわれます。

 

そしてファイダー内と表示パネルに決定された数値が表示されます。

そしてさらに深く2段目を押すことを「全押し」といいましが、全押しすることによって

シャッターが切れ、撮影が完了する仕組みとなっています。

 

シャッターレリーズボタンを押すときにカメラが動くことを「手ブレ」といいますが、

手ブレを起こすと出来上がった写真が鮮明な写真にならず、ぼやけた感じに

なってしまいます。

これを防ぐには、半押ししてピントを合わせたら、ゆっくりシャッターレリーズボタンを

全押しするのがコツです。

 

ダイヤル

デジタルカメラの各部にはいくつかのダイヤルが付いています。

CANON EOS 5D MarkⅢには、モードダイヤル、メイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤル

の3つのダイヤルがあります。

 

モードダイヤル

CANON EOS 5D MarkⅢのモードダイヤルでは、撮影モードを選択するボタンとなります。

モードダイヤルは中央のモードダイヤル解除ボタンを押しながらまわします。

ちょっと面倒に思われますが、この機能が付いたことによって意図せずにモードが

変更されてしまうことがなくなりました。

 

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各記号の役割は以下のようになっています。

C1~C3 : カスタム撮影モード
B : バルブ
M : マニュアル露出
Av : 絞り優先AE
Tv : シャッター優先AE
P : プログラムAE
A+ : シーンインテリジェントオート

 

メイン電子ダイヤル

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ファインダー内表示や表示パネルを見ながらメイン電子ダイヤルを回すと、

シャッター速度や絞りの数値を設定することができます。

他のボタンを押したあとにメイン電子ダイヤルを回しますと、押したボタンに応じて、

測光モード、AFモード、ISO感度、AFフレームの選択、設定を行うことができます。

 

サブ電子ダイヤル

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ファインダー内表示や表示パネルを見ながらサブ電子ダイヤルを回すと、露出補正や

マニュアル露出時の絞り数値の設定などを行うことができます。

 

他のボタンを押したあとにメイン電子ダイヤルを回しますと、押したボタンに応じて、

ホワイトバランス、ドライブモード、ストロボ調光補正、AFフレームの選択、

設定などを行うことができます。

 

表示パネル

全てのデジタルカメラに表示パネルは付いているわけでは有りませんが、

シャッター速度、絞り数値、ホワイトバランス、各種モード情報、露出レベル表示、

撮影枚数、電池残量などのカメラの情報が表示されます。

 

CANON EOS 5D MarkⅢの表示パネルは下記のようになっています。

 

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端子

デジタルカメラには、パソコンやテレビ、ストロボ、プリンターなどと接続するための

端子が付いています。

種類はいろいろあり、メーカーや機種によって付いている端子の種類が違ってきます。

CANON EOS 5D Mark Ⅲ の場合は6つの端子が以下の写真のようになっています。

 

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距離基準マーク

全てのデジタルカメラに記されてはいませんが、距離基準マークというのがあります。

これはカメラの上面、もしくは横面に記されていますが、撮像素子の正確な位置を示しています。

 

201412162.

通常の風景撮影などでは意識する必要はありませんが、マクロ撮影などで撮影対象物に

接近して撮影する場合は、対象物との距離を考える場合などに必要になってきます。

 

デジタル一眼レフカメラはこちらから

 

 

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